のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記4月22日 たけのこ堀り

2019-04-22 09:55:18 | 日記
ソメイヨシノは終わりましたが、八重桜が綺麗な季節です。


大阪の造幣局の通り抜けが有名ですが、この桜は近所のレストランの庭木です。

先週火曜日、文楽の四月公演を観ました。
演目は仮名手本忠臣蔵。
大作なので今月と夏と11月に渡り三公演に分けて全段観ることができます。

今月は大序から四段まで。
面白い!浸りきってしまいます。

文楽劇場には展示場もあって、


人形遣いさんの足元や



太夫さん三味線さんの演じる姿勢が
見えます。

見えないまま、当然と味わっていた舞台裏と言うか演者裏、へぇ〜と感心します。

義太夫は字幕もあるけれど、太夫さんの声と息使いで物語は通じる気がします。
人形は遣い手で動きが全然違うし、動きどころか、じっとしてそこにあるだけで佇まいまで違う。
人間国宝の師匠方は、本当に、宝だなあと思うのです。

大阪府では知事大阪市長選に続き、昨日の選挙でまた維新の市長や市議が増えました。
何が魅力で人気なのか、私は全く理解できない。

大阪発祥の、文化遺産で、誇るべき、全力で守るべき、文楽を補助金カットで貶めた、橋下という人が始めた維新は受け入れがたい思想です。
文楽は、それをバネに頑張っていますが、私は観るたび怨みを思い返してしまいます。


沈鬱気分を癒してくれる山笑うという季節です。
土の下からは

美味しいたけのこが顔を出しました。

お仕事の都合で大阪に戻られたKさんが、たけのこ掘りに一日牛窓に帰ってみえました。私たちもご一緒した後ポラン亭にお泊り。





たくさん掘ったたけのこは

即座に糠を溶いたお湯で茹でて

水に浸けておきます。

とれたてのたけのこは

竹輪と土佐煮


豚肉と炒め煮


カルパッチョ風サラダにも使いました。

あとはたけのこご飯に、お吸い物にも入れて
堪能しました。

Kさんが育てていた
2月にはふきのとうだったのが
大きな蕗になっていて、

皮を剥いたらアクで手が染まるけれど


湯がいて塩漬けしとくと長く楽しめるよ、と教えて頂きチャレンジです。

選挙では人間の間違った判断とか行いが私の心を痛めるけれど、自然はもっと大きな世界。
そこに身を委ねて、信じられるものを見つけて生きようと思う春の一日です。