富士山スカイライン沿いの斜面が、所々白くなっています。
そこで咲いていたのは、ヤマハハコでした。
人里で咲くおなじみのハハコグサは黄色なのにたいして、ヤマハハコは白色。
でもこの白いものは、総苞片。よく見ると、真ん中に黄色の花があります。
考えてみれば、ハハコグサの葉裏や茎は白い毛え覆われていますから、似ているところも多いですね。
ハナアブなどの昆虫にとっては、白い食事場です。
たくさんの昆虫がやってきていました。
富士山五合目から六合目にかけての登山道脇には、こんな実がなっています。
これを鯛と見立ててついた名前が「タイツリオウギ」。
さやが赤くなってきていて、より鯛っぽくなっていますね。
花は、黄色の花が咲きます。
7月から8月にかけて見られますよ。