信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

eBayで詐欺に遭遇

2009-08-17 04:11:50 | Weblog


ついに、eBayで詐欺に遭ってしまった。全然、商品の内容が違うとかこれまであったが、今回のは完璧な詐欺。

eBayでBarney KesselのCarmenのステレオオリジナル盤を落札したのだが、全然品物が送られてこないなぁと思っていた。ずっと気になっていたのだが、Mediaメールという発送方法だと2ヶ月かかったりすることもあるので気長に待った。さすがに遅いなと思ってメールを送っても返事なし。そこで出品者のページを見てみると、評価が2.6%となっていて、商品が届かないとネガティブ・フィードバックの嵐。

私の買ったのは$26と高額ではなかったのが、すべてもの救い。VG+評価だったが、詐欺師はなぜNM-にしなかったのだろうと疑問に思った。もっと稼げたのに。これがブルーノートとかで、$1000以上だったらと、恐ろしくなる($1000以上のは一度しか買ったことがないが)。

この出品者に対す対応は、じっくりやってろうと思っている。このジャケットのように私は怒っています。

ところで私はこのアルバムが結構好きなんですよねぇ。この前、シカゴに行ったとき、このレコードのOJC盤の新品を見つけて買っておいたのは正解だった(日本にも同じのがあるんですけどね)。

ベルキンのオプティカルケーブル

2009-08-15 18:49:45 | オーディオ


以前、ベルキンのAV20001というオプティカルケーブルが音がよいと書いた。ベルキンのホームページを見てみるとそれとは別のAV50000bというケーブルが売っていて、おもしろそうだったので買ってみた。今回のAV50000bは$60なので、AV20001より3倍近く高い。

このケーブルを手に入れるのには苦労した。UPSという運送業者が運んだのだが、なかなか商品が届かず、トラッキングを見てみるとすでにアパートのオフィスに届けたことになっている。オフィスに受け取りに行くと、品物はなかった。オフィスは品物がなくなったことに関してオフィスは責任がないの一点張り。まぁ、これは予想どおり。

品物がどうしてなくなったか、気にはなるが、責任がはっきりしているのは、品物を届けに再び来たくないので、品物を勝手にオフィスに置いていったUPSだ。UPSに交渉して、さらにベルキンに今回のレポートをUPSに送るようお願いして、やっと品物が我が家に届いた(手続きに3週間かかった)。今回、品物は家の前に放置されていた。

そんな大変な思いをして届いた、AV50000bを聴いてみた(四角-丸の変換アダプターはAV20001のを使用)。高域の情報量が多い性質は、AV20001とよく似ている。ひずみ感がAV20001より少ない(この点においてAV20001は相当優秀だが)し、楽器の存在感や音が伸びやかさもAV20001よりも良かった。これから、AV50000bを使用して行くことにした。

人間の限界

2009-08-09 09:30:38 | Weblog
他にシカゴの美術館で思ったのは、人間の限界。

体系的に作品が並べられているから、余計そう思うのかもしれないが、良いコンセプトは必ず「まね」されると思った。一つの部屋には似た作品ばかり並んでいる。どれがオリジナルのコンセプトかは私には分からない。その部屋にオリジナルの作品はない可能性もある。会話するのに言葉が必要なように、使う言葉が一緒なだけなのかもしれない(私は美術に詳しくないので、この辺のことは何とも言えない)。しかし、私にはそれらが「まね」として写り、人間(アイデア)の限界を感じた。

あと、何かの象徴として同じ素材がよく使われて、またかという感じで滑稽だった。例えば、「目」。目に特別な意味が分かるのは分かるが(私は目の研究者なのだが)、中学生とかも使いそうだし、プロだったらもうちょっとひねった方がいいのではないかと思った。人間の表現力の限界かなぁと思った。

モダンアートのフロアでは、作品のほとんどが理解できなかった。速くこのフロアを抜けたいと願った。このフロアで思ったのは、私の理解力の限界。他に思ったのは、モダンアートを突きつけていくと、「無」、「有」、「線」、「点」などに行き着きそうな気がした。そうすると、子供が定規で線を書いたものと違いがないのではないか。そこへ行き着く経過が重要視されるのなら分かるが、そうすると作品としての存在価値はあるのか?

作る側と見る側に限界を感じ、芸術によって、世界・万物が理解・共有されることはないのだなと感じ、結局人間の出来ることって、この程度なんだと思った。私が過度の期待を芸術にしていただけかもしれない。

シカゴ旅行

2009-08-04 13:11:10 | Weblog
7/31(金)-8/2(日)とシカゴに遊びに行ってきた。
デイトンからシカゴまで高速を使って6時間。アメリカは、高速代がただなのはうれしい。

中古レコード店はJazz record martという一軒しか行かなかった。アメリカで本格的な中古レコード店に入るのは初めてで、勝手が分からなかったので、最初少し困った。日本だと鍵盤はレジでしか出来ないところが多い。店員にどうしたら良いか、聞こうかなと思ったが、聞くのがめんどくさくて、その辺で適当に鍵盤してみたが、何も言われなかった。ほとんどすべて盤質が悪かった。もうちょっと丁寧にレコードを扱おうよと思った。びっくりしたのはShelly manneのmy fairladyのステレオレコードマークを2枚も発見してしまった。どちらも盤質が悪く買わなかった。ステレオレコードマークはeBayでも見たことないが、あるところにはあるんだなと思った。アメリカの懐の深さを感じた。結局、新品の再発盤レコードばかり買って帰ってきた。

美術館にも行った。まじめに絵を見たのは初めてかもしれない。ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ピカソ、マグリッドなど一気に見た。日本だったら厳重にケースに入れられた状態で鑑賞すると思うが、単に絵を壁に貼り付けた状態だったのにはびっくりした。持ち込んだカメラで写真も撮ることもOKで、これまたびっくり。その代わり警備員が多い。私は怪しく見えるらしく、私の後ろを警備員がまとわりついてきて、うっとうしかった。

私は写真撮影(蝶とか)も趣味なので、絵の構図とか気にする。この構図はへただな~と思って、作者を見たらゴッホだった。ゴッホの作品と分かっても、やはり。あの構図は下手だなと思っている。ゴッホの作品もたくさん展示されていて、5年前の作品はよく知られるゴッホの感じはしなかった。死ぬ3年前ぐらいから、ドリンカーズや自画像など、いかにもゴッホという作品になったのだなと理解した。(もっと作品を見て体系的に理解しなければいけないが)。今回、ゴッホの絵が一番印象に残った。ずっと見ていたら、ゴッホと会話しているような気分になってきたのには驚いた。