余震が無いところで過ごしたいという家内の希望もあり
薩摩半島の南端の指宿に家族旅行に行ってきました。
温泉入ってのんびりするだけのプランでしたが
そこにはちゃんと「釣り」も組み込まれているのでした。
ただし、2日目の朝食の前のみ、まあしょうがないかって感じです。
大雨と暴風の最中に熊本を出発。
鹿児島市内で長男と合流し指宿に向かいます。
途中、知覧特攻記念館に寄って夕方指宿に到着するころには雨も上がり晴れ間も見えてきました。
宿泊は、品がいいおばあさんがオーナーのこじんまりとしたホテル。
食事も温泉も良くてゆったりできました。
さて、2日目の早朝は、自分だけ抜け出して事前に下調べしていた山川漁港へ。
いいサイズのアジが釣れる人気の漁港らしい。
当然ねらうしかないっしょ。
朝4時過ぎに到着。
すでに堤防は釣り人でびっしり埋まっていました。
みな電気浮きで狙っています。
ルアーマンは一人もおらず。
早速自分もソフトルアー投げたり
メタルジグを落としたりするも何の反応もなし。
先行のおじさんたちも特に魚が釣れてる様子もなし。
明るくなっても何も変化なし。
ただ、おじさんたちは誰一人帰ることなく大いにおしゃべりで盛り上がっていました。
ひょっとして回遊待ちなのか!?
うーんどうしよう。
こちらは朝7時半の朝食までには戻らなきゃいけないし
回遊を待っている時間は無いのでした。
移動だな。
第2候補の山川外港へ。
こちらは外港というだけあって、錦江湾側に面した大規模港。
こちらも人がびっしり居ます。
不思議と一か所に固まっています。
そこしか釣れないんだろうか???
ここで日の出。
しばらく横で釣らせてもらうも反応なし。
先行者の皆さんも特に釣れる様子もなく、しかし誰一人帰らず。
こちらも回遊待ちか!?
ネットで調べた情報では、実績は十分のようだったけど、時合とかは全く分からない。
ここが遠征釣行の難しいところ。
やはり釣りとは、どこで何がどういった状況とタイミングで釣れたといった具体的なものが不可欠なのでした。
うーんどうしよう。
もう一か所、指宿港も釣れないわけじゃなさそうだったけど
山川より大したことなさそうだったし・・・。
こういう時は、自分の感覚に頼ったほうがいいかも。
というわけで、地図上で気になった場所に行ってみることに。
指宿シーサイドホテル横の河口。
大小3本の川が合流する河口部。
支流からのエサが集中する合流部あたりは面白いんじゃ!?
とにかく行ってみる。
到着。
正面が指宿シーサイドホテル
本流の両側から流れ込みあり
この時点で6時半過ぎ。
時間が無い
右の支流は温泉水のよう。
湯気が立っています。
川内原発の温排水ならぬ天然の温排水。
メッキ居るかも。
期待が高まります。
早速完全にメッキ狙いで小型ミノーをキャスト。
3投目で何かヒットするもすぐばれる。
よしよし、フィッシュイーターは居る。
その後本格的にヒット!
めっちゃ暴れる。
メッキか!?
コトヒキでした。
(スレだけど)
いやぁ、何はさておき遠征先でのキャッチは嬉しいもんです。
おまけにコトヒキ釣ったの初めてだし。
しばらくしてまたヒット
今度もコトヒキ
ちゃんとお口にフッキング
やはりいいポイントのようです。
そこにジョギングしてる人が通しかかり
こちらが気になるようで話しかけられました。
コトヒキが釣れたことを話すと
ここは汽水域で魚が集まるいいポイントとのこと。
もう少し上ではティラピアも釣れるらしい。
ご本人も昔、スピナーなんかで釣ってたとのこと。
お話ししながらも、時間が無かったのでキャストしながらで
ここで釣れたらカッコいいのに・・・しかし今回はそうはいかず
ひとしきりお話ししたあと、緑のシャツを着たジョガーは走り去っていかれました。
その直後、再びヒット!
今度もコトヒキ
少しサイズアップです。
いやぁ、コトヒキのファイトは激しくていいですね。
また機会があれば狙いたいです。
ここで7時15分。
急いで片付けしてホテルに戻り、なんとか朝食の時間に間に合いました。
まだまだ釣れそうだったけど、まあこのちょっと足りない感じも遠征釣行ならではなのかな。
ではまた。
noppo
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