明日のカープ

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前田引退

2013-09-28 09:09:46 | 2013年
 前田と言えば、数々の名シーンを思い出す。中でも巨人戦での石毛から放ったあのホームランはファンの語り草にもなっている。「北別府」、「川相」、「後逸」と言えばすぐピンとくる人も多いだろう。


 しかし、個人的に印象深いのは2つのデビュー戦。当時小学5年か6年だったと思うが、その年の春のオープン戦で衝撃のデビュー。鹿児島鴨野池球場でのロッテ戦で高校出の弱冠18歳は5打数5安打(内、4本が2塁打)。「これは凄い奴が表れた」と小学生ながらにも思った記憶がある。


 それから約3か月後の6月。公式戦で1軍に昇格すると即タイムリー。記憶が曖昧なところはあるが、その日たしか2安打したように記憶している。ここから一気にスター街道にのし上がった。


 前田の引退に関してはこのブログ内でも何度か触れた。近年は代打専門で前田が出塁すれば必ず中東のような代走が必要なわけで、それであれば中東には申し訳ないが、若い将来性のある選手を2名登録した方が良いと。
 また、これだけの選手に誰も「引退」を勧告できるわけないので、あとは本人が引き際を決めるだけとも。若干長引かせすぎた感はあるが、やはり実際に「引退」となると少し寂しい。


 背番号「1」については「ふさわしい選手が今はいない。そういう選手が出るまで休ましてあげて」と語ったが、荷は重くなるがそういう選手が早く出てくることを願うのみ。

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