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天皇のY染色体

2019-05-05 16:06:15 | 社会

最近知って驚いたこと。歴代天皇は初代の神武天皇と同じ1本の染色体を持ち続けているという話。人は46本の染色体を持っています。そのうちの44本が常染色体で、2本が性別を決定する性染色体です。性染色体は男性でX染色体とY染色体、女性でX染色体2本となります。子供は、父のX, Y, 母のX, Xの中から、ランダムに2本の性染色体を受け継ぎます。もし、XYを受け継いだ場合は男性、XXを受け継いだ場合は女性になります。
 天皇と皇后の子供が男性である場合、必ず天皇のY染色体を受け継いだことになります。この親子関係を遡って考えると、歴代天皇は神武天皇と同じY染色体を受け継いでいることになります。子供が女性である場合、XXですので、神武天皇のY染色体は受け継ぎません。X染色体や44本の常染色体は、歴代の皇后の染色体と入れ替わるので、すでに神武天皇のものは残っていないと考えられます。加えて、X染色体や常染色体と異なり、Y染色体は原理的に組み換えが起こらない点で、染色体の内容が保護されています。男系継承により、2500年以上、神武天皇のY染色体が保存されてきたことが凄いなと感じています。知っていて男性継承にしていたのか、偶然なのか興味深いです。


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