この場所は
鹿児島県大口市十曽青少年旅行村です。
暑いと「セミ~鳴くな!余計暑くなる!!」と思いますが
羽化を見ていると「がんばれ~」と応援してしまいます(笑)
地表に出てこようと思ったらアスファルトで固められてたとか,
家が建ってた,なんてこともあるんだろうな,と思っていたら…
セミって,樹皮に卵を産んで,秋頃に卵から孵って土の中に
潜っていくんだそうです。土に潜った幼虫は木の根にストロー
のようなものを刺してそこから栄養をとって数年間過ごすんだ
って。(土に卵を産むんだと思ってました…)
だから,(セミの住む)木を切ってしまうと,地下にいる数年
間分の幼虫たちは全滅。樹皮に産み付けられた卵も死滅するの
です。セミ世界にとっては大打撃。→セミの家
木がなくなってアスファルトになったり,家が建ったりした時点
でセミは死んでしまうのですね…
自然って,地球って,人間だけのものじゃないんだよね。
当たり前だけど,忘れがちなことに気付かせてもらいました。