明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

逆転を呼んだ粘投

2014-08-03 17:29:48 | 2014年
8月3日(日) 東京ドーム
広島 7 - 2 巨人
○福井(2勝1敗)、一岡、ミコライオ
本:堂林(6号)


 福井は立ち上がりからフラフラ。2回に四球からロペスにレフト2階席を飛び越えるドデカイ一発を浴び先制を許す。その後死球を与えたりと再三出塁を許し、状態は決してよくはなかったが、それでも要所を締める。甘い球も多かったが打球がことごとく野手の正面をつき3つのダブルプレーもあり7回をHRの2点に抑える。
 ただ、これが福井の持ち味ともいえる。前回同様だが福井に細かい制球を求めるのは無理。ある程度アバウトなコントールでもしっかり腕を振って投げれば少々は抑えれることは前回と今日のピッチングで証明できたはず。

 
 その福井への援護は6回。大竹に1安打に抑えられいた打線はこの回先頭の堂林の一発で反撃の狼煙。大竹はカープ時代からそうだが好投していても試合の中で必ずフワッと”たれる”イニングがある。そこでたたみかけれるかどうかが大きなポイント。

 そういう意味では続く菊池の2塁打が大きかった。以下、丸四球、エルがセンター前にタイムリーで同点、代打小窪は倒れるが、代わった青木から田中がライト前へのタイムリーで逆転、さらに梵レフト前に2点タイムリー、梵が初球に盗塁を決めると会沢はライト前に運んでこの回一挙6得点。鮮やかな逆転劇。


 とにもかくにもこの逆転劇を呼び込んだのは福井の粘りのピッチング。終わってみれば巨人相手に7回2失点なら上々だ。


48勝43敗2分

嫌なタイミングのとられ方

2014-08-03 17:11:33 | 2014年
8月2日(土) 東京ドーム
広島 1 - 3 巨人
●大瀬良(6勝4敗)、永川


 今日はこのブログによくコメントをくれる”わし”君とのTV観戦。

 注目の大瀬良の立ち上がり。坂本に対する2球目、大瀬良が投球動作で足をあげた瞬間2人して「あっ」と。というもの坂本のタイミングはバッチリ。結果はレフト前ヒットだったが正直「ホームランにならなくて良かったな」と。
 この回1死2、3塁のピンチを招くが、4番阿部のところから良い意味で大瀬良は開き直って大胆なインコース攻めで阿部、アンダーソンを抑え無失点で切り抜ける。

 その後大瀬良は球威、テンポも良くなり巨人打線を翻弄。打線は5回に大瀬良を援護。大瀬良の3塁打から堂林が犠牲フライで先制。

 しかし、その裏。初回の打席でタイミングがあっていた坂本を迎えるとその嫌な予感的中。見事にレフトスタンドに運ばれ追いつかれと、さらに亀井にフェンス直撃の2塁打、さらに阿部には2ランを浴び、好投一転逆転を許す。


 試合はそのまま巨人に逃げ切られる。


47勝43敗2分