茅野市の中道にある石造物群です。
狭いところに詰め込んだ感じです。
手前の道路の拡幅により移動したのでしょうか。
石灯篭が無造作に置かれているところから
このような印象を受けます。
大きな文字塔を写しました。
「南無阿弥陀仏」と彫られています。
側面には「嘉永三歳在庚戊(1850年)」と
彫られています。
2m以上あるような石造物です。
「蚕玉神社」と彫られています。
養蚕業が盛んな明治十七年に造立されてます。
「神社」とありますが、
「馬鳴菩薩」が貧しい衆生に衣服を恵む菩薩から、
養蚕や機織りの信仰の本尊と祀られることがあります。