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世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

性悪説

2018-03-17 | 世間にはいつも毒が・・

 

 📌

世界に絶える事なく続出している悲惨な状況を見ていくと、

荀子の性悪説には、

人間社会の必然を示す科学性があるように思えてしまう。

俗説ではなく、人間や組織や社会の帰結を裏付ける明察ではないのか。

性善説は幻想に近い願望であって、

性悪説こそ現実、人間の本態であることを歴史は述べていないだろうか。

いわば心理の生態系は、

常に”利己アメーバ”の増殖に脅かされる条件下にある。

”性悪科学”への防御を構築する熱意が失われると、

人間社会は性悪工程に切り替えられる。

 

 


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