☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

献血について

2011年03月16日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
私の周りでも「今何ができるか?」

みんなが真剣に考え始めています。

そんな中で献血に行く方も増えているので、ちょっとした予備知識。




阪神のときには
みんなが一斉に献血に向かい、その血液が尽きた頃に血液も献血者も不足し困ったそうです。

血液は三ヶ月に一回しか提供できないものです。
それなのに、400献血の保存期間は最大21日。

成分献血は3日しかありませんが、次回献血は2週間後。

血液が必要となるのは今だけではありません 。

ある程度日を置いてから、行くこともオススメします。

また、事前に自分が献血可能かどうかをインターネットで調べておくと良いと思います。

私は貧血気味で献血に行くとほとんど断られてしまいます・・・(体調がいい時は可能なこともあります!!!)
以下は、
献血協力について赤十字血液センターからのコメント です。


①今すぐ必要となる分の備蓄はあります。
②今後不足が予想される時は報道機関を通じて協力の呼びかけをします。
③献血間隔は通常で3ヶ月、成分献血で2週間。

結論:血液鮮度の関係上、 呼びかけがあってからの協力が一番助かる とのこと。


でも
献血に行こう、という気持ちがとても大事です。

何より自分が元気であることが大切、次回の献血に備えて、鉄分をたくさん採って再度献血に行けるようになるのが一番ですね!!!


金子みすずさんの詩

2011年03月16日 | 農園ビギンでは
震災後CMで毎日のように見かける

「ごめんねっていうと
ごめんねっていう」

の金子みすずさんの詩


いつだったか学生時代に勉強した時から気になっていた方です。

大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人で26歳の若さでこの世を去りました。

代表的な作品

「わたしと小鳥とすずと」が大好きです。

「わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。


わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。 」



みんなそれぞれが、いろいろな特徴があって、でもそれに優劣はなくて
それぞれが、素晴らしいんだよ、みんなそれでいいんだよって言ってくれてる。

「みんないい。」

なんだか
この一言が
心に響いて
涙が出る。



星とたんぽぽ」などもとても素敵な詩なので機会があったら読んでみてください。


避難生活の時
新津の育ちの森の椎谷照美さんやたくさんの方が、心のケアとして慰問に来てくださいました。

水、食料、毛布、生活資材が救援物資としてあげられる中
深く心を被災した子供たち、お年寄り、お母さん、お父さんたちにとって歌や絵本、ミニパフォーマンスなどは心の救援物資としてとても嬉しかったのを覚えています。
そして
最後にギュッと手を握って、あったかいハーブティを入れてくださって、肩を叩いて「大丈夫だよ」って笑顔で言ってくださいました。
なんだかね
そんな時間が欲しかったんです。



音楽や詩や本、そしてハーブはリラックスさせてくれる効果があります。
「折り紙、おもちゃ、絵本を送ったら不謹慎ですか?」

質問されました。
私は絶対アリだと思います。
こんな時だからこそ、子供たちに笑顔をプレゼントすることも必要じゃないでしょうか?


避難所に食糧、水などが十分に供給されるようになってきたら、そんな救援物資も送れたらいいな、と思っています。