テレビから流れてくる悲惨な状況・・・
明らかになってくる現実。
とてもブログを書く気になれずにいましたが、被災していない私達ができることを今こそ真剣に考えなければいけません。
そして
中越大震災を経験したからこそわかる教訓を、今こそ生かさなければいけません。
昨年「10・23を想う」という記事を書きました。
自分が被災した経験、主に当日の様子だけを書きましたが、現実的に厳しかったのはその後です。
ただ
愚痴っぽくなることは書きたくなかった。
人には見せたくない、見せなくてもいい部分は隠しておきたかった。
でも
今こうして毎日被災地の映像を見るとあの日が蘇ってきて、心が苦しくなります。
その後の大変さ、ネットワークの大切さ、義援金のこと、救援物資の違和感・・・
実際に被災してみてわかったことがたくさんありました。
テレビの映像、マスコミの報道だけでは伝わらないことがたくさんありました。
テレビでなにが不足しているか?
必要なものは何か?
と
報道され、一般市民の私たちからすると、すぐにでも送ってあげたいと思います。
しかし
個人からの救援物資は今はストップしています。
もどかしいかもしれませんが、それは今までの教訓から学んだ正しい判断だと私は思っています。
現場は混乱しています。
仕分けする段取りも出来ていません。
私たちが考えている以上に輸送状態も困難です。
どこにどれだけ、どんなものが不足しているか把握し切れていません。
私の住んでいた地域は市内へ向かう道2本に亀裂が入り、しばらくほとんどの救援物資も届きませんでした。
届くのは市内の中心部のみ。
そして
情報もほとんどない状態でした。
しかし
テレビで果物が食べたいと報道されれば、1週間以上経ってからダンボール1箱のバナナが一家に一つ届いたり、賞味期限が切れた食料が届いたり、寒いと言えば数週間後にホッカイロが山ほど届いたりしました・・・
煮炊きができないと報道されれば、卓上コンロが数十個、着るものが欲しいと言えば着物やぼろぼろの古着が届いたことも・・・
だから
今はまだ少し待ってください。
その気持ちを大切にとっておいてください。
この大混乱の中一方的に何かを送るより、本当に必要な人の元へ、本当に必要としているものを届けられることが大切だと思います。
被災されて困っている方、親戚、知人、その人たちの声を聞いてください。
そして
何より義援金
当時、被災者であった私がこのことを言って、非難されたこともありました。
気持ちの方が大事だろう!!!
と
しかし
周りの生活が落ち着き、家に戻ってみるとその被害の大きさに愕然とします。
その時
実家、大学、高校、地元有志の方たちからの義援金に助けられました。
本当に本当に有難かったです・・・
今回の地震で避難生活をしているという後輩たち、友達からやっと無事の連絡がきました・・・
今すぐにでも飛んでいって助けてあげたい。
でも
でも
食べるものも、住むところもままならない現地に行って、なにができるでしょうか?
もう少し、もう少しだけ落ち着いたら
私達ができる精一杯のことをしよう。
そして
本当の被災は家や道路、建物ばかりでなく田んぼや畑もあり
そして何より
心が
被災していたこと
今回の地震による
被災者の方の心のケアも重要になってきます・・・
自治体ができること
専門家ができること
そして
私たちの一歩でできること
真剣に考えていきたいです。
少しずつ経験談を書いていきます・・・
個人的な経験談なので、人によってはそう感じないこともあるかもしれません。
一つの経験として聞いていただければ幸いです。
明らかになってくる現実。
とてもブログを書く気になれずにいましたが、被災していない私達ができることを今こそ真剣に考えなければいけません。
そして
中越大震災を経験したからこそわかる教訓を、今こそ生かさなければいけません。
昨年「10・23を想う」という記事を書きました。
自分が被災した経験、主に当日の様子だけを書きましたが、現実的に厳しかったのはその後です。
ただ
愚痴っぽくなることは書きたくなかった。
人には見せたくない、見せなくてもいい部分は隠しておきたかった。
でも
今こうして毎日被災地の映像を見るとあの日が蘇ってきて、心が苦しくなります。
その後の大変さ、ネットワークの大切さ、義援金のこと、救援物資の違和感・・・
実際に被災してみてわかったことがたくさんありました。
テレビの映像、マスコミの報道だけでは伝わらないことがたくさんありました。
テレビでなにが不足しているか?
必要なものは何か?
と
報道され、一般市民の私たちからすると、すぐにでも送ってあげたいと思います。
しかし
個人からの救援物資は今はストップしています。
もどかしいかもしれませんが、それは今までの教訓から学んだ正しい判断だと私は思っています。
現場は混乱しています。
仕分けする段取りも出来ていません。
私たちが考えている以上に輸送状態も困難です。
どこにどれだけ、どんなものが不足しているか把握し切れていません。
私の住んでいた地域は市内へ向かう道2本に亀裂が入り、しばらくほとんどの救援物資も届きませんでした。
届くのは市内の中心部のみ。
そして
情報もほとんどない状態でした。
しかし
テレビで果物が食べたいと報道されれば、1週間以上経ってからダンボール1箱のバナナが一家に一つ届いたり、賞味期限が切れた食料が届いたり、寒いと言えば数週間後にホッカイロが山ほど届いたりしました・・・
煮炊きができないと報道されれば、卓上コンロが数十個、着るものが欲しいと言えば着物やぼろぼろの古着が届いたことも・・・
だから
今はまだ少し待ってください。
その気持ちを大切にとっておいてください。
この大混乱の中一方的に何かを送るより、本当に必要な人の元へ、本当に必要としているものを届けられることが大切だと思います。
被災されて困っている方、親戚、知人、その人たちの声を聞いてください。
そして
何より義援金
当時、被災者であった私がこのことを言って、非難されたこともありました。
気持ちの方が大事だろう!!!
と
しかし
周りの生活が落ち着き、家に戻ってみるとその被害の大きさに愕然とします。
その時
実家、大学、高校、地元有志の方たちからの義援金に助けられました。
本当に本当に有難かったです・・・
今回の地震で避難生活をしているという後輩たち、友達からやっと無事の連絡がきました・・・
今すぐにでも飛んでいって助けてあげたい。
でも
でも
食べるものも、住むところもままならない現地に行って、なにができるでしょうか?
もう少し、もう少しだけ落ち着いたら
私達ができる精一杯のことをしよう。
そして
本当の被災は家や道路、建物ばかりでなく田んぼや畑もあり
そして何より
心が
被災していたこと
今回の地震による
被災者の方の心のケアも重要になってきます・・・
自治体ができること
専門家ができること
そして
私たちの一歩でできること
真剣に考えていきたいです。
少しずつ経験談を書いていきます・・・
個人的な経験談なので、人によってはそう感じないこともあるかもしれません。
一つの経験として聞いていただければ幸いです。