のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

五次元宇宙と人間存在 11

2022-04-16 | 5次元宇宙に生きる(神)

 心は成長する

それをイメージで表せば山登りだ

成長するというのは山を登ること

黙々と高度を稼いで成長した心は悟りを得る

 

その悟りとは何なのか

それを至福と考えると

ものごとの要点を取り逃がす

至福は結果の産物であって、それ自体が悟りとは言えないのだ

至福が心を成長させるための目的となったら

成長はそこで止まってしまうだろう

 

では成長の意味、すなわち悟りとは何なのか

それこそが山に登ったその高見に他ならない

達観した者たちが見る特別なもの、それが眼下に見る風景なのである

 

至福を目的にしたら悟りをとり逃す

高度を目的にしたら

そこに達して風景をみたものはもはや転落することはない

それが悟りなのだ

 

すると悟りとはまた別の意味をもたらす

すなわち一つの悟りは

さらに高度を上げて見得る風景を予告しているということだ

 

悟りは至福をもたらす

しかし悟りが至福とすり替わると成長は止まる

至福にしがみつくと悟りは遠ざかる

前回記事の答えがここにある

 

前回こんなことを書いた

今の私の心が

至福のまま動かなければ

五次元の核心はここにあると言えるかもしれない。

 

馬鹿なことに

心が至福のまま動かないなどありえない

至福は気まぐれな蝶

好きな時に飛んでいく

私達に出来ることはただ山に登り続けることだけなのだ

真実の蜜を出し続けることで

蝶が入れ替わり立ち代わりやってくる

それが悟りの至福なのである

 

その時五次元思考は役に立つ

高度を稼げばそれだけ見える視野が拡大する

それに応じて心は大きく成長する

登るのが現実の山から観念に切り替わる

山は無限に高くなり、大気圏を超えて宇宙に突き抜ける

山頂は太陽に届き、銀河に届く

 

そこから見える風景は

五次元のスケールの概念と

全く同じなのである

山頂に立つということは

その巨大な山の目になって世界を見るということなのだ

スケールの概念とは

その山のスケールのことを言っているのである

 

その探究はどこまで行くのか

 

その終着点はおそらくないが

宇宙が丸ごと一つの山になることである

その時私は丸ごと宇宙になって世界を見渡す

それが心の行き着く場所

真実を求めると

小さな自分という領域は

無限に拡大して宇宙そのものとなるのである

 

吾は空なりとは

そんな意味でもある

尼信会館のポスター

言葉でなく視覚による空のイメージを

是非見ていただきたい

今回は

①輪廻の図

②五次元宇宙モデル

③龍の図

④宇宙の図

この四つのテーマを関連させて

五十余点の作品を組み合わせ、一室に並べて

一つの物語を作りだす

初めての試みである

 

このチャンスを頂いた

尼信会館に

心より

感謝いたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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とても興味深く、そして、ふと。 (人生の素人:折師)
2022-04-17 23:23:37
 「至福と悟り:思考の果てを求めて」
 ”悟りは至福をもたらす”~の最後まで文章…とても感慨深く、興味深い、と。一人の作品制作者として…。

 究極や限界に至る、その瞬間にその究極や限界を超える可能性が発生する。
 いつしかそれを求め、至福の地を足掛かりに、更なる先へ歩みだす…。
 ※個人的な感想です、…とっても個人的な(笑)
 
 この記事と、記事の作者:のしてんてん様に感謝を。
 そして、空間の風景画家による協演:展覧会の開催、おめでとうございます!
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折師様 (のしてんてん)
2022-04-19 21:01:08
心の中は誰もが皆個人的ですから、その個人的発想がとてもうれしいです。
このところ、パソコンの前に座るのが極端に少なくて、折師さんのブログにも随分ご無沙汰しております。

そんな中、折師さんの感想は、私にとってストレートに折師さんの作品につながります。進化する折り紙が見えるようです。

早速お邪魔しますね。

自分で言うのも何ですが、私の今回の進歩は過去の作品がなくなったということです。過去の作品も現在進行形で見ることができるようになったということです。

この意識の発見は、作家にとってコペルニクス的な転換と自分で思えるのです。

まさに個人的な感覚の中の話ですが、折師さんにはわかってもらえる気がします。

お互いに頑張りましょうね。
返信する
Unknown (シタテルヒコ)
2022-04-25 12:50:18
私は、今は東京在住ですが、尼崎に長年住んでいたことがあり、“あましん”本店、杭瀬支店は仕事で何度も行ったことがある(商店街をブラつくのが主目的だったりして)など懐かしく感じます。
機会あれば、貴兄の絵画を見てみたいと思います。
又、当記事を読んで感じたことを書かして頂きました。
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シタテルヒコ様 (のしてんてん)
2022-04-25 13:52:49
そうでしたか。私は大阪在住ですが、学生時代は阪急塚口に住んでおりました。

阪神沿線にはめったに行く機会がなかったのですが、今回尼信会館さんのご厚意で個展ができるようになったのです。
そこで初めて知ったのですが、尼崎は阪神が歴史の中心だと気付きました。貯金箱博物館や寺町にはびっくりしましたし、お城もできました。

祭日は休館なので、五月連休は開館していませんが、機会があればとても嬉しいです。

これからもよろしくお願いしま^す^
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