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すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

逢いに行きます

2009-05-20 20:50:27 | 妄想のカケラ・ショートショート(日記入)

本日の丸Webにもありましたが、
いまや、マスクを探して、町をうろつくのが日課となっております。

修学旅行に出る娘たちの荷物に、
マスク、とありましたので、持たせなければなりませんが、
すでに、どこにも、売っておりません。
いかが、いたしましょうか、と、
途方にくれる毎日です。

さて、

ようやく、三人娘の試験も終わり、
結果が出るまでは、
ひとときの安らぎが味わえる、ということで、

伸び伸びになっていた、プレゾンの当落に、
電話を掛ける許可がでました。

1公演しかエントリーしてないんだから、
落ちていたら、ショックで勉強できない、という次女の言葉に、
母は、やきもきしながら、
日々をすごしておりましたんです。

だって、
逢いたいんだもの。

内君に。
ヨディに。

待って、そこ、メインじゃないわ、と思われた方。

いいのよ。
ただ、逢いたいだけだもの。

今日なんか、
「一瞬の風になれ」を見返して、
だーだー泣いていた私です。

まあ、
途中から、涙の意味が変わってしまって、
自分でもどうしようか、と、
思いましたが。

で。

当落の結果ですが。

無事、希望の公演で、
招待状をいただけることになりました。

8月の大阪。

ラストではありませんが、
我が家の夏の〆は、内君とヨディです。

ありがとうございます。










へえ、逢いに行くんや。

うん。

嬉しいか?

そりゃ、嬉しいよ?

ふうん。

いやだ、なに? 

なんでもあらへんよ、別に。

だって、なんか、言い方、おかしない?

なんでもないわ。

え? なに?

何でもないねん。ちょこっと、ええなあ、思うただけやわ。

ええなあって。内君に会うのが? うらやましいの?

ちゃうわ、なんでやねん。内にやったら、いつでも逢えるし。

でしょ? なら、いいじゃない。私だって、内君に会いたいもの。

ほら、それ、その顔や。

顔?

内の名、出すとき、めっちゃ、嬉しそうな顔するやん。
逢いに行く、言うて、声、めっちゃ、弾んでるやん。
俺、お前の、そんなん見んの、いややわ。


待ってよ、ねえ。それって、やきもち?

そんなんとちゃうわ。

いやあねえ。可愛い。

三十路前の男に、可愛い、言うなや。

だって、可愛いんだもん。

うるさいわ。ええわ、もう。
勝手に行ったら、ええやん。


くすくすっ・・・

何やねん、笑うなや。

だって、なんか、いっぱい、誤解してるでしょ?

誤解って、なんや。誤解なんか、してへんよ。

だって、逢いに行くって、舞台だよ?
舞台を、観に行くだけだよ?


舞台? ・・・って、あれか、夏の。

そうよ。

!!!! いやや、俺、これ、いやや。
うわ、取り消しや、取り消し。止め、止め。


だから、言ったでしょ?

あかん、恥ずかしいわ。

でも、私、そんなに嬉しそうだった?

そりゃ、もう、めっちゃ、顔赤らめて、うぶそうに言うからやな。
あああ、もう。
たまには、俺のことでも、そんな顔、見せぇや。


いやね。私ですら知らない、私の表情を知ってるの、
あなたしかいないのよ? 忘れたの?


・・・・・・!!!

ね?

あほぅ。
な、そしたら、その顔、今から、確かめさせて?
なんか、な、ちょぉっと、記憶が曖昧やねん。


ばか




なんて、久々、
妄想のカケラが、浮かんだところで。

おそまつ。













決めたはずだったのに。

2009-05-20 00:12:29 | 日記
ねえ。

ごめんね。

私、自分のことでは、
もう、泣かない、泣きたくないって、思ってた。

君のことだけ、考えようって。
君のことだけ、見ていようって。

なのに。

どうして、こうも、弱いのかな。

どうして、こんなにも、苦しいのかな。

そんなに、私は、責められることをしてるのかな。

・・・・・

少し、いえ、かなり、愚痴ります。




昨日は、娘の高校のPTA総会で、お昼前には自宅を出ました。

ショートステイから、婆さんが帰ってくる日ではありましたが、
役員を引き受けた以上、
総会の打ち合わせと出席は、どうしても、はずすことは出来ませんでした。

ショートの施設にも、あらかじめ、それは伝えてあって、
本人にも、きちんと、説明はしたはずでした。

学校に行く用事があって、帰宅時間には、私が家にいないこと。
念のため、鍵はもたせるけれども、
娘たちが帰ってるはずだから、家にはちゃんと入れること。

ただ、
出掛けの土曜日に起きたアクシデントのおかげで、
婆さんの頭からは、
それは消えてしまったようでした。

月曜日、
総会と、委員会の打ち合わせを終えて、
家に戻って来たとき、
婆さんは玄関先で、鬼のような形相で、私を待ち構えていました。

「月曜日なのに、ヘルパーが来ないじゃないか!」と。
「勝手に断るなんて、どういうことだ」と。

最初、何を言ってるんだろう、と、
意味が通じませんでしたので、
「ショートから帰った日に、ヘルパーは、いつも来ないでしょ?」
と、返事をし、
急いで夕飯の支度に入りました。

懇親会の予定がありましたので、
もう、こちらは時間との戦い。
下ごしらえをしてあった食材を火にかけるやら、
別口で婆さんの主菜を作るやら。

(子供たちと同じメニューはキライと言うくせに、
 まったく違うものだと、仲間はずれにするといって、
 ほかの親戚に泣きつくので、
 献立は、毎日毎日、二本立て、です。
 しかも、量が多ければ多いで、食いきれないから嫌がらせをする、と言われ、
 少なければ少ないで、すぐに、食べたことすら忘れてしまう。
 食事時間が遅くなれば、食べさせてもらえないと、義姉に言いつける。
 ほとほと、手がかかります)

ところが。

私が婆さんの言ってることを、まともに取り合わなかったせいで、
相手は、ますます興奮状態に陥り、
とうとう、
「死んだ方がいいんだろ、殺せ!」とまで言ってきた。

口走る罵詈雑言と泣き言の中、
どうやら、今日のステイでお風呂に入ってないらしいことが判明。

ショートのお風呂は一日おきらしいので、
土曜日に入れれば、月曜日にも入ってから戻ってくるのですが、
今回は、日曜が入浴日だったらしく、
月曜、つまり昨日は、入らずに戻ってきたんですね。
本人は、月曜日でヘルパーが来るから、
別にショートで入らなくても大丈夫と思い込んでいたのに、
帰ってきてみれば、
時間になってもヘルパーは来ない。
しかも、お風呂の支度すらせずに、
嫁は自分の話も聞かずに、
キッチンで、ばたばたしてて、ヘルパーを呼ぼうともしない。

婆さん的には、自分が正しいはずなのに、
自分の言うことを聞いて当然のはずの嫁に無視されて、
存在意義を無くした・・・といったところなのでしょう。

なだめる内にそれがなんとなくわかったので、
夕飯の支度の合間をぬって、お風呂の支度をし、
本人に自分で入浴するように言い、
(入浴まで面倒を見ていたら、絶対に間に合わないので)
なんとか、婆さんがお風呂を出るまでに、
夕飯の支度をととのえ、
明日のデイの支度をさせ、
寝る前の薬の支度まで、して、

どうにかこうにか、懇親会に間に合うように、
家を出ることには成功しました。

落ち着いたはず、
と油断していたんです、私は。

一晩たてば、
落ち着くはずだ、と。

でも、ダメでした。

まだ機嫌の直らない婆さんは、
朝起きるなり、
時計が壊れた、と、難癖をつけてきました。

時計にヒビが入っている、と。

朝の、それこそ、クソ忙しい時間にそれを言われたので、
こっちも、気が立っていて、
ロクにそれを見もせず、
「あとで買ってくるから!」と、怒鳴りつけ・・・。

ぶつぶつ文句をたれていた婆さんは、
一度は引き下がりましたが、
やっぱり、彼女も治まりがつかなかったのでしょう。
デイに行ってから、しつこいくらいに、誰彼となく、
時計を見せてまわったらしい。
結果、そのヒビが、ヒビではなく、
時計の地紋だということを、説明されて帰ってきた。
(連絡帳に、時計を気にしていました、とあった)

危うく、壊れてもいないのに、
時計を一本、余分に買わされる、という事態は回避できたけれども、

その代わり、

婆さんの話をまともに取り合わずに、怒鳴りつける嫁、
ということが、
さらに、デイで広まったということです。

はあああああ・・・・・

いいんだよ、別に。

デイで、どう思われてても、さ。
誰からも、よく思われよう、なんて幻想は、
この年になれば、抱いてないもん。

でも、でも、でも。

婆さんが、がなりたててくる罵詈雑言と、
「殺せ!」だけは、
何度聞いても、慣れません。

夕飯の支度のために、キッチンにいるときに、それを聞くと、
自分で自分が怖くなります。

だって、現実、手には、包丁があるんだから。

震える手で、それを置いて、

バクバクする心臓を押さえつつ、

勇気を振り絞るように、
婆さんの罵詈雑言に隠された要求を汲む、という作業は、
私にとっては至難の業で、

なおかつ、

自己嫌悪と、後悔に苛まれる夜が待っている、ということです。

今回は、懇親会があって、
少しだけ気を紛らわせて、自宅に戻れたので、
まだ、よかったけれど。

どうして、もっと、優しくできない?
どうして、相手がパニックになる前に、
ちゃんと話を聞いてあげない?

もっと上手に立ち回れたら、
もっと、相手を思いやれたら、
こんなことにはならないのに。

自分を責めてるうちは、まだ、気が楽で、
ともすれば、開き直ることも出来るのに。

ここにいない夫に想いがいたると、
途端に、
どうしようもなく、涙があふれる。

こんな想いをするために、結婚したんじゃないのに。

こんな生活を望んでいたんじゃないのに。

ただ、
二人で、暮らしたいだけだったのに。





運命は、この先、
どんな途を、私に用意してくれてるの?

どこかに、
光を見つけたい。

夫が帰国したら、
事態は、少しは好転するのかな。

それとも・・・???