★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

ヤブツルアズキが黄色の花を咲かせ始めました

2011-08-31 | 自然観察(植物)

ヤブツルアズキが、黄色の花を咲かせました。
この花、なかなか複雑な形をしています。



アップにすると、ねじれた花弁がよくわかりますね。
なぜこんな形になるのでしょうね。

名前からわかるように、アズキの原種とされています。10月には、黒く熟したさやから小さな黒い豆が採れます。
この豆でお汁粉や赤飯を作ると、ちゃんと小豆の味がします。
今年もがんばって収穫しようかな。

ヒルガオの上にツユムシの幼虫がいました

2011-08-30 | 自然観察(昆虫)

つるを絡ませ、薄いピンク色の花を咲かせているヒルガオ。
その花の上に、なぜかツユムシの幼虫がいることが多いんです。



ヒルガオを見かけるたびに、花の上にいる姿を見かけます。
なぜでしょうね。何かいいことがあるのかな。

ツユムシ、としましたが、この仲間の幼虫は見ただけでは区別できません。
なので、正確にはツユムシの仲間の幼虫、ということになります。
ちゃんと成虫を確認すればいいんですけどね。

夕空に向かって咲く花々 by 空倶楽部

2011-08-29 | 空倶楽部

9の付く日は、空倶楽部の活動日です。
ここ最近、豪雨になることが多かったですが、やっと晴れて夕焼けが見られるようになりました。
そこで、夕空に向かって咲く花々を撮ってみました。

まずは、ヘクソカズラ。
道沿いの生け垣で、満開でした。



もう一枚。
夕陽に赤く照らされていました。



沈んでいった夕陽を見送るオミナエシ。



雲を見上げながら、エゾミソハギは風にそよいでいました。



シロバナサクラタデも夕方の空を見上げながら咲いていました。

日が暮れると涼しくなりましたね。
この後の空は、ねぐらへ向かうツバメの集団と、エサ取りに出てきた無数のアブラコウモリで騒がしかったです。

静岡県富士市
今泉小学校と浮島ヶ原自然公園から
PENTAX Optio W90で撮影。
撮影日:1-2枚目 2011/8/27 17:15 3-5枚目 2011/8/29 18:15

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

久しぶりにギンイチモンジセセリに会えました

2011-08-28 | 自然観察(昆虫)

セセリチョウが多くなってくる季節ですが、浮島ヶ原自然公園でギンイチモンジセセリの夏型に合うことができました。
昨年の5月に春型を初めて見たので、これで2度目。
夏型は初めてです。ずーっと探していましたが、なかなか会えなかったチョウです。



ひらひらと飛び回っていましたが、キツネノマゴにとまったところをじっくり撮ることができました。
春型と比べて、夏型は翅裏が淡いベージュ色になっていて、あまり「ギンイチモンジ」の模様が目立ちません。でも、翅表が黒っぽいので、飛んでいる姿はとてもきれいですね。
最大勢力のイチモンジセセリより一回り小さいので、かわいらしく感じます。
前回見た春型は、こちら



違うところでも飛んでいました。
1年以上探しても会えなかったのに、会える時は連続で会えてしまうものですね。

このギンイチモンジセセリは、環境省レッドリストで準絶滅危惧、静岡県版レッドデータブックで要注目種のチョウです。
全国でみると、山形県や愛媛県、高知県では、ほとんど見られなくなっていて、他の30の道府県でも数を減らしています。
公園内で、もっと数が増えるといいなと思います。

秋の花が咲き始めています

2011-08-27 | 自然観察(植物)

秋の花が続々と咲き始めています。
つるを伸ばしていたツルマメが、赤紫色の花を咲かせ始めました。
このツルマメは、ダイズの原種とされています。今年は実を集めてみようかな。

雨で気温が下がる日が続いたからでしょうね。
他の秋の花もたくさん咲き始めています。
いよいよ秋本番になりそうです。

まだベランダにオオカマキリがいました

2011-08-26 | 自然観察(昆虫)

先日、部屋の中まで遊びに来たオオカマキリの青年。
連日の大雨でどこにも行けなかったのか、まだベランダにいました。



我が家のベランダを気に入ってくれたなら嬉しいですが、エサが大丈夫なのか心配です。そんなにエサがやってくるとは思わないんですけどねぇ…。
まぁ、明かりにやってくる蛾なんかを食べてくれるならありがたいですが。

まだしばらく居候するつもりなんでしょうかね。

今月の雑草倶楽部 -おなじみのツユクサも よく見ると…

2011-08-25 | 自然観察(植物)

毎月25日は、雑草倶楽部の活動日です。
部員さんのブログには、サイドバーからどうぞ。

今回は、身の回りで午前中によく咲いているツユクサです。
いたるところで咲いていますが、よく見るとこんな花があります。



2段で咲いているんですね。
ツユクサは、帽子の様な苞の中に、花の咲く花軸が2本あります。
主軸の花は退化していることが多く、普通は側枝につく3つのつぼみが、1日ごとに順番で咲いていきます。
ところが、時々主軸にも花をつける場合があるんですね。
なので、主軸と側枝の花が同時に咲くと2段になるわけです。

午前中だけ咲くので、朝露のようだということで「露草」になったという説があります。
花の色がすぐ着くから「着き草」、または古来から「月草」と呼ばれていたのが転じて「ツユクサ」になったという説も。着きやすい花の青色ですが、すぐに退色するのでそれを利用して友禅などの下絵に使う染料にもなったそうです。

苞の形から「帽子花」という名前もあります。
「蛍草」なんて呼ぶ地方もあるようですね。古来から日本人が親しんできた花というのがよく分かります。

ツユクサと言えば、大学の時に実習で腊葉標本を作りました。
しっかりと押し葉にしたんですが、先生に提出したら「まだ生きていますね」というコメントがついたのをよく覚えています。
生命力も強い、まさに「雑草」だなぁと強く感じました。

我が家に来たお客様

2011-08-23 | 自然観察(昆虫)

部屋の掃除のために窓をあけていたら、こんなお客様がやってきました。
ベランダから上がり込んだようです。
カメラを向けたら、じろっとこちらを見つめられてしまいました。



さらに近づいてみました。
オオカマキリの若者でした。
大人になる前の放浪中だったのかな?



あまり動き回ることなくじっとしていることが多かったですが、自分が片付けのために近づくと、さっと避けてくれるのがおもしろかったです。
お昼過ぎにやってきて、日が暮れたころに再び外へ出かけていきました。

小さいアサガオ マメアサガオが咲いていました

2011-08-22 | 自然観察(植物)

お馴染みのアサガオはもう終わりですが、野原ではマメアサガオが咲き始めています。
白くて小さな花です。

アサガオの仲間は、実はサツマイモ属。
よくよく見れば、たしかにサツマイモの葉なんですよね。マメアサガオの葉は、赤っぽい縁取りがサツマイモそっくりです。

九州以南では、サツマイモも花を咲かせます。
ちなみにこんな花
その花を見ると、あぁ同じ仲間なんだなぁって感じますね。