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危険運転罪 適用要件見直しを!

2012-08-16 | 雑記
私は京都に来て1か月強が経った頃、仕事でお得意様へ納品の途中・・・

まだ道に不慣れだった私は、お得様への入る道を探すため・・・わき見運転をしてしまった・・・

前を見た途端、信号が青の点滅であった・・・何車線もあった両サイドの車はまだ進んでいたのだ・・・が・・・

私の前の車は、停止していたのだ・・・結果、ノーブレーキ状態で追突!


当時まだ19歳だった私は、家庭裁判所に出頭した・・・

担当者の人に、「君らは免許を持っているという事はプロなんだ!」・・・と

プロだからこそ、それなりの自覚をもたなけれいけないとの言葉を貰ったように想う・・・


亀岡市の無免許運転の少年の事故を考えた時・・・

プロではない人間が法律を無視して運転し、且つ、とんでもない事故を引き起こしたという事実!

それでも、危険運転罪の適用が出来ないなんて・・・まして、無免許を繰り返していたから、技能があった・・・とは、

被害者の方々や遺族の方々の無念を思うと胸が押しつぶされそうです・・・


それでも、法改正を念頭に審議会への諮問をすると云うことを聞き、一つ前進はしそうだな・・・と


今日は、読売新聞の社説からの記事を転載してみます。

~以下、8月16日読売新聞朝刊より抜粋~













危険運転罪

 悲惨な交通事故につながる無謀運転を抑止することが大切だ。
 滝法相が、刑法の危険運転致死傷罪について、適用要件を見直す方針を表明した。法改正を念頭に、9月にも法制審議会に諮問する。

 危険運転罪は、悪質ドライバーに対する厳罰化の一環として、2001年に新設された。しかし、「適用要件が限定的に過ぎる」という批判が絶えない。
 見直しは必要な事だろう。

 法相が見直しに動き出したきっかけは、京都府亀岡市で4月、集団登校中の児童ら3人が犠牲となった事故だ。当時18歳の無免許の少年が、徹夜で軽自動車を乗り回し、居眠り運転の末、児童の列に突っ込んだ。

 遺族は、懲役が最高の20年の危険運転罪の適用を求めたが、検察は懲役7年が上限の自動車運転過失致死傷罪で少年を起訴した。
 危険運転罪が成立する要件として、刑法は、「運転技能を有していない」ことや、制御出来ないほど高速での運転、飲酒や薬物の影響による正常でない状態での運転などを規定している。

 亀岡市での事故では、検察は、少年が過去にも無免許運転を繰り返していたことから、、「運転技能を有していない」との要件に当てはまらないと判断した。
 釈然としない思いを抱く人が多いのではないだろうか。
 危険運転罪を適用する難しさを象徴するケースと言えよう。

 危険運転罪の適用の是非が裁判の大きな争点となった例が、6年前、福岡市で起きた事故だ。追突され、海に転落した車に取り残された幼児3人が犠牲になった。

 飲酒運転だった男に対し、1審は危険運転罪を認めなかった。しかし、2審は適用し、最高裁で確定した。司法判断が分かれたのは、「正常運転が困難な状態」という要件に該当するかどうかの見極めが難しかったからだ。
 
 検察が、危険運転罪で起訴するには、運転手の酒酔いの程度や、事故当時の運転状況などを詳細に立証する必要がある。立件の壁は高いと言える。

 一昨年、自動車運転過失罪で起訴されたのは約6万4000人だったのに対し、危険運転罪での起訴は230人にとどまった。
 死亡事故を起こし、危険運転罪で起訴された被告は、裁判員裁判の対象となっている。
 裁判員による公正な事実認定を助けるためにも、要件をより明確に整理し、適用の幅を広げていくことが求められている。
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