久々のブログ更新です。
年末年始は,主人の実家と私の実家が近いので行ったり来たりしながら過ごしました。
元旦は,鹿児島県出水市荒崎の鶴を見に行ってきました。
ここは鶴の渡来数日本一で,毎年1万羽ほどの鶴が渡来し,越冬してシベリアへ帰っていきます。
鶴の種類は,ナベヅル,マナヅル(どちらもグレーっぽい色)がほとんどです。
今年は,37年ぶりにタンチョウヅル1羽も飛来し,話題になっています。
タンチョウヅルといえば釧路湿原ですよね。どうして遙か南の鹿児島まで来ちゃったのでしょう?
1羽だけ,しかも幼鳥のようです。無事自分の故郷に帰れると良いのですが…
タンチョウヅルはほかの鶴と羽の色が違うので,展望台からも居場所が確認できた
ようですが,私たちが行ったときには万羽鶴の中に隠れてしまって探すことができませんでした。
鶴はとても家族愛の深い動物で,生涯同じパートナーと過ごし毎年子どもを連れて
出水に帰ってくるそうです。
飛び立つときはお父さんが先頭になり,子どもを挟んで最後にお母さん。
餌を食べるときも,必ず家族単位です。
長生きの象徴とされている鶴ですが,こういう意味で縁起物なのかもしれませんね。