ガネーシャ様の居るところ ～インド～

ヒンドゥー教徒達に人気のある神様に「ガネーシャ」がいる。

上は インドネシア ジャワ島にあるブランバナンの遺跡で撮影したガネーシャの石像（当時の日記はコチラ）。

旅先や写真集などで 様々なガネーシャ像を見てきたが、自分にとって その重量感・造形力など これに勝ると思うものは まだ見ていない。
昔 好きだった漫画「3×3EYES」に、悪役なのに「～ですよ」など丁寧な言葉遣いで半端でない強いキャラとして登場して以来のファンだったりする。キャラとしてのインパクトが凄かった。
だって 頭が象なんだから。

なぜこのような 半人半象の姿になったかは諸説あるが、例えば↓コレ

「シバの留守にパールヴァティーが、自分の垢から子供を作った。自分が沐浴中に見張りをたのんだのだが、帰ってきた なにも知らないシバも寄せ付けず、怒ったシバに首をはねられてしまう。嘆き悲しむ妻を哀れんで、従者に命令を出す。北に歩き最初に出会ったものの首を持ってくるようにと、最初にであったのが片牙の折れた象だった。その首をすげ替え「ガネーシャ」は蘇った。」
（引用元はコチラ）


シヴァ 無茶するなぁ…。
パールヴァティーも垢で子供を創れるんだったら、頭ぐらい再生してやれよ。
象がくっついてしまうほど子供の身体がでかかったのか、それとも象の方が小さかったのか、あと 脳みそが象のものならもう別人だと思うのだが、そんなことはどうでもいい無茶苦茶さです。



そんなガネーシャ様を生んだヒンドゥー教発祥の地インドでの出来事

ガートで沐浴をしている人たちなどを撮っていると…


「この子を撮って」とおねーちゃん(？)


あいかわらずインドの子供は しっかりした お顔立ち
ムスっとして見つめるだけで、なかなか笑顔を見せてくれない


僕の興味は、近くに寄ってきていた赤い服の女の子に移る


おっ 結んだ髪、跳ね上がった髪が かわいいじゃん！

ネパールでも女の子を撮りまくって、自分ってロリコンなんじゃないか…？
なんて思ったりしたが…
いやいや、アジアの純粋な瞳・少女から大人の女へと変わりゆく一瞬の輝きを撮っているんだ、
などと自分への弁護をしながら…シャッターを押す。


おっ 今度はセクシーポーズか？
か、かわいい…

じゃあ、次は全身を撮ってあげるよぉ、パシャ


あっ…！！
両腕を上げることで上方に引っ張られたシャツの下から…




ガネーシャ様が見えました………＿|￣|○



[インド・バラナシ]