当渓谷の植生上の景観の特色は
長々と続く渓畔林と
転石上の植物群落にあるが
この渓流での氾濫が起きにくいことに
支えられて維持されてきたと考えられている
大径木となっている主な樹種は
カツラ、サワグルミ、トチノキだ
転石上では 樹、草、コケと多様だ
「石ヶ戸」のカツラ 一本が途中で折れている
岩が樹に寄りかかっている 樹が岩を支えている ように見えるが
大岩が大岩を支えているらしい・・・・・
人に危害をもたらしそうなもの以外は 一切手を付けない・・・
大径木の主なものは サワグルミ、カツラ、トチノキ・・・
カツラの多くは株立ちに
さまざまな落葉
ブナ か
1999(H11年)の大崩落地 ハンノキなどパイオニア植物
カツラは水を好み 株立ちに
渓畔の高木と林床 川中の転石
株立ちカツラ 長々と続く渓畔林
転石はいたるところにゴロゴロ・・・・
転石と植物
同上
何年前のいたづらか・・・・・
転石を抱く・・・
蔓も苔も羊歯も草も樹も・・・・・・・
渓畔林の御三家(トチ、カツラ、サワグルミ)以外に
奥入瀬界隈に見られる樹木を列挙すると
ブナ、タニガワハンノキ、ハウチワカエデ、シロヤナギ、ドロノキ、ヤマモミジ、コミネカエデ、オニイタヤ、ベニイタヤ、ツリバナ、キブシ、サルナシ、オヒョウ、エゾアジサイ、クサギ、フジ、キタコブシ、ハクウンボク、ヤマボウシ、ヤドリキ、ホオノキ、ミズナラ、アサダ、ツタウルシ、ツルマサキ、ケヤキ、ハルニレ、キハダ、ニワトコ、ハリギリ、ウワミズザクラ、エゾユズリハ、スギ、オオモミジ、シウリザクラ、ハイイヌツゲ、ハイイヌガヤ、マルバマンサク、ホツツジ、タニウツギ、オオバクロモジ、ミヤマイボタ、ムラサキヤシオツツジ、ツルアジサイ、アカシデ、アズキナシ、アオダモ、バッコヤナギ、サワシバ、ミヤマハンノキ、オノエヤナギ、ノリウツギ、ヒメモチ、ツルシキミ、ヒメアオキ、ムシカリ、チマキザサ、オクヤマザサ、ナガバネマガリダケ、イワガラミ、シラクチヅル、アラゲヒョウタンボク・・・・・・・・