明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

劇的?神憑り?サヨナラゲーム

2014-08-27 23:22:47 | 2014年
8月27日(水) マツダ
広島 2× - 1 ヤクルト
福井、H中崎(2敗1S6H)、Hミコライオ(1敗19S7H)、永川、○中田(9勝5敗14H)


 今日のピッチングいかんでは2軍の降格が言い渡されている福井が先発。背水の登板になるが今うまく回っていた6枚の先発陣に歪が出てきているので何が何でも先発ローテにしがみついて欲しい。バリが2軍、ヒースはまだ出たとこ勝負、戸田はとりあえず中継ぎに回っている。福井にとってはある意味チャンスだ。

 その福井は正直投げてみないとわからない投手。ストライクが全く入らず、凡ミスをおかしたかと思うと、マエケンをもしのぐ投球を見せることもある。さて今日はどっち? 


 福井対ナーブソンということである程度点の取り合いになることが予想されたが全く逆。福井は立ち上がりから好投。度々ランナーを出すがバックにも助けられ好調ヤクルト打線を抑える。しかし、それ以上だったのがナーブソン。8回までほぼ完璧に抑えられる。
 福井は代打との兼ね合いもあり7回無失点で降板。8回中崎、9回ミコが抑え試合は0-0のまま延長戦突入。


 試合が動いたのは10回表。4番手の永川がユウイチにタイムリーを浴び先制を許す。その裏ヤクルトは抑えのバーネットを投入し逃げ切り体制。
 しかしここから打線は粘りを見せる。田中、松山の連打で1、3塁のチャンスを作ると代打・中東がセンターに犠牲フライ。土壇場で同点に追いつく。

 試合を決めたのは11回裏。1死からエルが四球で出塁すると梵がヒットで続く。代わった久古から田中が打った打球は最悪のショートゴロ。打球も早かったので完全なゲッツーコースだったがこれをショートの森岡がトンネル。満塁となる。
続くバッターは石原。正直スクイズくらいしか期待できなかったが3球目を叩いた打球は3塁線へ。ベースよりの打球でサードが取っていればそのままベースを踏んでゲッツーという打球だったが、若干イレギュラーしたゴロを今度はサードが捕球できずに3塁ランナーがホームイン。記録はエラーくさいがヒット。石原のサヨナラタイムリー。


 エラーだろうがヒットだろうがここまでくると勝つことが大事。巨人も延長で阪神に逆転負けを喫したので順位は変わらず阪神とカープの差は0.5のまま。2ゲーム差に3チームがひしめく大混戦となってきた。


59勝51敗2分

13安打12得点

2014-08-27 11:39:59 | 2014年
8月26日(火) マツダ
広島 12 - 6 ヤクルト
○野村(6勝5敗)、H戸田(2勝1敗2H)、中崎、永川


 初回バレンティンの2ランで幕開け。カープは劣勢からのスタートとなったが、その裏すぐに打線が猛攻。堂林の四球を足がかりに以下、菊池四球、丸ヒット、ロサリオ2点タイムリー、松山四球、梵タイムリーで逆転、田中犠牲フライ、会沢アウト、野村タイムリー、相手の暴投を挟んで堂林タイムリー2塁打で一挙7得点。
 2回にも2点を追加し9-2とする。

 しかし3回以降打線がピタっと沈黙。3~6回まで0に抑えられる間に、野村が3ランを浴びるなど一時3点差まで詰め寄られる。

 7回2死走者なしから満塁のチャンスを作ると代打・小窪がレフトオーバー走者一掃の2塁打を放ちこれで勝負あり。

 野村には点差もあったのでもう少し長いイニングを投げてほしかった。投手陣の整備がままならないまま終盤戦に突入したがここからは内容よりも結果にこだわっても良い。本来なら前半戦である程度戦力を見極め整備したうえでと言う形が理想だったが、もちろんシーズンは待ったなしなので、とにかく結果が欲しい戦いが続くことになる。


 巨人阪神の首位攻防は巨人が先手。カープと巨人との差は変わらないが、阪神とは0.5ゲーム差となった。


58勝51敗2分