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中国政府はミスをしているかもしれない

2010-09-26 10:37:38 | Weblog
船長を釈放したのに、中国は未だ態度を硬化させている。再度の謝罪要求、レアメタルの輸出禁止、例の4人を解放しないこと、税関の厳格化など。

中国政府はミスをしているかもしれない。日本に何度謝罪要求をしても、普通謝らないだろう。落としどころがない要求していることから、中国は熱くなりすぎて冷静さを欠いているように思う。世界的には日本が敗北したとおもしろおかしく伝えられているが、日本が大人の対応をしたと考えている冷静な人もいる。保釈後の中国の対応は、中国が暴走しているという印象を与えるものであると思う。これは中国にとってマイナスだ。中国は、話し合いが出来ない国、何をしでかすか分からない国と、世界は感じるだろう。そんな国に自分のお金を置いておきたくないはずだ。

日本政府にしても、あの時起訴して中国との関係が悪くなったら、日本の世論や、アメリカ政府に叩かれていただろう(私は起訴して欲しかったが)。しかし、今回、日本が中国に対して、大人の対応をして意味がないことが示されたので、次に同じような不法侵入者が船をぶつけてきたら、当然、日本はその侵入者を遠慮なく逮捕・起訴することになる。

日本はこれまでと同様に、尖閣諸島の主権を毅然と主張する。そして、その意気込みを中国に伝えるために、今のタイミングで警備の船の数を増やさなければいけないと思う。ここで減らした方が無難と考える人がいるかもしれないが、そうすると中国につけ込まれる。


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2 コメント

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Unknown (Hatter)
2010-09-28 22:57:13
このたびのたった一隻の漁船がおこした小さな事故は、実は中国が打ったヤケクソの熱い「一手」だったような気がします。
経済には素人の目からみても、中国経済の優位性は労働賃金の安さと価格の安さでほぼ供給を独占していたレアアースの存在が大きかったようですが、どちらも高くなってしまえばこの先の経済的な大収縮は火を見るより明らかです。
中国は、第二次大戦に参戦することにより長期的不況から脱したアメリカの史実を真似ようとしているか、さもなくば尖閣諸島の地下資源を獲得することにより自国通貨の価値の裏付けにしようとしているのでしょう。
日本ではなくてアメリカが、元の対ドルレート切上げを迫るという「一手」を、日本のためじゃなくとも、打ったので中国の目論見は時間的に間に合わないでしょう。日本の役割は優柔不断に何もしないことが重要です。
もし今回の事件で日本人が日米安保の必要性を強く再認識したとすれば、それはアメリカにとって「漁夫の利」的な利得になったのではないでしょうか。 アメリカの高笑いが聞こえるようです。
というのが私の読みです。当たらずとも悪いほうへ推移しなければいいですね。
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Unknown (信助)
2010-09-29 05:59:12
Hatterさんのおっしゃることと共通しているかもしれませんが、今は、言うべきことは言って、欧米諸国に隠れながら主張出来る場合は(元切上要求等)、隠れて主張していけば良いのかなと思っています。

もちろん私は政府に文句も言いますが、日本の経済が良くなるように頑張って仕事しようと思います。
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