ゆくさおさいじゃした

子どものこと,鹿児島のこと,手作りのことなど。。

みのむしを宿す 春待ちもみじ

2006-02-10 | ☆絵てがみ☆
2004年秋に武田神社からとってきた紅葉。生長の軌跡はこちら

爪楊枝より細かった幹が小指の太さになりました。
そろそろ枝を張ってもらうため,剪定したり植え替えたりしないといけません。
さて,どうしたものか…と眺めていると


みの虫が3匹!
ちょうど,絵手紙教室の画材を探していたところだったので良い発見でした。
強い風が吹いても,鉢を運んでも,糸で木にしっかりつかまっているので
ぶらぶら揺れても落ちる気配はありません。安心して教室まで持って行けました。

みの虫の「ミノ」は何枚かの枯れ葉が上手い具合に重なって筒状になってるんだなぁ
とか,もみじの芽って二つ一組で互い違いにに並んでるんだなぁとか
描きながらいろんな発見がありました。
目先10㎝ぐらいに近づけてじっくり観察していると,みの虫がモゾモゾ動き始めました。
そういえば,釣ったアラカブを描いているときも,海水から出して何時間も経ってるのに暴れてた

わ,わ…ちょっとおとなしくしてよ~。描いてるんだから…

しばらくすると,「ミノ」の中からモゾモゾと「ムシ」が出てきてしまいました(汗)
2匹も…
暖房が効いていたので,「ミノ」が暑かったのでしょうか。

「ミノ」も「ムシ」も床に落ちてしまったので,つまんで鉢の中に戻すと
「ミノ」を履いたまま,鉢を入れていたビニール袋を二匹仲良く登ってきました。
頂上で糸を吐いて固定してしまいそうだったので,またつまんで木の根っこ近くに
「ほれ,もみじの木に登りなさい」
と戻してやったのに,体力を使い果たしたのか木には登らず
小さいみの虫は大きいみの虫にくっつき,大きいみの虫は近くに転がっていた軽石で
「ミノ」のてっぺんに蓋をして落ち着いてしまいました。

みの虫の行動にハラハラして,先生の話はあまり聞けませんでしたが面白い観察が出来ました!