ねえ、すばる。
少しだけ、いいかな、
私ね。
今日の朝、起きたときから、
ずっと、どうしようか、迷っていて。
行こうか、行くまいか。
君の時みたいに、
いてもたってもいられない感じじゃなくて、
ただ、
見られるなら、見ておきたいなあ、くらいの、
そんな感じで。
開園当初に行ったきり、
とんとご無沙汰の、その産業公園へ、
行ってみることにしたの。
でも、一人で行くには淋しくて、
三女に頼み込んで、ついてきてもらって。
正門を入って正面にある、「水のステージ」。
そこで、今回の公開録音は行われました。
お目当ての、その彼と、
あと、もう一人、女性シンガーがゲストで。
その彼は、ライブ前の時間、
フツーに園内を散策し、
ミニトレインにも乗り、
マーケットで、トマトのジェラートを食した、と、
地元の名古屋弁を、ちょい出しつつ、
トークをし、
新曲を含めての、ミニミニライブをしてくれました。
花と緑の産業公園ですから、
まわりにあるのは、それこそ、ありったけの自然です。
光が降り注ぎ、
風が駆け抜けてゆくステージで、
緑に囲まれ、
気持ち良さそうに歌う、その彼を観ながら、
私は、
たとえば、
もし、君が、ここで歌ったら・・・と、
考えていました。
入園料はかかるものの、
観覧無料のこのステージでは、
大変なのは、スタッフさんだろうなあ、と思いつつ。
でも、
この自然の中で、
君に、歌わせてあげたい、と。
そんなふうに、思っていました。
君の、伸びやかな声が、
風にのり、
自然な光と調和し、
空に吸い込まれていく様を、想像したら、
そこにはいないはずの、
君たちの曲さえ、聞こえてくるようでした。
こんな地方の、田園広がる、小さな田舎街の、
小さな小さなステージでは、
興行的にも、成り立ちはしないけれど、
君の声と、思いと、
君たちの音楽とを、
広く、いろんな世代に触れてもらうには、
絶好の場所なのにな、と。
それが無理なことくらいは、
百も承知の上で。
それでも。
そんなふうに、
どこにいても、
誰のステージを見ても、
どんな曲を聴いても、
つい、
『これが、もし、たとえば、君だったら・・・』
と、考える私がいて、
苦笑すること、しきり。
おかしいくらいに、私は、
どこかで、いつも、
君のことを、意識しているのですね。
明日、明後日と、
仙台ファミリーとともに、ブチ上がっていくはずの君。
東京レポは、
読みたくて、読みたくないジレンマに陥っていて、
読んだのは、私と繋がってくださっている方のところだけ。
それだけ、からでも、
君の様子は、とても、よく判って、
不思議な感情が、私の中に湧きすぎて、
これを、
とても、上手な言葉では言い表せない。
ただ、
私の醜い部分が、浮き彫りになっただけ。
今更ながらに、
自覚せねばならなかっただけ・・・。
君は。
好きな音楽に触れていられるのだから、
たとえ、全開ROCKで4時間ステージだったとしても、
体力も気力も、
なにも問題は、ないんだよね。
心配は、いらないんだよね。
「歌う」ために、そこに存在してくれる君に、
「歌うな」とは言えないし、言わないし、
言うつもりもないけれど、
でも、
何かが、急すぎる。
流れが、速すぎる。
そんな不安が、私を襲う。
ここまで、長い、長い道のりがあって、
やっと、やっと、掴んだもの。
たどり着いた、「今」だから。
判ってる、判ってるの、
そんなことは。
私の心配が、
ただの老婆心だってことくらいは。
君にとって、
邪魔くさい物だってことは。
ねえ、すばる。
それでも、私は、心配する。
たとえ、それで、君に嫌われても。
このツアーが終わったとき、
君が感じたもの、
得たもの、
あるいは、失くしたもの。
それを、忘れないで。
流れが速ければ速いほど、
周りの景色が見えなくなりがちだ、ということも。
ねえ、すばる。
君を、愛しているよ。
君に、
会いたくて仕方ないよ。
君の思いを、
私は、今、見失っているのかな。
少しだけ、いいかな、
私ね。
今日の朝、起きたときから、
ずっと、どうしようか、迷っていて。
行こうか、行くまいか。
君の時みたいに、
いてもたってもいられない感じじゃなくて、
ただ、
見られるなら、見ておきたいなあ、くらいの、
そんな感じで。
開園当初に行ったきり、
とんとご無沙汰の、その産業公園へ、
行ってみることにしたの。
でも、一人で行くには淋しくて、
三女に頼み込んで、ついてきてもらって。
正門を入って正面にある、「水のステージ」。
そこで、今回の公開録音は行われました。
お目当ての、その彼と、
あと、もう一人、女性シンガーがゲストで。
その彼は、ライブ前の時間、
フツーに園内を散策し、
ミニトレインにも乗り、
マーケットで、トマトのジェラートを食した、と、
地元の名古屋弁を、ちょい出しつつ、
トークをし、
新曲を含めての、ミニミニライブをしてくれました。
花と緑の産業公園ですから、
まわりにあるのは、それこそ、ありったけの自然です。
光が降り注ぎ、
風が駆け抜けてゆくステージで、
緑に囲まれ、
気持ち良さそうに歌う、その彼を観ながら、
私は、
たとえば、
もし、君が、ここで歌ったら・・・と、
考えていました。
入園料はかかるものの、
観覧無料のこのステージでは、
大変なのは、スタッフさんだろうなあ、と思いつつ。
でも、
この自然の中で、
君に、歌わせてあげたい、と。
そんなふうに、思っていました。
君の、伸びやかな声が、
風にのり、
自然な光と調和し、
空に吸い込まれていく様を、想像したら、
そこにはいないはずの、
君たちの曲さえ、聞こえてくるようでした。
こんな地方の、田園広がる、小さな田舎街の、
小さな小さなステージでは、
興行的にも、成り立ちはしないけれど、
君の声と、思いと、
君たちの音楽とを、
広く、いろんな世代に触れてもらうには、
絶好の場所なのにな、と。
それが無理なことくらいは、
百も承知の上で。
それでも。
そんなふうに、
どこにいても、
誰のステージを見ても、
どんな曲を聴いても、
つい、
『これが、もし、たとえば、君だったら・・・』
と、考える私がいて、
苦笑すること、しきり。
おかしいくらいに、私は、
どこかで、いつも、
君のことを、意識しているのですね。
明日、明後日と、
仙台ファミリーとともに、ブチ上がっていくはずの君。
東京レポは、
読みたくて、読みたくないジレンマに陥っていて、
読んだのは、私と繋がってくださっている方のところだけ。
それだけ、からでも、
君の様子は、とても、よく判って、
不思議な感情が、私の中に湧きすぎて、
これを、
とても、上手な言葉では言い表せない。
ただ、
私の醜い部分が、浮き彫りになっただけ。
今更ながらに、
自覚せねばならなかっただけ・・・。
君は。
好きな音楽に触れていられるのだから、
たとえ、全開ROCKで4時間ステージだったとしても、
体力も気力も、
なにも問題は、ないんだよね。
心配は、いらないんだよね。
「歌う」ために、そこに存在してくれる君に、
「歌うな」とは言えないし、言わないし、
言うつもりもないけれど、
でも、
何かが、急すぎる。
流れが、速すぎる。
そんな不安が、私を襲う。
ここまで、長い、長い道のりがあって、
やっと、やっと、掴んだもの。
たどり着いた、「今」だから。
判ってる、判ってるの、
そんなことは。
私の心配が、
ただの老婆心だってことくらいは。
君にとって、
邪魔くさい物だってことは。
ねえ、すばる。
それでも、私は、心配する。
たとえ、それで、君に嫌われても。
このツアーが終わったとき、
君が感じたもの、
得たもの、
あるいは、失くしたもの。
それを、忘れないで。
流れが速ければ速いほど、
周りの景色が見えなくなりがちだ、ということも。
ねえ、すばる。
君を、愛しているよ。
君に、
会いたくて仕方ないよ。
君の思いを、
私は、今、見失っているのかな。