野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

北又の御射山神社の石仏(2)

2019-08-25 | いろいろな石仏

御射山神社の石造物です。

今回からはすべて文字塔になります。

まずは右端にあった蚕玉霊神になります。

養蚕が盛んであった南信州にはよく見られる文字塔です。

造立は「明治廿六(1893)癸巳四月建立」と刻まれています。

新しいのですが、「蚕」と「霊」の字に特徴があります。

次は

その横にある秋葉山大権現」「金毘羅大権現」です。

繭玉霊神と同様に文字がしっかりと刻まれています。

造立は「嘉永第五〇龍集(1852)壬子春三月建」とあります。

「秋葉山」は「秋」「山」「権」に特徴があり、

金毘羅は「金」に特徴があります。

また建立については、〇は「祀」で年と呼びます。

「龍集」は年廻りを表しています。

いろいろあります。

 

 

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