明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

キャッチャー2人体制の弊害

2014-08-01 21:27:06 | 2014年
8月1日(金) 東京ドーム
広島 2 - 2 巨人
前田、H一岡(2勝2S15H)、H中崎(1敗1S2H)、中田
本:丸(15号)


 倉が2軍行きになった時に石原、会沢のキャッチャー2人体制に不安を感じたが、まさにその嫌な形が表に出てしまった。2-2の同点で迎えた8回表、先頭の田中の2塁打を足がかりに梵が送って、1死3塁でバッターは石原。
 倉降格後8試合続けて会沢がスタメンマスクを被ってきたが、今日に限って怪我から復帰後初めて石原がスタメン。そして問題の場面、このチャンスで延長を見越せば当然代打を出すわけにはいかずに石原がそのままバッターボックスへ。倉がベンチにいればここで当然代打を送れる場面だがそうもいかず。こうなれば作戦は見え見えでもスクイズしかない。さすがにここは素人でもわかる。
 その初球にスクイズ敢行もファール。2球目はバントの構えを見せるがボール。そして3球目セーフティスクイズで1塁側に転がすがファーストロペスは最初から極端な前進守備。そこへ正直なバントではホームインできるはずもなく簡単に本塁タッチアウトで勝ち越し機を潰す。
 そもそも倉を落とした時点でこういう場面が来ることはわかっていたが…。


 打線は菅野相手にこの8回の攻撃を含め度々チャンスを作るが最近の傾向そのままで決定打が出ずにモヤモヤした展開だったがそれを救ったのがマエケン。9回を投げ2失点で打線&ベンチのミスを救う。
 延長に入っても10回を一岡が、11回を中崎が3者凡退に退けると、最大のチャンスは延長12回表、1死満塁のチャンスを作るが田中の打球は良い当たりのファーストゴロ。最悪のホームゲッツーとなりここでも決定打が出ず。

 試合はそのまま引き分け。互いにチャンスの潰しあい。若干押し気味の展開だっただけにもったいなかった。


47勝42敗2分

違和感があった2回の攻撃

2014-08-01 11:03:26 | 2014年
7月31日(木) マツダ
広島 4 - 6 中日
戸田、●中崎(1敗1S1H)、小野
本:キラ(10号)


 カープは2回に先制。キラの2ランとピッチャー戸田のタイムリーで3点を奪う。この回の攻撃は4番エルから始まりエルがヒット、キラがHR、田中ヒット、木村死球、会沢ダブルプレー、戸田タイムリー、堂林四球、ワイルドピッチで2、3塁とするが、菊池内野ゴロで3アウト。会沢のゲッツーでチャンスがしぼんだかに見えたが期待薄の戸田がタイムリーで一見貴重なタイムリーに思えるし、そこに違和感はない。ただ、むしろ菊池の打席。戸田のヒットの後堂林は粘って四球、流れは完全にカープだったのでここで一本が出ていればまず勝てた試合。普通に考えればしぼみかけたチャンスを生かして3点取ったので「良し」としたいところであるが、それ以上たたみかけれなかったことが結果的に逆転負けを招いてしまった。
 さらに言えば次の3回も1死満塁で木村がショートフライでまたしてもチャンスが潰れかけたところで会沢がタイムリー。ただし2塁ランナーは本塁タッチアウト。いまいち流れをつかみきれない。


 そうこうしている間に先発戸田が4回に4点を奪われ同点に追いつかれると、2番手中崎が6回に2点を奪われる。前半こそカープの流れだったが、4、5、6回とノーヒットに抑えられると後半は完全に中日ペース。


 戸田は前々回同様勝ち投手の権利目前で大量失点。ただ、これからを考えたら出て来てもらわなければ困る選手。これくらいで判断はしてほしくないところ。むしろ、問題は中崎。あまりに太り過ぎ!
 

47勝42敗1分