日本のトキは絶滅した。わざわざ中国のトキを連れてきて、日本でトキを保護(?)しなければいけないのか?それは自然を馬鹿にした行為だと思う。しなければいけないのは、絶滅に追いやった反省と、今、絶滅に瀕している種を守ることではないだろうか。今、トキに対して行っていることは人間のエゴだと思う。
絶滅に瀕している種を守ることについても、もっと議論されるべきだと思う。例えば、人間の活動と共にすることによって、繁栄してきた種(里山の生き物など)が、人間の活動様式の変化について行けず、絶滅していくのは仕方ないのではないかと思っている。もちろん、私はその種が絶滅することは望んでいないし、その種の保護活動している人には、敬意を払いたい。また、人間による自然破壊によって種が絶滅することはあってはならないと思っている。
絶滅に瀕している種を守ることについても、もっと議論されるべきだと思う。例えば、人間の活動と共にすることによって、繁栄してきた種(里山の生き物など)が、人間の活動様式の変化について行けず、絶滅していくのは仕方ないのではないかと思っている。もちろん、私はその種が絶滅することは望んでいないし、その種の保護活動している人には、敬意を払いたい。また、人間による自然破壊によって種が絶滅することはあってはならないと思っている。
ここにはつぎのとおり記載されています。
「トキはコウノトリ目トキ科トキ亜科トキ属に分類されており、一種のみでトキ属Nipponia を構成する。過去には繁殖期の個体を別種・変種とみなされたこともあったが、現在では亜種などはなく、日本・中国・朝鮮半島・ロシアのいずれのトキも完全に同一の種と考えられている。」
Wiki自体どこまで信用できるかという問題はあります。
正しい環境保護とは
無駄なエネルギー消費をしないこと。よって
エアコンの使用を止める。
テレビは止めて鉱石ラジオにでもする。
ホームAVを止める。
オーディオを止める。
ゲーム機を止める。
パソコンを使わない。
掃除機は使わないで箒と雑巾で掃除をする。
洗濯機は使わないでたらいと洗濯板で選択する。
洗剤を使わないで米ぬかやヘチマのたわしを使う。
食品のパック販売を止める。
冷蔵庫を使わないで昔のように毎日その日の食材を必要なだけ買いに行く。
トイレは水洗を止めてくみ取り式にする。
道路舗装を廃止する。
河川改修をしない。
堤防など作らない。
下水道による排水を止める。
水は自然水を使用する。
建築物は木造または石造とする。
商人は在庫を持たず,生産者は受注生産を原則とする。
不燃物,自然分解しない素材を使用しない。
妙な薬品を作らない。
外国種の食用動植物を輸入,国内繁殖させない。
資本主義経済を放棄する。
要は人間にとって便利なものをひとつひとつ捨てていくことです。
実践できるでしょうか?
人間にとっては不便なこと,忌み嫌われることでも自然界では当たり前のことであったりします。
たとえば,生ゴミやペットの死骸が町中に転がって腐っていても,困るのは人間だけで自然は困りません。自然界には動物の死骸がごろごろしているのですから。
腐るとそこに病原菌が発生して人間が病死するかもしれませんが,やはり困るのは人間だけです。自然界にはいつも発生していることです。
病気や怪我の治療もしないのが自然のためかもしれません。
できる範囲で実践するということは,破滅を先延ばししているだけでしょう。あるいは自分に都合の悪いことは実践しないということでもあります。できることだけではなく,全てを実践しなければなりません。
自然を保護するということは,自然によって人間に犠牲が出ることを承認することでもあります。
人間を保護するために自然に手を加えるということは,野生動物が受け容れている自然のできごとを,人間が感情によって拒絶し(洪水による犠牲者を2度と出してはならない,というようなこと)自然に挑戦しているということでもあります。
人間が自然に従うことを止め,自然を自分の都合の良いように利用し変え始めた瞬間から,人間は自然保護とは正反対の方向に歩き始めたのでしょう。
最低でもシーボルトの時代まで遡る必要があるかもしれませんね。本気で自然保護を訴えるなら。
ごめんなさい。もう本当にこれで最後にします。
なるべく車を使わないようにするとか、鳥のさえずりに耳を傾けるとか、いろいろあると思うのですが...
Wikiの情報ですが。日本と中国のトキは近縁種であって、同種ではないみたいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/トキ#.E4.B8.AD.E5.9B.BD.きE7.94.A3.E3.83.88.E3.82.AD.E3.81.AE.E4.BA.BA.E5.B7.A5.E7.B9.81.E6.AE.96
トキについて、私と同じ考えの人を見つけました。
http://shinka3.exblog.jp/9785994/
繁殖力の大きい,あるいは捕食力の大きい外来生物が既存生物を減少絶滅させることで食物連鎖を崩壊させるという意味での生態系破壊があります。最近問題になっているのは繁殖力旺盛な外来観賞魚の放流です。こういう現象も遺伝子拡散の概念に含まれるのでしょうか。
外来生物が在来生物と交配して,在来生物とは異なる遺伝子を有する固体が生れ,これが繁殖するということもあります。でも,それだけなら生態系を破壊しないのではありませんか。問題はその固体が繁殖し有意の遺伝子の形を持った生物群が在来種を駆逐するようなケースでしょう。
遺伝子拡散という場合,素人考えでは後者のことをいっているように思うのですが違いますでしょうか。遺伝子組換え植物の花粉飛散による遺伝子拡散などが指摘されていますね。
さて,トキの場合中国産トキが繁殖することで既存生物を絶滅させるおそれがあるのでしょうか。もともと日本のトキが棲息していたころにそれが果たしていた役割を中国産トキがとって変わるのであれば,もともとの生態系の一部がリプレイスされただけで,一種のパーツ交換みたいなものです。
放鳥された中国産トキが他の鳥類と交配して相手の鳥類に中国産トキの遺伝子の影響を受けた固体が生ずる可能性はどれくらいあるのでしょう?これは抽象的可能性があるとしても具体的に有意の可能性ないし影響があるのかということです。定性的判断と定量的判断という言い方でもいいかもしれませんね。
しかし,その可能性があるなら,日本産トキの時代にすでにそういう個体が出現していてもおかしくないですよね。
なお中国産トキと日本産トキは生物学的に同一種であるとのことです。これが遺伝子の一致を意味するものかどうか解りませんが,もし一致するなら何も問題はないし,一致しないとしても壊滅的なダメージを与えることもないのではないでしょうか。
影響の大小についてはこう考えます。核施設の破壊である地域が放射能汚染されるとします。この場合の被害は甚大で小さな犠牲ではありません。しかし,3つの異なる地域にある各施設に異常が生じ,放って置けば三つとも破壊されて3地域で甚大な被害が生じるが,そのうち特定の一個を早期に破壊すれば他の2個の破壊を回避できる場合,一個を破壊してもいいでしょうということです。一個の破壊の被害は甚大だが,それによってもっと大きな被害を免れることができるということです。どんなに大きな被害や影響があったとしても,それをしないことによって発生する被害や影響よりも小さければ躊躇する必要はありません。
中国産トキの繁殖を辞めて何しますか?
正しい環境保護とは具体的に何をすればよいとお考えですか?
正しい環境保護のあり方を一般の人々に認識させるために具体的にどのようにすればよいとお考えですか?
理屈だけで中国産トキの繁殖を批判するだけでは何も生まれません。自然を破壊しつつある現状を追認するだけです。
さて,人様のブログです。荒らしと思われるのも心外ですのでこの辺で止めておきます。
先にも述べましたが、トキのプロジェクトのやっていることは自然破壊です。自然環境を訴えるという名目で、自然破壊していると言うことです。間違ったことはしないのは当然の条件として、その上で(正しい)環境保護をしたらいいのではないでしょうか?
トキの問題は,私もわざわざ中国からトキをもってきて繁殖させることはないだろうと思います。滅びたものは滅びたものとしてこれ以上人間の身勝手で他の生物を絶滅させることがないようにする術を考えるべきです。
しかし,トキの繁殖プロジェクトがなければ信助さんもこの問題に触れなかったように,多くの人は人間の身勝手で日本のトキ(ニッポニア・ニッポンでしたか)が滅びたことを知る術がなかったかもしれません。
トキの繁殖プロジェクトを見て,推進すべきと考える人も,そんな愚かなことをするなと考える人も,その前段階で,人間の恣意的行動で一つの生物を絶滅させてしまったことを認識しています。トキの繁殖プロジェクトはプロジェクト自体の愚かしさも含めて,過去の愚行を知る契機としての意味を持っています。
大きな自然保護や生物保護,環境保護のための意識を覚醒させる効果があるならば,元の論理が間違っていようと,多少の自然破壊,一部の外来遺伝子の拡散を伴おうと,それは大きな成果を生むための小さな犠牲であると考えるべきでしょう。極端ですが,10人の命を救うためなら1人を犠牲にしてもかまわない,ということです。9人犠牲にしてもいいかもしれません。場合によっては1人を救うために10人を犠牲にすることも正当とされることもありうるでしょう。
一番問題なのは何もしないことです。
トキに関しては、自然を使って、巨大遊園地を作っているだけだと思っています。以前、言ったように、考え方が間違っているという問題もありますし、外来遺伝子の拡散を国が認めていると言うことも問題です。まさしく自然破壊です。トキのプロジェクトの存在自体が、国や人々が自然に対する考え方が分かっていないことの象徴です。トキの絶滅の反省をするために、トキのプロジェクトがあるとしたら、本末転倒です。
そしたら別の偉い人が,「日本に住む韓国人の数と,韓国に住む日本人の数がどれくらだか知っているのか」と非難していました。
外国人に参政権を与えることの影響が全く違うということですね。
妙な人権意識で国を滅ぼすことがないようにしていただきたいものです。外国人は自分の国の参政権を行使すればよろしい。それ以上でも以下でもありません。
そこを人が里山にしてしまったので,そこに適応した生物が主人公になった。
その里山をまた人間が放棄したので,里山の生物が滅びる。
これって,やっぱりおかしくありません?だから里山の生き物が滅びるのが仕方がないことだとはどうしても思えないのです。
自然界ないし野生の世界では地表という限られたフロアの上に,異種生物が重層的に棲息域を設定しているのではないでしょうか。つまり同じ平面を共有してライオンもハイエナもヌーも蟻も生きている。捕食のための最低限の侵略はあっても,互いの生活のレイヤーないしフェーズを持って共存している。ただ同じフェーズで暮らすライオン同士は縄張りを主張するだけ。
ところが人間は一つの平面を占有してしまうことで他の異種生物の生活フェーズを破壊し,その種を駆逐するのではないでしょうか。
そして人間の生活領域が拡大するにつれて駆逐する生物の範囲が大きくなる。
その駆逐行為からすり抜けた種が生き残る。中には人間の生活に依存して生活するようになる生物もいるのでしょう。けれども,その種も自ら好んで人間の生活に依存したのではなく,人間の行動によって依存せざるを得ない状態に追い込まれたと見るべきではないでしょうか?
エゴではあるにしても,トキの再生は無意味ではないでしょう。絶滅に追いやった行為に対する反省や啓蒙の意味はあると思います。
もちろん見方によっては北米のインディアン居留区みたいな印象も受けますけど。そうなる前に考えろってことですね。
ただ、今の民主党の小沢さんが掲げている外国人参政権を認めるなんてことしたら、日本の市町村議会や国会には外人ばかりになって、逆に日本人も絶滅危惧種になるでしょうね。
そうなったら、どこの国の植民地になるかで、日本の自然もどうなることやら。
恐ろしい事が日本では進行しています。