スティーブ・ジョブスが亡くなって、どれだけ過ぎたか。今、騒がれているほど彼は偉大なのかなと思っている。前も書いたとおり、iPadなんて全然画期的でもないと思うし、iPhoneだってそんなに画期的なんだろうか？暇つぶしの道具ぐらいな印象だ。携帯電話を脳に埋め込むぐらいしたら、画期的だと思う。
と良いながら、私はマックばかり使っている。大昔、大学の卒論を書くために、LCII(LCシリーズはかっこいいが、スティーブ・ジョブスはアップルを追い出されていた)を買って依頼、ずっとマックを使っている。何台買ったか分からないぐらい(20台近く)。ウィンドウズマシンは1台も買ったことがない。LCIIを買った時は、何でも出来るような気がして、発狂しそうになるぐらい興奮した。今、マックで出来ることは、あの頃の比ではないが、あの興奮はなくなってしまったなぁ。
追記:
スティーブ・ジョブスの事で一番心に残ったのは、きちんと身辺整理してからアップルを辞めたこと。今年、体調不良でスティーブ・ジョブスがアップルCEOをやめる時、取り締まり役員の許可が下りるなら、アップルの一員として関わっていきたいと、声明を出した。凄く謙虚な印象を受けた(彼のこれまでの言動を知っているのでなおさら)。今思えば、自分が作ったアップルを思っての言葉だったと思う。立つ鳥後を濁さずというのは、この事かなと思った。
所詮 今の製品は二番煎じといいますか、
1970年代に理想として掲げていたことを
ようやく実現した感じです。
とはいえビジネス上の都合から結局アプリケーションという
枠が必ずあるのが現実でして、XeroxのStarを超えられてない
というのが私の感想です。
アランケイの理想を実現すると金儲けのネタがなくなるので
これも致し方無しかなと
コンピューター開発というと暗いイメージがありますが、アメリカのコンピューターを作ってきた人たちは熱かったですね。高い理想があったからでしょうね。スティーブ・ジョブスについていろいろ考えていましたが、彼は、フィーリングを追究した人のような気がします。外観にしても、操作性にしても。フィーリングの新規性は、なかなか示せないですが、やはり彼は新規なフィーリングを作ってきたのだと思います。
私が初めてMacの実物に触れたのは1987年の南カリフォルニア大学の研究棟でした。
その後日本語が満足に扱えるようになったIIci,SE30から仕事に導入しました。書類屋としてはWysiWygも魅力でしたが，なんといってもハイパーカードにぞっこんでした。たくさんのスタックを作って仕事に使いました。
今考えると，ハイパーカードは情報カードに最も近いデジタルデータ処理システムではなかったかと思います。
昔のMacを思い出すと，最近購入したiPad2には，DAや単機能アプリを駆使していろいろな処理をしていたころのセピア色のMacの匂いを感じます。
Macの機能を求めるとオモチャに見えますが，Macの補助入出力装置としてみるとなかなか面白いですよ。特に，大量のiOSアプリはシングルタスク時代のMacにピンからキリまで様々なユニークなアプリやDAが溢れていた時代を感じさせます。こういう活気が今のMacにはありませんね。
おかげでMacbook Proは出番がぐっと減ってしまいました。
お久しぶりです。一週間ぶりぐらいで自分のブログを見たら、コメントがあってびっくりしました。すぐお返事できて良かったです。
ハイパーカード、私も使いました。取り込んだ音も、簡単にプログラムで再生出来たりして、凄かったです。富士通のFM-8とか使っていた頃は、ビープ音の繰り返しで、音程作って、遊んでました。
今、私のお気に入りは、Macbook air13インチです。旅先で仕事するには、十分以上の早さですし、モニタのピクセル数ががMacbook pro13インチより多くて良いです。airの11インチも使ってみたいのですが、これだとエクセルとかイラストレーターとかは、きつそうかなと思います。
今日、偶然、ほんとに一瞬ですが、iPhoneを買おうかなと考えたのですが、やっぱりやめました。今の私の使い方だと、普通の携帯+Macbook airで出来ること以上の事は、何もないんですよね。