★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

チョウゲンボウの追っかけをしてきました

2011-11-30 | 自然観察(鳥)

最近チョウゲンボウばかり掲載している当ブログです。
もうしばらくお付き合いください。
今年はたくさん会うことができています。いつもメスに出会いますが、もしかしたら一連のチョウゲンボウは同じ個体かもしれませんね。

この日は、前回会えた場所へ行ってみました。
そうしたら、なんとほぼ同じ場所で電線にとまっていました。
車をとめて近づくと、ふわっと飛んで近くのイチジク畑へ。
そーっと田んぼの中を追いかけてみました。



だいぶ近づけましたが、やはり気配は感じるようで距離をとろうとします。
それでも飛び去ってしまわず、また近くのネットの支柱の上へ。



「なーんか黒い筒をもったニンゲンが近づいてくるぞ…。」



「さっきからずーっと追いかけてくるなぁ…。どうしようかな。」



「またさっきの電柱に戻ろーっと。」



「あれー?まだついてくるぞ。しつこいなぁ…。何をしているのかなぁ…。」

…そんな声が聞こえてきそうですね。



電柱のうえで佇む姿は、やはり猛禽類だけあってかっこいいですね。
今年は継続的に観察できそうで楽しみです。

鳥たちが見つめる空 by 空倶楽部

2011-11-29 | 空倶楽部
9のつく日は空倶楽部の活動日です。
今回は、鳥たちが見つめる空です。
冬になってきて、青空の下で野鳥を観察しやすい季節になってきました。



まずは、富士山をバックに電柱へとまるチョウゲンボウ。
朝の田園の中で、佇んでいました。



ダイサギも電柱の上に。
じっととまって、何を考えているのでしょうね。



カワウもとまっていました。
こちらは、一休みなのかな?
時折翼を広げて乾かしていました。

これから、こんな鳥たちの姿がたくさん見られそうです。

静岡県富士市中里 浮島ヶ原から
PENTAX K200D+smc PENTAX 300mm f4 で撮影。
撮影日:
1枚目 2011/11/27 9:07
2枚目 2011/11/26 8:02
3枚目 2011/11/23 10:51

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

浮島ヶ原自然公園にもチョウゲンボウがやってきています

2011-11-28 | 自然観察(鳥)

浮島ヶ原自然公園の中を、時々チョウゲンボウが通過していきます。
公園の隣にある工場の屋根にとまっていました。
ここは、アオサギやダイサギ、カワウなどもよくとまっています。
辺りが見渡せる場所のようですね。



真下まで近づくことができました。
望遠レンズを通して、じっくりと観察できました。
脚の羽毛がふわっとしている様子がよく分かります。

このあと、工場の反対側に向かって飛び去っていきました。

チョウゲンボウの餌取りを観察できました

2011-11-27 | 自然観察(鳥)

今日はチョウゲンボウに4回も会えました。
意識して見ていると、会えるものですね。
飛ぶ姿も撮ることができました。この写真は露出オーバーになってしまいましたが…。



午後に会えたチョウゲンボウは、いつものように電柱の上。そこから下の田んぼをうかがっていました。
しばらく見ていると、田んぼ目がけて急降下。



すうっと滑空して稲のひこばえの中へ。



すぐに飛び立って出てきました。
なにやら足でつかんでいます。バッタかカエルでも捕ったのかな?
ここまでの距離、約30m。すごい視力ですね。



羽ばたきながらまた電柱へ戻ってきます。
背景には新幹線の線路。ここは富士山をバックに走る新幹線が撮れる有名な撮影スポットでもあります。



ふわっとブレーキをかけて、また電柱へ。
そこでついばんでいました。

自分が見ていた15分ほどの間に3回ほど採餌行動が見られました。
じっくり見ていれば、いろいろと観察できそうですね。

新しいレンズを投入しました

2011-11-27 | 撮影機材

この冬から新しいレンズを投入しています。
といっても、中古のマニュアルレンズですが。
smc PENTAXの300mm F4です。ヤフオクで6500円でゲット。
現行のsmc PENTAX-DA★ 300㎜ F4ED [IF] SDMは、安くても13万円ですから、とーっても手が出ません。

デビューは1975年(昭和50年)。つまり、自分より年上かタメぐらいのレンズです。
大きくて重いですが、K200Dにつけるとバランスはいい感じ。
ピントリングも重いですが、元々この時代のMFカメラ好きなので問題なし。
デジタル一眼だと、約450ミリ相当の焦点距離になります。

以前アップしたチョウゲンボウとノスリは、このレンズで撮りました。
設計が古いということもあり、開放は色収差がひどくて使い物になりません(笑)
でも絞り込んでいくとなかなかです。
今のようなカチッとした描写ではないですが、温かみがあって生き物写真にはちょうどいいかも。

この冬は、これで鳥を狙っていきます。

電線にとまるチョウゲンボウ

2011-11-26 | 自然観察(鳥)

ハトにしてはすらっとしているな、と感じた鳥が電線にとまっていました。
そーっと近づいてみると、チョウゲンボウでした。



あたりを見回しています。
エサがいないか探しているのでしょうか。



真下まで行くことができました。
田んぼの中を通る電線を見ていると、時々会えます。
さて、今年は何回会えるかな。

今月の雑草倶楽部 - 秋の野菊

2011-11-25 | 雑草倶楽部

毎月25日は雑草倶楽部の活動日です。
そろそろ野の花が少なくなってきました。
そんな草原や土手で鮮やかに咲いていたのがヨメナ。
枯れ葉色が濃くなった風景の中で、薄紫色の花は映えますね。



アキノノゲシもまだ咲いています。
こちらは、薄いクリーム色のお花。
この色は、秋の昼下がりの陽に照らされた野原に、よく似合っていると思います。

雑草倶楽部のみなさんのブログへは、サイドバナーからどうぞ。
いろいろな花が見られますよ。

ノスリが舞う季節です

2011-11-24 | 自然観察(鳥)

寒くなってきて、いよいよ猛禽に会える季節になってきました。
午前中の富士市から沼津市にかけての浮島ヶ原に行くと、ノスリに出会えます。
こうして舞っているか、田んぼの中に並ぶ電柱にとまっていることが多いですね。

勤労感謝の日の青空の下でも、ノスリが舞っていました。



ゆったりと回転しながら飛んでいます。



この場所はトビもよく飛んでいますが、白い翼に褐色の紋でノスリだと分かります。
よくハシブトガラスにいじめられている姿を見かけますが、まだそんなこともないようで羽がきれいですね。

これが冬の終わりになると、羽がぼろぼろになっていることがあります。
「なんか見慣れない猛禽がいる!…って、なんだ、羽がぼろくなったノスリか。」なんてことがありますね。

間近でチョウゲンボウに出会えました

2011-11-23 | 自然観察(鳥)

去年の1月に初めて出会って以来、何度も遭遇するんだけど、そんな時に限ってカメラを持っていない鳥、それがチョウゲンボウでした。
今日、ノスリが舞っているのを見つけて撮影していた時、ふと近くの電柱を見上げたらてっぺんにとまっているハト大の鳥がいるのを発見。望遠レンズを振ってみるとチョウゲンボウでした。



じっと観察していると、なんだか目を細めているような…。
よくよく見ると、あれ、目が白い。どうやらまぶたを閉じている様子。



正面を向いたら、片目ウィンクをしています(笑)。
10時過ぎでしたが、眠かったのでしょうかねぇ。
そろそろ~っと近づいていきましたが、それでもずっととまっていました。



なので、ほぼ電柱の真下まで行けました。
肉眼でも顔がわかる距離です。
体はちっちゃいけど、猛禽類なので顔が凛々しいですね。



体が褐色なのでメスです。
メスでも見上げる姿はかっこいいですね。
今年の冬は、たくさん会えるといいなと思います。
狩りの写真も撮れるといいな~。

観察会で出会った魚  カダヤシ

2011-11-23 | 自然観察(魚)

今や、用水路の最大勢力になったカダヤシ。
ちょっとした側溝や、一時的にできた水深1cmにも満たない水たまりにも侵入していて驚きます。



こちらはオス。
尻びれが伸びていて、交接器として使われます。



こちらはメス。
尻びれが丸いです。

メダカとほぼ同サイズですが、見慣れるとすぐ見分けられます。でも、一般の方には同じに見えてしまうので「メダカがとれた!」と喜んでいたり、泳ぐ群れを見て「メダカがたくさんいるんですねぇ。」なんて言われたりすることもしばしば。
浮島ヶ原自然公園では、時々2つを並べて展示して見比べてもらっていますが、ほとんどの人が知らなかったと言います。それだけ知られていないのでしょうね。
なので、尾びれで見分けられること、卵生であるメダカと違い、卵胎生であることから劣悪な環境でも繁殖しやすいこと、特定外来生物であることなどを解説しています。

自分にとっては、子どもの頃にカダヤシを扱った児童書を読んで(書名を忘れてしまった。岩波書店で、カダヤシがどんなところに生息するか?という研究をまとめた本でした)こんな魚がいるんだ、こうやって魚は研究するんだと知ったこともあり、ちょっと思い入れのある魚です。
そういえば、Wikipediaのカダヤシの写真は自分が撮ったものでした。
特定外来生物になって、駆除の対象になりましたが、うまく個体数を減らして共存できないものかなぁといつもガサガサをするたびに思います。