のりまき家のHAPPY LIFE DIARY

どこまで続く?子育て時々自己主張!!

電車でGO!

2007年09月24日 22時33分04秒 | お出かけ
コウセイは電車のことをなぜだか「きしゃ」と言う。
このご時世になぜ汽車?
トーマスの影響だろうか?

それはともかく、最近のコウセイの電車に対する熱狂ぶりたるやすさまじいものがあって、テレビに電車が映るだけで「きしゃきしゃ!」と連呼する。
トーマスはもちろんのこと、ぶらり途中下車の旅、関口知宏の中国列車旅行の番組、鉄道模型の番組など、お気に入りの幅がえらく広い。
要は電車が映ればなんでもOKなようだ。


で、ヒマな日曜日、パパは考えました。そんなに好きなら乗せてやろう、と。

さっそく乗せてみました。

たぶん電車に乗るのは2回目のはず。なんかすげ~わくわくしてます。オレもわくわく。
さあ電車でGO!行き先はどこでしょう?


先頭車両でがぶりつき。車掌さんが前に立ってたんだけど、気を利かせて左によけてくれました。親切です。
スピードが出るとちょっとビビるコウセイ。でもそのうち「ガタンガタン~」とか「グオ~」とか喋るように。周囲を見回す余裕も少しずつ出てきました。


仙台駅到着。
「きしゃきた~」「あっち~」「こっち~」「ばいばい~」「きしゃいった~」などなどそりゃあもう大興奮!
いやもうホントすごいウルサイよキミ。

仙台駅から乗り換えてさらに電車に揺られること15分。目的地に到着。

はい、おなじみ東北歴史博物館で~す。
特別展「奥州一宮 塩釜神社~しおがまさまの歴史と文化財~」、ここからはパパの時間ですよ~。ゴメンよ~。

・・・とはいえ、コウセイ付きではじっくり見ることはできないわけで、超スピードでさらっと見ました。
ま、そもそもテーマが地味だし、展示なんかは輪をかけて地味だったので、それでも十分満足。

博物館ではピンチが2回。
最初のピンチは、静かな展示室内で大きくハッキリとした声で「おっぱい!」と連呼したこと。
けっこう人もいたし、あれは恥ずかしかったぞ。
次のピンチは、帰ろうと駅に向かっていたとき、ウンチをしたこと。
急いで戻ってオムツ替えをしました。
電車の中じゃなくて良かったよホント。


帰りの電車、歩き疲れたコウセイは、抱っこであっさりオヤスミ。
仙台駅での乗り換えもずっと寝たままで、家の3つ前の駅になってやっと起きました。
降りた電車に向かって「カワイ~カワイ~」と最大限の褒め言葉を連発するコウセイ。
かなり楽しかったみたいで、今回の「思い付き電車でGO!」計画は大成功に終わりました。


で、感想。
道すがらとても多くの人に話しかけられたり手を振られたりした。
掃除のおばちゃんとか、受付の人とか、電車で乗り合わせた親子とか、向かいのホーム(山崎まさよしか!)の学生とか。
子どもを連れてるとこんなに話しかけられるのか~と正直驚いちゃったよ。
こういう人との交流ってたぶん子どもを成長させるだけじゃなく、親である自分も学ぶことが多い。
いつもは車での移動が主なんだけれど、たまには車をやめて公共交通機関もいいなあと思ったよ。

しかし、こうなると新幹線も乗りたくなるね。
1区間だけ乗ってみるとか、今度やってみようかな。
てか、だんだん自分の趣味みたいになってきてるし。(のり)

シンガー☆コウセイ

2007年09月23日 11時28分11秒 | すくすくダイアリー
爪切りだけは絶対にさせてくれないコウセイに昨夜からイラッときている母でございます、こんにちわ

毎日朝から晩まで起きてる間はずーっとしゃべりまくっているコウセイですが、最近はご機嫌がいいと歌ばかり歌うようになってきました

「ぽっぽっぽぉ~あとぽっぽぉ~ま~めにゃ○×%#*ぞ~?」
これは『はとぽっぽ』だね!うまいうまい

「さいた~さいた~○×%#*@がぁ~なんだ~なんだ~あかちろきいろぉ~
おっ!『さいたさいた』も上手いねぇ

「おおおぉ~おおおっお~
ん?気合の入ったその歌いだしは・・・
ベガルタ仙台の応援ソングだぁ~これが一番上手に最後まで歌えてるねぇ
恐るべしダンナの早期教育この子をどうしたいのさ

そのほか、いつも聴いてる『いないいないばぁ』のCDの曲やら車で聴いてる童謡などコウセイのレパートリーは日々増えており、二人っきりでいてもずいぶんと賑やかになっちゃっております歌詞まちがいがなんとも可愛らしく微笑ましいのでちょっと癒されますちょっとだけですがね

(まき)

キーポータン!

2007年09月22日 07時01分08秒 | のりのパパ日記
木曜の朝、突然、コウセイくんは腕を振り上げながら「キーポータン!」というナゾの言葉を発するようになりました。
どうやら、前夜に見たサッカーの影響、「キーポータン!」=「ウィーアーレッズ!」なんだそうだ。
いつのまにレッズサポになったのだ?まったく。

で、さらに面白いことに、その後続けて「オオオ~オオオオ~♪」と歌いながら腕をブンブン振り始める。
これはベガルタ仙台の「カントリーロード」。
日ごろのサポーター教育の賜物です。

コウセイの中では「ウィーアーレッズ!」と「カントリーロード」は同じサッカーの応援だという認識があるらしく、続けざまに披露してくれたことに正直ちょっと驚いた。

ついでだから、この際基本コールくらいはしこんでやろうかと、「(手拍子)ドンドンドドドン ベガルタ~仙台!」とその夜お風呂の中で練習してみたら、なかなかの飲み込み。
ごにゃごにゃと手拍子して「#*¥○%&@~ダイ!」と最後だけきっちりリズムを合わせてくる。ニコニコとなんだか嬉しそう。
面白いから何度も一緒にコールしてしまった。


というわけで、コウセイは応援家の素質があるぞ!将来はコールリーダーか?と密かに思ったバカ親&バカサポーターののりさん。
普通はサッカー選手にと言うところだけど、そこはわが身の能力の限界を知っている控えめなのりさん(笑)
とにかく早くスタジアムに行かなくちゃ!と思った次第です。
でも今日はアウェイか。残念。(のり)

追記
「キーポータン!」をわざと間違って「ターキーポン!だっけ?」というと「キーポータン!だ!」と訂正してくる。
何だそのこだわり。
そもそも「キーポータン!」って一体ナニ?


1歳6ヶ月健診

2007年09月20日 23時38分16秒 | すくすくダイアリー
うちのあたりは仙台市内で今一番子どもが増えている地域だそうですが、昨日、1歳7ヶ月近くなってようやく1歳6ヶ月健診の日を迎えました

健診は12時半からだから、どうしたって普段のとおり生活してたら連れて行けないわけでもう考えただけでおっくうだったのですが、なんとか午前中を乗り切って早めの昼食(軽食)を食べさせ、時間より早めに行ったら9番目でかなりスムーズに進みました

コウセイ1歳6ヶ月
 身 長 80.4cm
 体 重 10.9kg
 歯の数 13本 

コウセイの成長が確認できたこと、どこも心配なく健康なこと、唯一不安だった歯科検診も上手に受け虫歯も無かったこと、どれもが嬉しく心からホッとします

帰り道、コウセイは昼寝おあずけ状態で2時すぎまで頑張ったせいか、家まで車で5分という近さなのに発車2分後には即爆睡その後もしっかり2時間半寝てくれました

私は無事に健診が終わってホッとしたのと、コウセイがよく寝てくれて夕飯の支度ができていたこともあって、空いた時間なんだか急に買い物欲がフツフツと沸いてきちゃいました(どんな流れじゃ?)
とりあえず届いたばかりの通販カタログ秋号を熟読
・靴・バッグ・化粧品・・・・・先立つものはないけれど、一度芽生えた物欲は膨らむばかりです
秋が深まる前にコウセイをパパに預けて繰り出さねば

(まき)
PS.オーリーさまにうっとりしてついつい自分用にUNOのワックスを買ってしまいましたメンズでも気にしません。思った以上にハードで使いにくいですが、文句は言えません


芋煮2007

2007年09月17日 22時09分14秒 | お出かけ
16日(土)、毎年恒例の芋煮会を山形のいつもの川っぺりでやりました。
今年は参加者がどかんと増えて、もう何人来たんだかわからんくらい。(数えてた人教えてくれ~)
とにかく子どもの数がえらく増えてにぎやかだったね。
おかげでちょっと日陰が足りなかった。(来年誰かテントとか買ってきてね~)

それにしてもあの暑さ!
飲んだビールがそのまま汗で流れていく感じ。
ある意味芋煮には不適な天候だったか?ってほど。30℃超えてたんじゃないかな?
いやもちろん雨に当たるよりは断然いいんだけど、あれじゃ秋ではなく完全に夏だったな。

芋煮鍋の他にBBQも。
BBQセットは結婚祝いでいただいた我が家の持ち物なんだけど、唯一、年に一度の出番がこの日。
さすがに使い方がわかってきたゾ。

仲間たちの間では、この芋煮会は同窓会的な秋の定番イベントとして完全に定着している。
年末年始とかゴールデンウィークとかよりもよっぽどみんなが揃いやすく、かつ、楽しく美味い。
多くの人が一年ぶりに会うことになるんだけど、だからといって一年分の話をするのかと言えばそうでもなく、結局昔とおんなじくだらない話をしてバカ笑いをして食べたり飲んだりして過ごす。
そんなつきあいができる仲間たちがいるってすっごい幸せ!って思うし、芋煮会そのものの楽しさも今年はさらに実感。

みんな!嬉しいニュースも悲しいニュースもあったけれど、それでも一年に一度、こうやって顔を合わせよう。
ではまた来年!(のり)

うっとり

2007年09月14日 12時13分25秒 | まきのママ日記
「イケメンパラダイス」というタイトルについつい惹かれてドラマを見ても、いまひとつビビッとくるイケメンはいないもんだ・・・。みんな私より10以上も下だからかわいいけど・・・・・って、かなりおばちゃん発言だわ、いかんいかん

と、そんなある日。

いたぁ~~~これぞ本物のイケメン

みなさん見ました新しいUNOのCM

オーランド・ブルームさま

あぁ~見ているだけで癒されるぅ

CM見るたびに釘付けでうっとりの日々でございます



おっとイケナイ
健全な子育て中心のブログなのに

コウセイはまたしても添い寝を拒み寝室を脱走、今日はこんなふうにひとりでネンネしてしまいました



どうやらソファーで待っていればおっぱいをもらえると思ったような感じでしたが、泣いて訴えるより先に眠気に負けて寝るようです
その後ベッドに移したら少し起きかけたものの眠気に勝てず、もう昼なのにまだ寝てます。
来週の1歳半健診、12時半からなのにこの調子で大丈夫かしら

(まき)


母心と秋の空

2007年09月11日 13時27分28秒 | まきのママ日記
週末から鼻タレ小僧のコウセイをかまわずジャズフェスやらバーベキューに連れ出していたら、月曜の朝ついに私も風邪のよう
コウセイは鼻だけだし、それでも元気なのに、私はけっこうぐったりきてて、育児も家事も身が入らない感じです。ま、普段からあまりしっかりしてませんが

そんな昨日&今日のこと。
眠くて「おっぱい!!」(最近はこのようにはっきり発音するから恥ずかしい)を連呼するコウセイを軽くごまかしながら家事をして、「だっこ!!」と言われても「後で~」ときりぬけながら家事を済ませて、さぁ昼寝しようとお誘いすると…なぜかママを拒否。触るなうぜぇ~とでも言ってるみたいな態度でイヤイヤ。

「あっそ~じゃあいいや~」ってあっさり引き下がって自分だけ寝室にいたら、コウセイいつのまにか一人でねんね

私がいるほうに背中を向けて寝てます・・・。(タオルは後でかけました)


これが2日続いております。しかもちゃんと2時間以上寝ます。


実はこの1ヶ月急速にパイの回数が減り、平均1日2パイになってきました。ついこの前まで7パイとか言ってたのがウソのよう。
ちなみにうちは左右両方飲んで1パイと数えてまして、片方だけで終わりのときは0.5パイ。2パイの日でも欲しがる回数は3回ってこともありです。

で、昼寝の入眠も最近はパイなしの添い寝か外出先から帰ってくる車中ってパターンがほとんど。パイは朝の寝起きと夕方甘えたくなったとき。たぶん無理にやめれば今なら成功しそうな気もしますが、この秋いっぱいで自然にやめられたらいいなと思って今は様子をうかがっています。


コウセイが一人で寝れてすごーいと思ったのは一瞬。
なんだか、こういう部分で急に手がかからなくなるのって逆に不安。コウセイの小さな心に闇が生まれていないか、子供の愛情不足に答えなかった結果を見せられてるんじゃないかと心配なのです


子供の成長って、うれしいけどなぜか寂しい気持ちにもなるし、手がかからないと不安にもなる。普段は些細なことで叱ってしまったり、どうでもいいようなときに愛しくてしかたない気持ちにもなって…やっぱり女性は母になっても秋空のようにデリケートなハートなのよねぇ

なんちゃって

(まき)

ジャズフェス!

2007年09月08日 16時08分03秒 | お出かけ
今日は午前中から定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行ってきました!

このジャズフェスは、その名のとおり「定禅寺ストリート(定禅寺通り)」を舞台に行われる「ストリートジャズ」の「フェスティバル」で、毎年9月に開催されている。
ケヤキ並木が美しい定禅寺通りを中心に街中いたるところにステージが設けられ、ジャズばかりでなく様々なジャンルの音楽があふれる。
今年は前夜祭を含む3日間で参加バンドは707グループ、ステージも90ステージということで、年々その規模が大きくなってきているらしい。

のりまき家は朝から勇んで街に繰り出したわけだけど、正直ジャズはあんまりわからない。
まあジャズというなにやら大人の香りがする音楽のお祭りの雰囲気を楽しみに毎年出かけているという感じ。
とはいえオレ的には、ジャズそのものの理解は別として、このジャズフェスが仙台で行われるお祭り・イベントの中で最も好きで、いつかは市民広場のフィナーレまで居残って、恒例の参加者・観客全員による乾杯を体験したいと思っているのです。


家を出発したのは10時過ぎ。まだ混雑していない定禅寺通りをぶらつく。
募金をしてミニガンザをもらい、パンフレットを手に入れまったりとベンチに座って過ごす。
ミニガンザというのはこういうもの↓

フィルムケースに珊瑚のかけらが入っていてシェイクするとシャカシャカ音が鳴る。募金のお礼として配布していて、フェスティバルを盛り上げる楽器としての役割を果たしたりもするらしい。ま、記念品だね。
コウセイは両手に持ってずっとシャカシャカシェイクしていた。そしてその後ベロベロ舐めまくっていた。甘いのか?

演奏開始時間の11時になると、あちらこちらで演奏が始まる。
のりまき家はいろんなステージをのぞき見しながらぶらぶらメディアテーク方面へ。
メディアテークでは屋内での演奏があり、そこで少しじっくり座って聴いた後、アートマーケットをチラ見。
まきがガラス細工の金魚の耳かきを買っていた。ジャズとは無関係なのは言うまでもない。

コウセイはいろんなものに興味があるみたいでキョロキョロしながら前を見ないで歩く。
一番興味があったのは、ジャズではなくバスだったみたい。ちょっと残念だ。
でもいろんな色のバスが見られて楽しかったことは間違いない。
それはそれで良し。

↑カメラを忘れたのでケータイでパシャリ。
結構楽しんで歩いていたみたい。

昼に近づきだんだん人が増えてきたので少し早めのランチをとることに。
前々から興味があった「和-nagomi-CAFE DAYS
居心地のいい落ち着いた店内で、フードもおいしい、デザートもおいしい(特に和菓子がおいしい)、コーヒーもおいしいで大満足。
心配していたコウセイの食事も、なぜか切り干し大根にハマってくれラクラクスイスイでした。

午後はまたぶらぶら歩きながら行き当たったステージを眺める。
お腹が満たされたコウセイはダンダン足踏みしたり、シャカシャカ鳴らしたり、手を叩いたりと結構ノリノリ。ジャズ風に言うと“スイング”していた。
すごいね音楽の力。

その後コウセイが抱っこ抱っことおネムな感じになったので帰ることに。

そんなわけで、今年のジャズフェスを満喫したのりまき家。
いつかはフィナーレまでと思うが、それはまだまだ先のことだろうな。(のり)


読んだ本あれこれ

2007年09月07日 23時50分58秒 | エンタメ
どもども。お久しぶりです。のりです。

ここ数日、夢中になって本を読みふけっていて、PCには見向きもしない日々でした。
で、昨夜読み終わり、久方ぶりにブログでもアップするかなと開いてみた次第。

マイブームの梅原猛が鎮まりつつあった春先から、宮城出身ないし宮城にゆかりのある作家の作品を中心に本を読み漁っていたオレ。
伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」に始まり、恩田陸の「夜のピクニック」、そしてやっぱり梅原猛の「飛鳥とは何か」。
途中、宮城とは関係のない、劇団ひとりの「陰日向に咲く」、奥田英朗の「町長選挙」、子ども向けの古典文学全集の「古事記物語」で箸休めをし、再度恩田陸に戻って「図書室の海」、そして先週くらいから熊谷達也の「邂逅の森」、「相剋の森」を一気に読破した。

こう羅列するとすごい文学青年みたいだけれど、4~5ヶ月くらいかけてのもの。
決して多読ではないです。

映画化された伊坂幸太郎の本を何気なく読んでみたら、今の小説ってこんなに面白かったんだ!と急に目覚めて、休日に文学館に行ってみたり、実家や姉の本棚を漁ってみたりした。
伊坂は宮城在住で、恩田は宮城出身の作家。読み進めながら、ああ、わかるわかるという箇所が随所にあり、ちょっと得した気持ちになり嬉しい。
地元にこれだけの才能を持った作家がいたなんて素晴らしい!と関係ないのにちょっと誇らしい気持ちになったりもした。

ところで、劇団ひとりの小説について。
帯に「ビギナーズラックにしては上手すぎる」と恩田陸の言葉。
読んでみると確かに上手い。巧妙だ。
ただね、惜しむらくは上手いだけなんだ。
あ~なるほど、あはは、面白いね~で終わりなんだよね。
ま、それでも充分楽しめたし、リリー・フランキーよりはずっといいとオレは思ったぞ。
(それにしても「東京タワー」はなぜにあんなに売れたのだろうか?オレの中では「マディソン郡の橋」みたいな位置づけなんだが(笑))

で、宮城出身直木賞作家熊谷達也の連作。
話の中心は、マタギと狩りと熊と山の神。そんなの面白いわけがない。
・・・と思ったら超面白かった。
小説にこれだけ惹きつけられるとは思いも寄らなかった。
重厚なのに、不思議とどんどん読み進められて、最後は深い感動。
ここ数年のベストってくらい。
こういうのを読んじゃうと、綿矢りさとか青山七恵はまだまだひよっこって感じがするね。
ライトな小説が蔓延しているな~って実感した。(別に悪いことじゃないんだけれどね)


次は何を読もうかと思案中。
もう少し熊谷達也を読んでみたいと思ったけれど、ここはあえて児童文学の「ゲド戦記」にいってみようかと思う。ライトな方にね。(ライトじゃないか?)
でも買うといっちょ前に高いんだよね。誰か持っていたら貸してください。(のり)