世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

変わる世間の有り様

2020-04-28 | 従いていけるか

📌

世代の感覚が、若い人々を捉えて離さない

故に時として、新しい世代に古い人々が軽くあしらわれることが起こる

これはどちらの世代が正解か、ということではなく発生することだ。

 

軋轢が多いだけ多様な方向性が生じて、良否を問わずダイナミックに展開する。

 

変わるべくして変わっていく・・それが社会というもの、

だが個人に染み付いている内なる解体は、社会の解体よりずっと遅れる。

社会の変貌についていけないのだ。

社会は、新しい機械を導入した工場のように古きを遠のけて動いていく。

個人は抗いながらも、知恵と体力を工夫して、後ろからついて行くしかない。

人の生涯にはそういう嫌なことがある。

 

洗脳は一年もあれば成果をあげる、

だが教育の成果を得るには100年の熟成が必要である。

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一瞬の目撃

2020-04-28 | 雑々と過って惑う

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一瞬にして窓から飛び降り、自殺した人を、目撃したことがある。

はっとして、その窓から下を覗くと、落ちた彼の身体が地面でぴくぴくと動いて、止まった。

自殺にゆきつく・・絶望

何歳の人であれ自殺したというニュースを知ると、気持ちがずしんと重くなる。

辛くて苦しみ続け、拠り所をなくし、自虐的な一点しか見えないほど思考停止する、

人が死の恐怖を踏みつけて、一度きりの生命の破壊を決行する。

自分を自分で殺す。

そんな心理の流れを忌避する機能が、なぜ人の脳に備わっていないのだろう。

生きるための本能に満たされているはずの生体が、ストレスの重圧で踏み潰されている。

心が身体をつぶす。心身の痛みに人は負ける、そんなに強くない。

ただ飛び降りることにだけ、集中してしまう。

自分の体がどうつぶれるてしまうのか、そんな思いは過ることもないのか、

心理の綾なす道筋は、怖ろしいものだ。

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やっぱり、too little too late

2020-04-28 | 政治家を選良と思うのはやめよう

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新型コロナ禍の猛威に世界は対処できなかった。

事態を正視せずに、軽く受け止めたがる人々の判断の癖が、

世界に共通してあることが見て取れる。

 

感染症の不気味さを世界が忘れた頃に、それはやってきた。

来る日も来る日も、世界中のウイルス感染拡散をニュースが伝える。

分からないことだらけのウイルスから、どう守れば・・、

世界をなで斬りにして、未知のウイルスが襲いかかっている。

どの国にとっても、医療崩壊や社会基盤が壊れてしまう脅威である。

グローバリズムを可とする世界の裏には、

悪いことをも比例して拡散してしまう道理が控えている。

で、安全も発展も駆逐されつつある。

これから先の世界でも、きっとそんな同じ脅威がやってくるだろう。

 

未知の脅威にこそ、国のリーダーの資質がもろに問われる。

安倍首相にその資質が見えるか。

非常時であっても、その手法はステレオタイプだ。

”too little to late”で、彼は非常事態を決然と指揮できる器ではない。

国会内だけで生きているから、国民に話しかけない。

野党の攻撃を躱すことが、政治家の必要にして充分の能力と心得ているようだ。

感染の不安や社会活動が止まらんばかりの、

こういう時こそ、国の代表として国民に演説をすべきなのだ。

どういうプランで、何を優先するのか、何が不足なのか。

安倍一強などとされているが、調整ばかりに腐心しているのではないのか。

他国のやり方と比べて、優れたところがない。

手際が悪く、悪手ばかり打っている。どうも納得できない。

事柄の優先順位がわかってるとは思えない。

ことほど左様に、

彼が標榜する改憲ですら真正面から進めず、姑息な付け足し修正で済まそうといている。

決然たる使命感を感じさせてくれない。だから説得力がない首相である。

 

📌

安倍内閣は、平然と迷走する。

夫人で迷走・・

新型コロナ迎撃で迷走・・

検事総長人事で迷走・・

改憲で迷走・・

首相の器にふさわしい迷走か・・

要は、彼に骨格がない。国民が一番望む明快さがない。

 

 

 

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