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陸奥のパワースポット

みちのく青森の、自然や神様など、こころ洗われ元気がでる場所を巡る。

縄文遺跡…二ッ森貝塚・・・

2021-04-14 12:41:46 | 旅行

4月はじめにオープンしたと報じられた「二ッ森貝塚館」を見学したく

ナビを頼りに出かけた

「二ッ森貝塚館」 廃校となった校舎を改装したもの

 

校庭からは八甲田・八幡岳連峰が一望

 

10年ほど前に「国史跡 二ッ森貝塚」を

たづねた時は 発掘調査の結果をどこで

見ることが出来るのか

わからなかった

10年前に訪れた史跡公園

 

その時の史跡公園の案内板

 

今回の 貝塚館内の展示は

見たかったものがビッシリ

 

貝層の断面展示 (どのようにして作ったのだろ?)

 

同上

 

 

二ッ森貝塚 の発掘調査史  130年ほど前から

 

これら食べ物に関する 遺物や それらをとるための道具類が沢山展示されている

 

 

縄文土器

多様な形、模様のものが ガラスなどの仕切り無しで ごく間近に見ることが

出来る  触れることはダメだが フラッシュ無しのカメラはOK

 

 

二ッ森のカオとなっている 人面つき土器

 

 

同上

 

 

多様な模様やかたちには

興味が尽きない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工程を全部一人てやったのか作業分担したものか?

どのくらい時間をかけたものか?

模様やかたちごとの意味合いがあるものか?

祈りだとすればどのような祈りか?

 

ポンペイ遺跡

は火砕流・火山灰の中から掘り出されたが

そうでもないのに 土から掘り出されるのは

どのような経過によるものなのか?

縄文海進の後の海退は関わるのか?

 

【参考資料1】

青森県のホームページ

に掲載されている「国史跡二ッ森貝塚」の解説

 縄文時代前期~中期の貝塚及び集落遺跡。明治20年(1887)旧会津藩士の廣澤安任が学界にはじめて紹介し、明治24年(1891)には地元出身の佐藤重紀による学会誌への発表。昭和8年(1922)の喜田貞吉・角田文衛による調査等が行われている。同50年(1975)以降の天間林村教育委員会によって継続した発掘調査及び整備の事業が行われ、その成果は学会誌等に発表され、約3万5千m2が国史跡に指定されている。なお、貝塚形成時代の住居跡は貝層下又はその近辺に遺存され、以後の住居跡は貝塚内部の広大な窪地に残されいる。
 縄文時代前期~中期の円筒土器並びに中期後半期の大木系土器、石器・石製品・土製品、骨角器類(県重宝の鯨骨製青龍刀形骨製品等)のほか、海水性・汽水性の貝層、魚類・鳥類・哨乳類骨、人骨などが発見されている。
 東北地方における最大規模の貝塚で、貝層の堆積する形状は馬蹄形ないしは環状を呈する。なお貝層及びその上下層から出土する土器により、縄文時代前期は海水性の貝塚、同中期は汽水性の貝塚が形成され、地球規模で起こった海進海退の現象を如実に示している。

 

 

【参考資料2】

佐藤重紀が 二ツ森の近隣と言える砂土路(サドロ)川流域の遺跡で調査報告した記事の断片(明治22年)

 

 

 

 

 

 

土器は祈り以外に 食べ物の煮炊きにも使われたにちがいない

貝層の貝は焼いたろうか煮たろうか?

 

小川原湖のヤマトシジミ  シジミ汁

 


春山へ向かう・・・北八甲田一周・・・

2021-04-04 16:19:57 | 旅行

モヤヒルズスキー場

雲谷をはじめ八甲田の麓は “鹿の子まだら”の残雪となりつつある

 

 

“鹿の子まだら”

 

一方 深雪の山岳部では

4/1に 八甲田除雪隊による「雪の回廊」が開通した

その翌々日 天気もまずまずなので

ドライブを試みた

 

酸ヶ湯温泉  積雪4mと闘ってきたなごり

 

 

酸ヶ湯から大岳を望む

樹氷もとけている

 

 

雪の回廊と大岳

 

 

回廊  石倉岳の麓付近

うっかりすると 枝で車をこする

 

 

回廊の最高所 「傘松峠」海抜1.040m

 

 

傘松峠付近から南八甲田を望む

 

 

「睡蓮沼」付近 超フィーバー

降車しての展望はパス

 

 

猿倉~谷地  ブナの隙間に高田大岳

 

 

 

谷地温泉付近  高田大岳を望む 東八甲田ルートに入る

 

 

黒森の峠付近  夏場は見えない高田大岳と雛岳

 

 

田代十文字   十和田市・七戸方面は未だ未開通

 

 

田代平 (八甲田カルデラ床)

 

 

 

雛岳

 

 

黒森 八甲田カルデラよりも古い火山活動

 

 

田代平の除雪基地  東八甲田ルートを確保している

 

 

赤倉岳

 

 

前岳

 

 

「ブナの根開き・ねあき」が始まっている

「雪根開き・ゆきねびらき」、「木の根開き・きのねあき」

「根回り穴」とも・・・・・・・・・

原因は・・・

●枯れ木にもできるので、春に樹が水分を吸い上げることによるだけではない

●黒っぽい幹は太陽光をよく吸収し、白っぽい雪は太陽光・熱をよく反射して幹に当て、幹がよく温まる

●根元はもともと周囲よりも積雪は少ない

●幹を伝って水分が流れ落ち 雪を解かす

●幹の周りの風の流れが雪を解かす

などの複合か・・・・・・・

 

もうじき雪の床にブナが芽吹く・・・・・・

 


雪国の春・・・なごり雪・・・

2021-03-31 19:03:50 | 旅行

「なごり雪」は一般には「降る」雪だが

雪国では「解ける」雪だ・・・・・

屋根から落ちた雪や日かげにたまった雪が

まさに土に溶け込みそうになっているのが

これだ・・・・・・

今冬 雪との格闘への なごり・・・・

 

この時期 サクラはまだまだのようだが

待ちわびた草木が

ぞくぞくと咲き・芽吹いている

 

フクジュソウ 福寿草

 

 

福寿草

 

ふきのとう

 

 

水仙

 

 

チュウリップ

 

 

 

 

バラ

 

 

紫陽花 アジサイ

 

馬酔木 アセビ

 

ミツマタ

 

 

ジンチョウゲ

 

 

エゾユズリハ

 

 

石楠花 シャクナゲ

 

 

 

雪割草 ユキワリソウ = 三角草 ミスミソウ

 

同上

 

 

同上   色あい多様

 

 

ササ   常緑・・・・

 

『雪国のなごり雪』には 歌は無い・・・・・・

 

 

なごり雪

歌:イルカ

作詞:伊勢正三

作曲:伊勢正三

汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに君はつぶやく
なごり雪も降るときを知り
ふざけすぎた季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

動き始めた汽車の窓に
顔をつけて
君は何か言おうとしている
君の口びるが「さようなら」と動くことが
こわくて 下をむいてた
時が行けば 幼ない君も
大人になると気づかないまま
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

君が去った ホームにのこり
落ちてはとける雪を見ていた
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
去年よりずっときれいになった
去年よりずっときれいになった

 

山も街も 黄砂で靄っている・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


青森湾岸・・・早春賦・・・

2021-03-16 06:25:46 | 旅行

春彼岸・春分の日も間近

八甲田除雪隊が深雪に挑んでいると伝えられた

青森市高田から八甲田山を望む

 

川べりのネコヤナギが芽吹いている   根井川

 

同上

 

 

夏泊半島

茂浦と浦田の間には峠があり、難所だったが

トンネルとなった

その出入口付近から浅虫方向を望む

 

 

同上

湯の島、鴎島、裸島が

面白い配置に・・・・

 

 

野内漁港

コクガンとバンが食事中

 

バンが潜りアマモをくわえて浮上

一部をコクガンが分けてもらう・・・・・

 

 

同上

 

 

バン

コクガンは間もなくシベリアへ向けて旅立つはず

バンはどうするのだろう?

 

 

この時期

おおくの北帰行が始まっている

マガン、オオハクチョウ・・・・・・

 

通りかかった後潟の田んぼに集結していた

乗車したまま

接近してみた

 

 

同上

雪解け水とイネの落穂が豊富

 

 

同上

 

 

同上

 

 

 

同上

 

 

同上

 

 

同上

 

 

同上

これから津軽海峡・日本海を越えて行くための鋭気を養い

飛行への気象状況を見計らっているのだろう・・・・・・

 

 

東岳  高田より

♪♫♬・・はるはなのみのかぜのさむさや・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪山八甲田・・・雪ばれ・・・

2021-03-01 17:13:03 | 旅行

2/28 青空がひろがり

積雪4mと聞き及んでいた景色を見たく

今年初めて酸ヶ湯へドライブ・・・・

 

萱野茶屋も雪が多い

 

 

雪の回廊

 

 

酸ヶ湯に近ずく  輝く大岳

 

 

積雪深4mの酸ヶ湯温泉

 

 

右の雪壁の方向は植物園

 

 

八甲田ホテルからの眺め

 

 

地獄沼

 

 

地獄沼から大岳を望む

 

 

活火山八甲田の証

 

 

アオモリトドマツの樹氷帯も鮮やか

 

 

南八甲田の一角

 

 

左手奥に植物園

 

 

 

酸ヶ湯温泉

 

 

回廊壁にインディゴの樹木影

 

 

田茂萢岳を望む

 

 

 

田茂萢スキー場を望む

 

 

インディゴブルーの影

 

 

萱野茶屋のシナノキ

 

 

影に魅せられる

 

 

岩木山もスッキリ

 

 

 

青森市内の積雪深は70㎝

 

 

翌日新聞掲載された空撮画像

 

 

空撮域

 

 

 

空撮域 紫の囲いは湿原

 

石倉岳はアオモリトドマツに囲まれて、やはり特殊な山に見える “ 八甲田のヘソ ”・・・・