終活ちょいなか暮らし

築50年分譲公団をフルリノベーションして
快適な老後を過ごすためにインスピレーション移住

「お見送り」最後の3親等

2020-02-11 | 日記

「幸伯父さんが亡くなった」との訃報が

従姉から入った。


いつもニコニコ面白い話をして遊んでくれた伯父が、

人前でオイオイ嗚咽を上げていた記憶が蘇ってきた。

最愛の妻を亡くした喪主の挨拶の時である。


私は、乳がんでずーっと床に伏した具合の悪い伯母さんしか浮かんでこない。


合間合間の沈黙が、どれほど妻を愛していたのか痛いほど伝わってきて、もらい泣きしたくらいである。


伯父は96歳で施設の見取りだった。

晩年は社交ダンスも始め、孫ひ孫合わせて11人に囲まれて、

賑やかで楽しかったろう話を聞いて心が和んだ。

だから、お通夜はしんみりのしの字もなく、

笑顔で送り出せて良かった。


棺の中の伯父に、祖母が重なった。

因みに 伯父は11人兄弟の6番目。

母は7番目。

57歳で亡くなった母の葬儀の時に、挨拶をしてくれたのも幸おじさんだった。


合掌

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