世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

反日

2020-05-15 | 朝鮮半島

📌

日本に対しては1000年恨と宣った韓国大統領がいた。

植民地時代の歴史的屈辱を反芻するからだ。

歴史が変わり、70年弱のその後の外交の経過が積み重なっても、

依然として、韓国の対日外交、舌戦にその事が前面に強調される。

内政でも執拗に反日偏重宣伝が続いているから、

過激な反日行動が肯定される社会が出来上がっている。

反日無罪である。

 

集団催眠状態であって、しかも扇動者は常に為政者である。

まるで鬼畜米英と喧伝した80年前の日本社会みたいである。

朝鮮社会に見られる生来の過剰表現や硬直化が、政権によって乱発されて止まない。

 

何事であっても偏重が生み出す成果は破綻につながる。

今や、謝罪も、賠償も、国際法も、2国間合意もないが如しである。

彼らは時に受け入れて、別の時に蒸し返す。再び合意してもまた蒸し返す。

その経過と内容を彼ら歴代大統領は国民に詳らかにしていないようだ。

両国の国民の感情はその偏重に揺さぶられ、悪い方向に不安定になっていっている。

 

どの歴史に対しても、どの国の植民地支配にも完全な償いなどはないだろう。

国同士の関係は政治的な手法で和らげるしか表立った方策はない。

国民感情に区切りはなくても、外交は区切りを見つけられるはずだ。

いずれの國際関係も、どこかに現実的な結び目を見つけて成り立っている。

 

だが、彼の国の為政者たちは休まず、反日プロパガンダを劇場化させてしまう。

煽った国民感情を背にして、外交の積層を容易く反故にしてしまう。

蒙昧とした日本憎しに取り憑かれているとしか見えない。

それが内政上も外交上も得策だと思ってるなら、それは悪手である。

 

日本は、韓国との外交上の取り決めが、何の前進にもならないことに呆れるしかない。

交渉が将来を担保しないという教訓を韓国から得ただけだ。

翻って、それは日本人の韓国観の見直しや嫌韓が遍く日本列島に浸透したかのようだ。

この数年に顕著な反日攻勢は、日本人の韓国観が新時代を迎えたように思う。

皮肉にも、これはパク・ウネ元大統領、文大統領らの功績である。

 

隣国とは友好、平和をと言い続ける人たちはいる。日本政府の反駁を悪手という人もいる。

永遠に謝り続けろと言う人もいる。

歴史から解放されないことは確かだ。だが、高みの見物、きれいな発言で現実は動かない。

どの国であっても、政府が煽るなら国民感情は容易に集団ヒステリーを起こす。

そうなれば、政治、外交のいずれの方策も狭まる。

政治家はアジテーターで終わってはいけない。

事象をアジることは、誰にでもできる。政治家がやることではない。

韓国との外交が不毛であることを日本社会は知るばかりである。

いいだろう、ならば1000年待とうではないか、と言いたくなる。

いやその時になれば、彼の国の政治家は2000年恨だとまた煽るのだろうか。

 

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案の定、暴走している

2020-05-11 | 政治家を選良と思うのはやめよう

📌

ざっと括れば、

この60余年間を、主に自民党が政権を担ってきた。

その間、私は概ね野党サイドに投票してきた。

理念や政策をにらんでというより、

与党政権の暴走があってはならないという思いだけである。

であるから、与党に拮抗する野党勢力の伸長を期待し、

試行錯誤を繰り返す野党の結集にやきもきしてきた。

つまるところ、私は野党勢力には深く失望している。

特にあの政権交代を高らかに叫んで与党になった民主党の結末については、

いわば社会への裏切りと思っている。

政策やその成果以前に、党内の主導権争いをさらけ出して自壊し、

あっという間に分裂、雲散霧消したのである。

こんな低劣な社会的裏切りがあろうか。

野党勢力の内実が弱点だらけで、

結集力の脆さを国民に見事に露呈してしまった。

 

人気絶頂のボクサーが、大口を叩いて沸かせ、

あっという間にノックアウトされたみっともなさである。

しかも、彼らはその自壊の総括もせず、また小さな山を幾つも作っている。

そして、我らこそ社会の信認を得られると思っているに違いない。

無党派層に語りかけて、説得力があるのだろうか。

七転び八起きは結構だけど、同じ過ちを繰り返さい保証はない。

政党には表にも裏にも結集力が必須であることを彼らは学んだのだろうか。

 

非常にまずい・・、与党政権が暴走してるじゃないか。

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ああ、テレビ・・

2020-05-10 | ああ、テレビ・・

📌

とにかく、近頃の地上波のテレビ番組がつまらんと思っている。

総じてテレビ番組が、

”おしゃべりゲームセンター”みたいになっている。

専門分野も洞察力もない連中が、まるで特権を得たごとくに放送のなかでよく喋る。

おしゃべりひょとこばかり、ちっとも参考にならない。

テレビ局は井戸端会議の盛り上げを狙って、喋りアクションの良いひょっとこを見つけては出演させていく。

ディベートの要素にも届かず、言いたい放題で終わる。

うわさ発信局レベルに堕ちている。

 

テレビ局は、企画も映像も取材も捨て去ったようだ。

もともと縦横な報道力を期待するほうが無理なんだろう。

他メディアの取材力に間口も深さも遠く及ばない。

勝る映像力の活用さえ安易に終わっている。

電波枠を得ていることに漫然とし過ぎていないか。

どの民放も番組編成がまるで横並び、独自性が極めて薄い。

画面の賑やかしに逃げている。電波興行師を目指している。

ならば、民放の全国ネット局は2系統あれば充分じゃないか。

番組提供スポンサーも探しやすいだろうに。

テレビ産業は、まもなくIT情報網に負けて、二流の業種になる。

いままでも一流のメディアであったか否かは知らねども・・。

 

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