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3~4年前でしたか、首筋の髪の生え際の湿疹の治療で近所の開業医を訪れました。
そこで、色々と聞かれ・・・「過去に肝臓を悪くしたことがあります」と話したら、
先生「じゃ、肝臓の血液検査もしておきましょう」それから、「尿検査もしておきましょう」と・・・?
その時、正直・・・「首筋のかゆみがある湿疹の治療に来ただけなのに?」との疑問もありましたが、
肝機能検査も何年もやっていなかったので、「まあ、いいか」との気持ちもあり採血してもらいました・・・
看護師さんが腕に針をさす時、違和感とともに少し鈍痛がありましたが、大丈夫だろうと辛抱していました。
診察を終え、帰宅した時に、まだ鈍痛が残っていましたので、
腕をめくってみたら、青たんになっており・・・時間が経つごとに、広がり、
結局、肘の周り10cm四方まで広がってしまいました。
その開業医へ電話をし、その話をしたところ、医師の奥さんが電話に出られ「貴方、すぐに運動されたん違いますか」・・・と、
あまりに腹が立ち、「そっちこそ、針の使い回しをやってんのと違うか!?」といい、電話を切ってしまいました。
それから数日後、私の留守中に、その医院の医師から電話があり・・・喋りにくそうに話を切り出してきたらしいのです。
「先日、ご主人の血液検査の結果は、大丈夫でしたとお伝えください」と・・・
その後、この医院には、二度と行くまいと心に決めました・・・が、
最近、妻が指を深く切り、近くに外科を探していたのですが、妻が一人で行ける範囲に外科もやっているのは、この医院しかなく
仕方なく、ここで縫ってもらったのですが・・・
これがまた、抜糸した日に、ピンセットとハサミで傷口をなぶりたくり再び口が開いてしまいました。
妻も頭に来てしまい、二度と通うことはありませんでした。
話がそれてしまいましたが・・・
今朝は、肝臓のウイルス検査の記事を紹介してみようと思います。
~以下、9月19日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
肝臓を守る
コンビニ前で検診相談
「検査を受けたことがないので、いい機会と思ってきました」「コンビニで話が聞けると便利ですね」
埼玉県飯能市の西沢正治さん(83)、喜代子さん(81)夫妻はこう話す。
同県日高市のローソン日高上鹿山店。今年7月20日、店の前に特設コーナーが設けられ、埼玉医大の医師達が、訪れた人達に肝炎ウイルス検診についての相談にのっていた。
B型、C型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎を起こすと、肝硬変、肝臓がんへと進行する。国内で肝臓がんで亡くなる人は年約3万5000人。その約85%はB、C型肝炎ウイルスが原因だ。いずれかのウイルスに感染している人は推計で300万人以上もいる。
かつては輸血や注射器の使い回し、母子感染などで広がったが、今は検査などの対策が取られ、感染の心配はほぼない。
「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓は、感染していたとしても症状が出ないことも多い。国は一生に一度は肝炎ウイルスの血液検査を受けるよう呼びかけている。
市町村や、都道府県の保健所などが検査を受け持ち、無料で受けられるところも多い。だが、普及は進んでいないのが実情だ。昨年、厚生労働省が20~79歳の7万4000人に実施した郵送アンケートでは、回答者2万3720人中、肝炎ウイルス検診を受けたことがあると答えた人は26%、手術前や妊娠時などに検査をしたという人を合わせてもB型肝炎ウイルスで57%、C型肝炎ウイルスで48%にとどまった。
埼玉県では市町村の負担で保健所などで検査を実施しているが、実施していない市町村も7自治体あった。これとは別に県は約1000か所の医療機関と提携して無料で検査できるようにしているが、昨年度の利用者はわずか16人だった。
そこで、埼玉医大消化器内科教授の持田智さんのアイデアで始まったのが、コンビニと提携した肝炎検診。今年7月から、同大近隣のローソン29店舗で、ポスター、チラシなどで無料肝炎検査の存在を広報し、その場で医療機関への申し込みが出来るようにした。実施地区の医療機関で検査を受けた人は100人を超え、県内の別の地域のコンビニに広げることを計画中という。
肝炎ウイルスの感染がわかっても、すぐに治療の必要がないことも多いが、医療機関での定期的な検査は必要だ。
持田さんは「ウイルスに感染しても、適切な治療で肝臓がんは予防できる。一度も検査を受けたことがない人はぜひ、受けてほしい」と呼びかける。