76万年前 八甲田カルデラ形成の時 巨大火砕流が周辺を広く覆い
その熱により 溶結凝灰岩が堆積した
22万年前からは 隣接して十和田カルデラの形成が始まり
出口のない十和田湖の貯水は超莫大な量となり
遂に 子ノ口の部分から 大決壊した
それによって現れたのが 溶結凝灰岩の回廊としての
奥入瀬渓谷であり 両岸の岩壁から
多くの滝が懸ることとなった
と解されている
渓谷の滝を下流から列挙すると
『千筋 ちすじ ノ滝』
『雲井 くもい ノ滝』この裏に『双竜 そうりゅう ノ滝』
『白布 しらぬの ノ滝』
『岩菅 いわすげ ノ滝』
『玉簾 たまだれ ノ滝』
『白絹 しらぎぬ ノ滝』
『白糸 しらいと ノ滝』
『不老 ふろう ノ滝』
『双白髪 ともしらが ノ滝』
『姉妹 しまい ノ滝』
『九段 くだん ノ滝』
『銚子大滝 ちょうしおおたき』
『五両 ごりょう ノ滝』
となる