今日、東北歴史博物館の特別展「慈覚大師円仁とその名宝」を見てきました。
円仁は平安時代、遣唐僧として入唐し、最新の密教や法華経、阿弥陀信仰などを持ち帰り、最澄が開いた天台宗をさらに広め、天皇から日本最初の大師号である「慈覚大師」を贈られた名僧。
円仁ゆかりの寺社が数多く残る東北地方は、特に円仁への思いが強く残る地域なんだそうで、山形県の立石寺には、「円仁さん」という名物お菓子もあったりする。
そんな円仁に関連する天台密教や阿弥陀信仰の仏教美術の名宝の数々を堪能してきました。
唐突だけど告白します。
前からうすうす気づいてたんだけど、今日はっきりわかったことがあります。
オレ、十一面観音が好き(←久々の絵文字)
なんかね、プロポーションっていうのかな~、全体のバランスがいいんだよね。
十一面観音っていうのは、頭上に11の顔を持つ菩薩なだけに造像が難しそうなんだけど、不思議と頭でっかちじゃないし、体をくねっと少しよじってる姿形がまたなんとも言えず見事で、それはまさに造形美なわけなんですよ。
で、今回の特別展に出品されている美術品の中で、ぜひ見たいと思っていた十一面観音があった。
それは、山形県の宝積院の十一面観音菩薩立像。
以前宝積院を訪れたことがあったけど、ご開帳は年1回とのことで見れずじまいだったわけで、その頃からの念願の観音様なんです。
ご対面したらやっぱりほれぼれしちゃうような美しさでした。
この仏像はなぜ山形にあるのだろう?奈良・平安の仏像に負けず劣らぬ素晴らしさだ!と感動したのりさんなのでした。
ちなみに他に印象的だったのは、平等院「雲中供養菩薩」の二体と延暦寺横川中堂「聖観音菩薩立像」。
「雲中~」のようなメジャーな仏像が来ると否応無しにテンション上がるね。
「聖観音~」は慈愛に満ちた表情の等身木造の仏像で、そのお顔を眺めていたら穏やかな気持ちになった。
実は、ここんとこ仕事の方がちょっと息が詰まる感じだったので、夕方2時間年休をもらって閉館直前の博物館に滑り込んだ。
円仁さんのお導きのおかげでちょっとリフレッシュ。
時にはこんな午後もいいよね?(のり)
円仁は平安時代、遣唐僧として入唐し、最新の密教や法華経、阿弥陀信仰などを持ち帰り、最澄が開いた天台宗をさらに広め、天皇から日本最初の大師号である「慈覚大師」を贈られた名僧。
円仁ゆかりの寺社が数多く残る東北地方は、特に円仁への思いが強く残る地域なんだそうで、山形県の立石寺には、「円仁さん」という名物お菓子もあったりする。
そんな円仁に関連する天台密教や阿弥陀信仰の仏教美術の名宝の数々を堪能してきました。
唐突だけど告白します。
前からうすうす気づいてたんだけど、今日はっきりわかったことがあります。
オレ、十一面観音が好き(←久々の絵文字)
なんかね、プロポーションっていうのかな~、全体のバランスがいいんだよね。
十一面観音っていうのは、頭上に11の顔を持つ菩薩なだけに造像が難しそうなんだけど、不思議と頭でっかちじゃないし、体をくねっと少しよじってる姿形がまたなんとも言えず見事で、それはまさに造形美なわけなんですよ。
で、今回の特別展に出品されている美術品の中で、ぜひ見たいと思っていた十一面観音があった。
それは、山形県の宝積院の十一面観音菩薩立像。
以前宝積院を訪れたことがあったけど、ご開帳は年1回とのことで見れずじまいだったわけで、その頃からの念願の観音様なんです。
ご対面したらやっぱりほれぼれしちゃうような美しさでした。
この仏像はなぜ山形にあるのだろう?奈良・平安の仏像に負けず劣らぬ素晴らしさだ!と感動したのりさんなのでした。
ちなみに他に印象的だったのは、平等院「雲中供養菩薩」の二体と延暦寺横川中堂「聖観音菩薩立像」。
「雲中~」のようなメジャーな仏像が来ると否応無しにテンション上がるね。
「聖観音~」は慈愛に満ちた表情の等身木造の仏像で、そのお顔を眺めていたら穏やかな気持ちになった。
実は、ここんとこ仕事の方がちょっと息が詰まる感じだったので、夕方2時間年休をもらって閉館直前の博物館に滑り込んだ。
円仁さんのお導きのおかげでちょっとリフレッシュ。
時にはこんな午後もいいよね?(のり)