4月8日21時バンコクの空港から平穏に離陸した飛行機。シンガポールで乗り継いで予定通り関空に8:55到着。荷物を家に置くと、そのまま体調不良を押して職場に直行。何気ない顔で4月始めの一番忙しい日程をこなす。帰宅して倒れこむように眠る。
しかし、その間にKATSUこと石さんからメールが届いていた。その内容を、彼のブログを拝借して紹介しよう。
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SYSTEMA GALLERRY ホームページ 「つまらないブログ」より
2012.4.8
バンコク空襲、、、
昨日のマッサージがひどかった。
背中が痛い、
目も痛い、
首も回らず、眠りたい。
眠り続けて、沈んでいって、
沈み続けて、埋もれたい。
埋もれ続けて、眠りたい。
今日は、仕切りなおしで、腕のいいところで、みっちり3時間はやった。気分よく外へ出て、カレーを食って、ビルを出ると、バンコク空襲だった。
大轟音に、稲光、豪雨、、10分前まで平穏だったのだが、、
時計を見ると、夜の8時30分。ちょうど、彼の搭乗時刻だ。
人生で自分の思惑通りに事が運ぶのは、よくて、半分だ。この空襲の中、果たして飛行機が飛ぶのかどうか??
確かシンガポールでのトランジットの時間は1時間ほどのはず。30分、フライトが遅れても、人生のトラブルを背負い込むことになる。彼に切り抜けられるのか、この、難問を。
電話が繋がれば、こう言う。
ーー命さえあれば、めっけもの。
旅とは、そういうものだ。
それも、味だ。
。
4時に、入り口をくぐっていった。笑いながら。
。
どうしようもないときに、人は、祈る。
そして、諦める
グッドラック!!
。
9時40分、、
空爆は下火になってきた。
楽観的推測では、、
40分遅れで離陸したのではと推理する。飛行機は、経済的速度を無視して、予定よりは20分ほど飛行速度を速めるのではと思える。これで、20分遅れになる。おなじ飛行機会社の乗り継ぎ便遅れは、多少は、シンガポール発大阪向けが、飛行時間を遅らせる。到着窓口で、大声で、WAA様~~と、呼ばれることになる。そして、全速力で次の乗り場まで走らされることになる。息せき切って、無理やり次の飛行機に乗せられる。
というのが楽観的で、悲観的に考えれば、
どのみち、同じ飛行機会社の乗り継ぎに関しては、飛行機会社が責任負おう。したがって、次の便に振り替えて送り出す。一日1便とすると、1日遅れの到着になる。が、費用は増加しない。
つまりは、間違って、アフリカに行くこともなければ、無責任に振り出されることもない。ということで、命には別状はない。
スリルとサスペンスで、心臓の動機を早められるかもしれないが、ゆえに、急速に知識が増加するという結果になる。男の子は、このぐらいは、覚悟の上で生きている。はず、、、
なににせよ、グッドラック!!!
。
こちらも、明日に備えて、準備を始めた。
。
もう1点、楽観的観測を加えれば、、
バンコク発シンガポール行きには、必ず日本人が混ざっている。危機に際して、日本人は必ず集団になる。団結すると言えば美しい、群れるといえば、本音になる。そして、いつのまにか、リーダーが出来あがって、集団行動をとる。
。
パリで、馬鹿な機長が、翼をウイングに引っ掛けて飛行機を壊した。さあ大変だ。いつの間にか、日本人20人が固まっていた。ツアー客状況で、そして、いつのまにか交渉役が決まって、見事なまでに集団ができていた。息子が聞いた。
ーーどうするんねん
ーーわが家系には、そういう、風習はない。お前が、交渉に行って来い。
。
したがって、言葉が語れなくても、まったく大丈夫ということだ。
そろそろ、眠る。
。
グッドラック!!!
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疲労でぼやけた頭が吹っ飛んだ。
30分遅れていたらこうなっていた。。。
石さん、心配かけて申し訳ない。
私はこうして、無事でぶっ倒れています。
そして無事帰国してください。
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