★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

昭和記念公園の花 ゲンノショウコ

2011-09-30 | 自然観察(植物)

こもれびの丘には、ゲンノショウコがたくさん咲いていました。
これはお馴染みの白いゲンノショウコ。
東日本に多いです。



同じ場所に紅花タイプのゲンノショウコも咲いていました。
こちらは、西日本に多いと言われます。

植えられたものだと思いますが、両方をいっぺんに見ることができると、見比べることができていいですね。

浮島ヶ原自然公園の秋空 by 空倶楽部

2011-09-29 | 空倶楽部

9のつく日は、空倶楽部の活動日です。
残暑もようやくおさまり、すっかり季節は秋になりましたね。
陽の光も和らぎ、秋の光線となって降り注いでいます。
今回は、いつものフィールド、浮島ヶ原自然公園からの青空です。
湿原の上に、秋の青空と浮かぶ白い雲が広がっていました。



愛鷹連峰の上にも白い雲。
登山をするのに、気持ちの良い季節になってきました。
愛鷹連峰は、通称「沼津アルプス」として人気があります。関東圏からバスでやってくる団体客もいるほど。
でも、鋸岳周辺は崩落が激しく上級者でも難しい山になっています。



前回の空倶楽部は、標高2500mの富士山中腹からでした。
今回は、標高5mから富士山を撮ってみました。
やはり富士山は稜線の美しい火山ですね。

静岡県富士市 浮島ヶ原自然公園から

PENTAX K200D+TAMRON 28-300 XR Di(1枚目)
PENTAX Optio W90(2,3枚目)
で撮影。
撮影日:2011/9/18 11:14、15:24

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

昭和記念公園で「緑・花文化を楽しむ講習会」に参加してきました

2011-09-27 | 自然観察会

24日に、立川にある国営昭和記念公園で「緑・花文化を楽しむ講習会」に参加してきました。
副題は「秋の花を訪ねて「科」の性質を調べる」。講師は、都留文科大学名誉教授の森江晃三先生。

森江先生は、大学の時に生物学…というか、自然を学ぶために必要なことをいろいろと教えていただいた方です。
生き物の名前にはやっぱり学名をつけるとか、なにか生き物をネタに話をする時は、その生き物がプリントされたものを身につけて話の枕にするとか、いつもルーペを持ち歩いて自然観察をするなど、今も先生に教わってから影響されていることがたくさんあります。
もう退官されてから10年経ちますが、今もお元気でした。
最後にお会いしたのは3年前の地域交流研究フォーラムだったので、久しぶりの再会です。ほとんど森江先生に会うための観察会参加でした。

まずは木陰で分類についての講義。
レジュメの体裁も、話しぶりも、とても懐かしくて学生時代に戻って聞いていました。
あちこち話が脱線するのも、いつも通り。
自分もあっちこっち話が脱線しますが、これも影響かもしれません…(笑)



園内を歩き始めて、まずじっくりみたのはハナトラノオ。
シソ科のトラノオは、花が豪華ですね。
茎が四角であること、花の形に特徴があること…シソ科のお勉強をしました。



ミズヒキの花もじっくり観察。
1つの花が小さいですが、ルーペでじっくり見るとタデ科の花であることが分かります。
案外かわいい花なんですよね。



樹木の葉も観察。
ヒイラギの葉って、トゲ(鋸歯)が無いものもあるんですね。
気がついていませんでした。



参加者の皆さんから質問があると、さっと答えが。
そこからいろいろな話が飛び出して飽きません。
あっというまの2時間でした。
同時に、まだまだ勉強が足りないなぁとも思いました。最近、自然観察会の講師のようなこともやりますが、もっと知識があるといいなと思います。まぁ、ぺーぺーだから仕方がないですけどね。

「午後も時間があれば皆さんとお付き合いするんですが、午後は用事があるので申し訳ないです」
と言いながら、森江先生は去っていかれました。
まだまだお忙しいようですね。
また機会があったら、ご一緒したいなと思います。

ススキの草原にヒメジソが咲いていました

2011-09-26 | 自然観察(植物)

ススキの草むらをかきわけていると、小さい白い花を咲かせた植物を発見。
シソ科の花の付き方です。



ヒメジソでした。
「シソ」とついていますが、おなじみのシゾとは別属で食用にはなりません。

シソ科の花は小さいですが、よく見るとなかなか複雑な形をしています。
ルーペで見るとおもしろいですよ。

今月の雑草倶楽部 -スズメウリが小さな花を咲かせていました

2011-09-25 | 自然観察(植物)

小さなウリの花を見つけました。
スズメウリの白い花です。



きれいな星形の花ですね。
でも、注意して見ていないと気がつかない花です。



ウリなので、雄花と雌花があります。
こちらは雌花。花の下に実になる子房があります。



受粉したあとに、この子房が丸くふくらんで実になります。
「スズメ」とつくだけに、小さいウリがたくさんつきます。

クズの花がたくさん咲いています

2011-09-24 | 自然観察(植物)

クズが赤紫色の花を咲かせています。
生け垣や堤防の法面などが、ちょっと鮮やかになっています。



アップにすると、花がたくさん集まって咲いていることがわかります。
マメ科の特徴である蝶形花を観察するのに適しています。

クズは秋の七草の1つです。
古くから親しまれてきた植物です。
根は乾燥させると「葛根湯」の材料となり漢方での風邪薬になります。デンプンを取り出せば、葛湯が作れます。
つるは、そのままロープのように使ったり、編んでかごを作ったり出来ます。繊維を取りだして布も作れます。
葉は、家畜の飼料としても使われました。
クズの葉をモチーフにした家紋もありますね。

反面、繁茂する力が強いので、アメリカでは強害草として問題になっています。
今、外来生物がよく話題になりますが、クズは日本発の侵略的外来種でもあります。
河原では、最近アレチウリの逆襲にあっていることもありますが。

ともかく、この花はけっこうきれいなので、花瓶に生けるとなかなかのものです。
いろいろな形で利用できるといいですね。

稲穂の中のアマサギ

2011-09-23 | 自然観察(鳥)

台風もなんとか乗り越えて、この週末はあちこちの田んぼで稲の刈り取りが行われています。
その田んぼにサギがたくさん集まっていました。
チュウサギかなと思って、そーっと近づいて撮影しました。



頭を見ると、ちょっと茶色の部分があります。
アマサギでした。冬羽になって、白い羽毛に生え替わっていました。
しばらく来ていませんでしたが、またやってきたようです。



まだ夏羽の個体もいました。

アマサギは夏鳥で、冬季は九州以南に渡ります。
渡りの途中で立ち寄ったのでしょうかね。

水路に群れていた赤ちゃん魚たち

2011-09-22 | 自然観察(魚)
田んぼのなかを流れる用水路やため池の水面には、稚魚が群れています。
浮島ヶ原自然公園へ移植するため、網ですくってみました。



おそらくオイカワの稚魚と思われます。
このサイズだと、専門家でも悩みます。ヌマムツかアブラハヤかもしれません。
いわゆる「ハヤ」の子どもですね。



光が当たってきらめいていました。
みんな大きくなってくれるといいなと思います。

ゴキヅルの実ができています

2011-09-21 | 自然観察(植物)

浮島ヶ原自然公園の木道脇につるを伸ばしているゴキヅル。
星形の花のそばに実がついています。

漢字で書くと「合器蔓」。
その名の通り、パカッと真ん中できれいに割れます。
その姿からこの名前がつきました。
この実が好きという方は多いですね。

ところが台風15号で泥水に沈み、さらに強風にあおられてボロボロになってしまいました。
さて、どれぐらいの実が残ったのやら…。