チェックアウトし、荷物を預け、9:00AM ホテル横の旅行会社でツアーバスを待つ。
ホテルの横に旅行会社があるなんて気付かなかった。昨日 市バスで人民公園にいかなくてよかったのか…?窓口として旅行会社はたくさんあるがバスをだす会社は限られているだろう。
9:30AM頃、バスが到着。20人程度のマイクロバス。
バスガイドとして若い女の子がなれない英語でいろいろ説明してくれた。英語が使えるということで安心した。二つほど他にホテルに立ち寄り、客をピックアップ。二人のアメリカ人女性(後に姉妹と判明)も乗ってきた。
11:00AM頃 天池の入口に到着。
何か様子がおかしい、駐車場に止まったままで何人かお客が降りていくだけ。外で30歳くらいの丸坊主で横縞シャツ着たガリガリ君のような男が中心にトランプを始めたり…。
状況を聞くためガイドに尋ねると、天池までの道がガケ崩れか何かで通れなくなっているらしい。まったくやってくれるぜ中国!駐車場に数台観光バスがたまっていく。
結局12:00PM頃 出発。少し走ったところの駐車場で降り、別のバスに乗り換える。
クネクネと山道を登り、売店などが並ぶ一角でおりる。そこの大きなゲルの中で昼食。働いている人の顔は漢民族系のようだ。お茶をつぎにきてくれる人がいたが積極的にテーブルを周る。無愛想で職務怠慢な上海人とは大違いだ。
一時間ロスしたというのに非常にゆったり時間をとる。
ガイドと一緒に歩いて天池へ。
ここは中国のスイスと呼ばれ親しまれているらしい。確かにそれなりに湖は綺麗だし遠くに雪山もみえるが、うーん…。Too much Chineseが無ければもっと良かったかな。
遠くにお寺が見え、そこまで歩いていくかボートにするか選択。歩くと非常に疲れるというガイドの言葉を信じ、26元(約340円)を払いボートへ。
非常に早いスピードで一分程で岸につき、階段を登ってお寺へ。拝観料に10元取られる。意外に出費が重なる。
ちょっとスイス風の風景に中国的なお寺はなんか変だなぁ。
再びボートに乗り、池の内周をものすごいスピードで走り、もといた場所にもどり終了。
それからツアーバスに戻り なぜかバラバラになったツアー客が ほぼ同時に集合することが出来た。
4:00PM頃 出発。
数十分走ったときツアー恒例のお土産屋めぐり。まず漢方のお店。周りにまったく家などがない所だが、これで本当に商売が成り立っているか不思議だ。簡単な漢方の説明を受けた後(当然 中国語なのでさっぱり分からない)、奥の売店へ。必要以上に店員がいっぱいいる。20人くらいいただろうか、もちろんスルー。
天池で始め一時間足止めをくらった関係もあり、あまり時間が無い。自分達は、7:55PMの敦煌行きの列車に乗らなくてはいけない。
心配をよそにウルムチの町の近くなのに今度は 和田玉と書いてある宝石の店へ。
自分が九寨溝のツアーの時に買った5元のブレスレットと同じようなものが30元~300元(なぜか極端に高いものがある)で売られている。材質が違うと言われればそれまでだが、こういう霊とか運気というものでプラスアルファの値段をつけるようなお店というのは、まったく買う気がしない。
ガイドに一応ウルムチの町に戻る時間を確認すると「多分 大丈夫」と楽観的。
そこから10分後くらい走って何人かホテルで客を降ろす。ガリガリ君が降りるとき、ニコニコしでながら日本語で「さよなら」と言ってくれたのが嬉しかった。
7:10PM 新疆飯店の前に到着。ガイドが急いでとせかす。ここでてっきり ホテルに預けておいた荷物を取りに行った後、すぐにこのバスに戻り駅まで送っていってもらえると思っていたのに(少し前の宝石店でそういう約束をしてくれたのに)、荷物を回収した後、バスはいなかった。どうやら英語でうまく意思疎通ができていなかったようだ。
今日一日親切に対応してくれたから、ひとことお礼を言いたかったのに…。
急いで駅へ。前回駅に行ったときは車道を遠回りしていったが、今回は駅までつながっていると思われる地下道を突き抜けることに。
本当にいけるか不安だったがなんとか到着。
手続きをすませ列車に乗ったのは7:40PM。中国の列車は発車前20分くらい前でもゲートが閉まったりするそうで、まさにギリギリだった。
今回は3段ベッドの一番上。上下の高さの空間もそれほど狭すぎるというわけでなく、むしろ通路などの「下界」から隔絶されたような空間でGood。
乗った後しばらく車窓からの眺めを楽しむ。沿線はかなりゴミが散乱していて汚い。いくつかの建物が廃墟になっていて、ここは「北斗の拳」かよ!という世界が広がっていた。
夕食は前回のようにワゴン車で運ばれてくる弁当を買うつもりだったが、いつまで経ってもドリンクやらカップラーメンの商品を売りにくるワゴンしか来ない。まわりの乗客もほとんどカップラーメンを食べ終わっていた。あきらめておととい買っておいたカップラーメンを食べることに。
お気に入りの「今麦郎」…辛くなくて良い。ここでよく見たら「日清」製だと判明。
11:00PM頃 ベッドに横になっていたら寝てしまった。
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['05中国旅行記]
因みにこまは、、、、、、歩きました←バカ。
「和田玉」は、本物だったら本当に高いものなんです。硬度が違う天然石で、南新疆の和田で摂れるものだけがその名をかたれますが、所詮中国、何が本物なのか同なのか判りません。関係者か、現地で製作工場で買うしか手は無いようです。
「さよなら」は、中国のヒットソングのワンフレーズで「さよなら」と発するものが有ったんですね。
なので「さようなら」とは言いません。歌のおかげで、「さよなら」とだけ言える人が、中国には多いんですよ。
前のは自然ワールド風の看板で結構雰囲気出してました。
また、あの江沢民とかその部類の人間が、上手くも無いのにおせっかいで字を書いて帰ったのかも・・・
そうされてしまうと、是が非でも建て替えなければならないのが中国観光地の悩み。
特に江沢民は、今でも権力者である事には変わりないのと、めっちゃ暇人なので、あっちこっち出歩いては、世界遺産やA級観光地にカキコして廻る困ったチャンなのだ。