明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

3度の満塁逸機

2014-08-06 22:33:31 | 2014年
8月6日(水) 名古屋ドーム
広島 2 - 3 中日
●バリントン(8勝8敗)、中田
本:菊池(7号)


 カープは1、3、5回と満塁のチャンスを作るが得点したのは5回の押出しの1点のみ。6安打ながらも10個の四球をもらいながら13残塁。結果的には序盤に一気にたたみかけられなかった時点で勝負は決していた…。


 エル、ポイントが後ろ過ぎて前で捉えられない。只今絶不調。
 キラ、覇気がない。闘志なき者は…。おそらくヒースとの入れ替わりはキラだろう。
 バリ、7回3失点と好投。責める内容ではない。
 堂林、相変わらずチャンスには弱い。
 中田、また登板…、おそらく潰れる(潰れた?)。かわいそう。


48勝45敗2分

中田に休息を

2014-08-06 12:16:17 | 2014年
8月5日(火) 豊橋
広島 2 - 3 中日
野村、H中崎(1敗1S3H)、H一岡(2勝2S16H)、永川(1勝3敗14H)、●中田(7勝5敗12H)
本:会沢(4号)


 2-2の同点で迎えた10回裏、ここのところ登板しては打たれるといった結果が続いている中田が藤井に一発を浴びてサヨナラ負け。
 ついに野村監督から「配置転換、または2軍降格」という発言が出たが遅い。こんなにボロボロになる前に何か手を打ってあげればよかったのに。


48勝44敗2分

逆転を呼んだ粘投

2014-08-03 17:29:48 | 2014年
8月3日(日) 東京ドーム
広島 7 - 2 巨人
○福井(2勝1敗)、一岡、ミコライオ
本:堂林(6号)


 福井は立ち上がりからフラフラ。2回に四球からロペスにレフト2階席を飛び越えるドデカイ一発を浴び先制を許す。その後死球を与えたりと再三出塁を許し、状態は決してよくはなかったが、それでも要所を締める。甘い球も多かったが打球がことごとく野手の正面をつき3つのダブルプレーもあり7回をHRの2点に抑える。
 ただ、これが福井の持ち味ともいえる。前回同様だが福井に細かい制球を求めるのは無理。ある程度アバウトなコントールでもしっかり腕を振って投げれば少々は抑えれることは前回と今日のピッチングで証明できたはず。

 
 その福井への援護は6回。大竹に1安打に抑えられいた打線はこの回先頭の堂林の一発で反撃の狼煙。大竹はカープ時代からそうだが好投していても試合の中で必ずフワッと”たれる”イニングがある。そこでたたみかけれるかどうかが大きなポイント。

 そういう意味では続く菊池の2塁打が大きかった。以下、丸四球、エルがセンター前にタイムリーで同点、代打小窪は倒れるが、代わった青木から田中がライト前へのタイムリーで逆転、さらに梵レフト前に2点タイムリー、梵が初球に盗塁を決めると会沢はライト前に運んでこの回一挙6得点。鮮やかな逆転劇。


 とにもかくにもこの逆転劇を呼び込んだのは福井の粘りのピッチング。終わってみれば巨人相手に7回2失点なら上々だ。


48勝43敗2分

嫌なタイミングのとられ方

2014-08-03 17:11:33 | 2014年
8月2日(土) 東京ドーム
広島 1 - 3 巨人
●大瀬良(6勝4敗)、永川


 今日はこのブログによくコメントをくれる”わし”君とのTV観戦。

 注目の大瀬良の立ち上がり。坂本に対する2球目、大瀬良が投球動作で足をあげた瞬間2人して「あっ」と。というもの坂本のタイミングはバッチリ。結果はレフト前ヒットだったが正直「ホームランにならなくて良かったな」と。
 この回1死2、3塁のピンチを招くが、4番阿部のところから良い意味で大瀬良は開き直って大胆なインコース攻めで阿部、アンダーソンを抑え無失点で切り抜ける。

 その後大瀬良は球威、テンポも良くなり巨人打線を翻弄。打線は5回に大瀬良を援護。大瀬良の3塁打から堂林が犠牲フライで先制。

 しかし、その裏。初回の打席でタイミングがあっていた坂本を迎えるとその嫌な予感的中。見事にレフトスタンドに運ばれ追いつかれと、さらに亀井にフェンス直撃の2塁打、さらに阿部には2ランを浴び、好投一転逆転を許す。


 試合はそのまま巨人に逃げ切られる。


47勝43敗2分

キャッチャー2人体制の弊害

2014-08-01 21:27:06 | 2014年
8月1日(金) 東京ドーム
広島 2 - 2 巨人
前田、H一岡(2勝2S15H)、H中崎(1敗1S2H)、中田
本:丸(15号)


 倉が2軍行きになった時に石原、会沢のキャッチャー2人体制に不安を感じたが、まさにその嫌な形が表に出てしまった。2-2の同点で迎えた8回表、先頭の田中の2塁打を足がかりに梵が送って、1死3塁でバッターは石原。
 倉降格後8試合続けて会沢がスタメンマスクを被ってきたが、今日に限って怪我から復帰後初めて石原がスタメン。そして問題の場面、このチャンスで延長を見越せば当然代打を出すわけにはいかずに石原がそのままバッターボックスへ。倉がベンチにいればここで当然代打を送れる場面だがそうもいかず。こうなれば作戦は見え見えでもスクイズしかない。さすがにここは素人でもわかる。
 その初球にスクイズ敢行もファール。2球目はバントの構えを見せるがボール。そして3球目セーフティスクイズで1塁側に転がすがファーストロペスは最初から極端な前進守備。そこへ正直なバントではホームインできるはずもなく簡単に本塁タッチアウトで勝ち越し機を潰す。
 そもそも倉を落とした時点でこういう場面が来ることはわかっていたが…。


 打線は菅野相手にこの8回の攻撃を含め度々チャンスを作るが最近の傾向そのままで決定打が出ずにモヤモヤした展開だったがそれを救ったのがマエケン。9回を投げ2失点で打線&ベンチのミスを救う。
 延長に入っても10回を一岡が、11回を中崎が3者凡退に退けると、最大のチャンスは延長12回表、1死満塁のチャンスを作るが田中の打球は良い当たりのファーストゴロ。最悪のホームゲッツーとなりここでも決定打が出ず。

 試合はそのまま引き分け。互いにチャンスの潰しあい。若干押し気味の展開だっただけにもったいなかった。


47勝42敗2分

違和感があった2回の攻撃

2014-08-01 11:03:26 | 2014年
7月31日(木) マツダ
広島 4 - 6 中日
戸田、●中崎(1敗1S1H)、小野
本:キラ(10号)


 カープは2回に先制。キラの2ランとピッチャー戸田のタイムリーで3点を奪う。この回の攻撃は4番エルから始まりエルがヒット、キラがHR、田中ヒット、木村死球、会沢ダブルプレー、戸田タイムリー、堂林四球、ワイルドピッチで2、3塁とするが、菊池内野ゴロで3アウト。会沢のゲッツーでチャンスがしぼんだかに見えたが期待薄の戸田がタイムリーで一見貴重なタイムリーに思えるし、そこに違和感はない。ただ、むしろ菊池の打席。戸田のヒットの後堂林は粘って四球、流れは完全にカープだったのでここで一本が出ていればまず勝てた試合。普通に考えればしぼみかけたチャンスを生かして3点取ったので「良し」としたいところであるが、それ以上たたみかけれなかったことが結果的に逆転負けを招いてしまった。
 さらに言えば次の3回も1死満塁で木村がショートフライでまたしてもチャンスが潰れかけたところで会沢がタイムリー。ただし2塁ランナーは本塁タッチアウト。いまいち流れをつかみきれない。


 そうこうしている間に先発戸田が4回に4点を奪われ同点に追いつかれると、2番手中崎が6回に2点を奪われる。前半こそカープの流れだったが、4、5、6回とノーヒットに抑えられると後半は完全に中日ペース。


 戸田は前々回同様勝ち投手の権利目前で大量失点。ただ、これからを考えたら出て来てもらわなければ困る選手。これくらいで判断はしてほしくないところ。むしろ、問題は中崎。あまりに太り過ぎ!
 

47勝42敗1分