前回のブログの更新記事が芍薬の話、、、
生ハムメロン、うずら卵とトマトの串刺
合鴨ロースト、チーズ
帆立のパン粉焼き
私は3ヶ月以上日記を書くのを怠って
何をしていたんだろう?
書いてないと、どんどん忘れていきます。
特に書けない理由は無かったのですが
90歳になった母が
骨折で入院して半年近く、
日常生活が制限されてると認知症に。
コロナで面会が出来ないのも
大きな原因でしょう。
色々と混乱している様子を聞いて
対応策を考えてるうちに
ついつい、自分を振り返るのが
疎かになっていました。
決して介護が大変だったとか
それで心が塞いでいたわけではなく。
現在は無事退院して、近所の
サービス付き高齢者住宅に入居して
病院からの訪問診療やリハビリも
受けることができています。
認知症状もやや改善❓して
内容はユニークだけど
会話は成立しています。
この改善の特効薬が「お茶」でした。
もともと偏食の母。
入院中、食欲もなく、
病院食はほぼ拒否で
点滴と栄養ドリンクの毎日。
そこにいとこから新茶が送られて
来たのです。
母の出身地、鹿児島県志布志のお茶。
鬼塚製茶と言う小さなお店で
栽培からされていて
遠い親戚に当たる方の経営です。
病院は面会は出来ないけど
差し入れは受け付けてくれるので
水筒に入れて
鬼塚製茶の新茶です とだけ
メモを入れて届けたところ
看護師さんが
「志布志の特別なお茶なんですってね
おいし〜って、飲まれてましたよ」って。
お店の名前しか書いてないのに
それが自分の故郷の、親戚のお店の
お茶だとわかったのが驚きでした。
それから毎日届けました。
頂いたお茶はすぐなくなり
ネットで取り寄せもしました。
お茶と一緒に孫やひ孫の写真、
手紙なんかも運んでいくと
やがて 返事を書くようになり
いろんな記憶や思いが繋がっていったのか
言動が母らしく戻って来ました。
元通りとはいきませんが
母としての人生を歩んでいます。
鹿児島県は上質なお茶所です。
日常的にたくさん飲みます。
回覧板を持って来た人や、
郵便屋さんにも
通りすがりのご近所さんにも
お茶を出し漬け物を勧めてました。
大酒飲みの叔父さんたちも
〆はお茶でした。
思えば、その習慣やら思い出が
母の身体にも心にも染み付いていて
今を作っているのでしょう。
お茶の葉を急須で淹れるのも
最近しなくなってましたが
見直したい事だなあ、と思います。
久しぶりに 写真もなく
長々と書いてしまいました。
すいません。
最後に、今日のランチから。
生ハムメロン、うずら卵とトマトの串刺
(巻いただけ、突き刺しただけ)
合鴨ロースト、チーズ
(切っただけ、袋から出しただけ)
帆立のパン粉焼き
(パン粉、パセリ、ニンニク、粉チーズを
オリーブオイルで和えた物を帆立に乗せて、オーブンで焼きます。焼き上がる少し前にバターを一切れ乗せます。)
平日休みは珍しい友人が
久しぶりに遊びに来てくれて
お昼からシャンパンをあけて
しゃべりまくり、でした。
次回は3ヶ月も空ける事なく
日記を書こうと思います。
大雨が続いて被害に遭われた皆さん
お見舞い申し上げます。
引き続き気をつけて過ごしましょう。
子供の頃、母の田舎に行くと、周囲の家はたいてい生垣代わりにお茶の木がありました。それを各家庭で摘んで製茶したり、近所で共同でやって分け合ったり、お茶は野菜と同じく自家用栽培が普通でした。夏休みに遊びに行った時も、朝は一服のお茶から始まって、冷たい麦茶なんてなかったですね。歳とともに、急須で入れた温かいお茶が好きになりました。