信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

バイナリ一致しないソフトもあった!

2008-05-29 13:28:09 | オーディオ
前回、CopyToで取り込んだファイルとiTunesで取り込んだファイルを、それぞれWAVE変換して、「音比べ」でチェックしたらバイナリ一致したと書いた。しかし、バイナリ一致しないソフトもあった。

バイナリ一致しなかったソフトはGilbertoのJoao Gilberto(http://www.hmv.co.jp/product/detail/425713)。ブラジル輸入盤。音はCopyToで取り込んだ方が圧倒的によい。同じソフトとは思えないぐらい。WAVE変換してもオリジナルAIFFファイルの音質の違いはほとんど残っている。

また、CopyToの謎は深まった。

CopyToファイルのバイナリ一致

2008-05-26 21:49:11 | オーディオ
CopyToで取り込んだファイルのバイナリ解析をしてみた。AIFFファイルをiTunesでWAVに変換して(ここまでMac OSX)、BootcampでWindowsを立ち上げ、「音くらべ」でバイナリデータを比較した。

比較したデータは、
1. MacProのiTunesで取り込んだもの
2. MacProのCopyToで取り込んだもの
3. MacBookのCopyToで取り込んだもの

[CopyToで取り込んだデータを、iTunesのリストにドラッグし、iTunesフォルダにデータを複製して音を聞くと、1よりも、2と3の方が音が良い。]

結果としては、すべてバイナリ一致した。

CopyToの音楽データの取り込み効率(エラーの低さ)がiTunesの取り込み効率より高いというわけではなさそうだ。「音くらべ」が音楽データだけバイナリチェックしているのか、音楽データ以外のメタデータ等も含めてバイナリチェックしているのかよく分からない。少なくともファイル名のデータは違っているはずだが、それは除外されているようだ。

音楽データが同じなのになぜ音が違うのか?思いつく仮説を下にあげてみた。

a. メタデータの違い
CopyToで取り込んだものとiTunesで取り込んだものはメタデータが異なり、iTunesで取り込んだ時に負荷されるメタデータは、再生時、負荷となり音質が下がる。

b. CopyToで取り込むと、音に有利なハードディスクの位置に保存される
連続したセクタや、OSのセクタに近い位置など、再生するときに負荷がかかりにくい場所に保存される可能性。

しかし、CopyToで取り込んだファイルをiTunesで複製しなおしたものも音が良いので、a、bどちらの仮説も矛盾を感じる。

Yohshii9で聴きたい音楽7

2008-05-26 11:40:16 | Yoshii9で聴きたい音楽
 

オハイオ州の片田舎にSecond Time Aroung Musicという中古CD屋がある。今日、そこで物色していたら隣の知らないアメリカ人が、この店は、たまにほんとに珍しいCDが入るよねなんて話しかけられた。(先日は、ここでHerbie Mannの自主制作盤CDやJaco Pastoriusのファーストアルバムをゲットした。)たまたま、スタン・ゲッツのSerenityを見つけ、これ持ってる?と聞いてみたら、持っているらしく、これはすごく良いよねと話が合ってしまった。お前、なかなかやるな。アメリカだと、こんな感じで気軽に話が始まる。

ゲッツはまぎれもなく天才で、ジャズを芸術と言えるレベルで演奏できる数少ないミュージシャンだ。SerenityとAnniversaryはコペンハーゲンでのライブ演奏。演奏も、音も良い。私的にはBlood Countの入っている、Anniversaryの方が好きだ。このBlood Countが感動的。Anniversaryは限定版でLPが発売されたが、実は、Blood CountはオリジナルLPには入っていない。どうゆうことなんだろう。

昔、名古屋のジャズシンジケートという中古屋で、Anniversaryのレコードを見つけたが、コンピレーションアルバムだろうと思って、買わずに帰ってしまった。家に帰ってディスコグラフィーを見たら、オリジナルアルバムであることが分かり、急いで戻ったが、そこにはAnniversaryは残っていなかった。それ以来、このレコードは一度も見ていない。悔しい思い出だ。

Yohshii9で聴きたい音楽6

2008-05-25 13:03:06 | Yoshii9で聴きたい音楽


Arne Domnérusは大好きなアルトサックス奏者、芸術的なキャノンボール・アダレイと言ったら、怒られてしまうだろうか?Propriusというレーベルから出ているJazz at the Pawnshopは音が良いし、演奏も良いので有名だが、同じくPropriusから出ている、このHeartfeltこそ、もっとたくさんの人に聞いてほしいと思うCDだ。傑作! 音も抜群だし、演奏も抜群。

もうHMVでは買えなくなってしまったようだ、アマゾンに在庫がある模様。

精鋭40番さんのリッピングソフト

2008-05-23 09:41:03 | オーディオ
プロケーブルのページでダウンロードできる40番さんのリッピングソフトは凄い。このソフトを使いたいためにMacを買う人がいてもおかしくない。キラーソフト誕生か!?

これまで、Macbookの取り込みと、MacProの取り込みの音の違いを感じなかったし、バイナリ一致もしていたので、正直、今の状況において、取り込みは、さほど重要ではないのかもしれないと思っていた。しかし、それは間違っていた。とにかく40番さんのリッピングソフトは凄い。

40番さんのリッピングソフトはとてもシンプルだけど、40番さんやプロケーブルユーザーの皆さんの研究の成果が詰まっているように思う。素晴らしい。私も使わせて下さい。ありがとうございます。

CD、売っちゃわなくて良かった。

Yoshii9で聴きたい音楽5

2008-05-21 11:41:28 | Yoshii9で聴きたい音楽


ギタリストの渡辺香津美もYoshii9ユーザー。このCDはソロギターのシリーズの一枚。4枚のうち、このCDが一番好き。夜中琵琶湖の横をドライブしていたとき、「天国への階段」をラジオで聞いたのが強く記憶に残っている。



このCDは十年以上前に中古レコードで聞いたのが最初。この演奏も大好き。音も良い方だと思うが、レコードの方が良かったかもしれない。

光出力データの解析系

2008-05-17 14:02:25 | オーディオ
光出力データのバイナリデータを解析したかったが、自分のシステムで実験系が動かなかった。以前のブログのコメントにも書いたが、Macbook(iTunes)->光出力->MacProのQuickTimeProで録音->QuickTimeProでWAV変換->音くらべで比較(bootcamp)の系で、同じ曲を2回録音した時、その2つのデータは全く一致しなかった。

Quicktimeの代わりにAudioExpress(http://www.realmacsoftware.com/support/viewtopic.php?id=1009)というソフト(元々シェアソフトだったが作者が開発をやめたとき、シリアルキーを公開した)を使って録音したら、2回録音したデータがほぼ一致するようになった。QuickTimeProがヘボだったということだ。具体的なシステムは、Macbook(iTunes)->光出力->MacProのAudioExpressで録音->iTunesへデータを転送しWAV化->音くらべで比較(bootcamp)。デジタルケーブルはたまたま手元にあったアップルの物。

このシステムで約10秒分の音楽を2回録音して、両者を比較したところ、2箇所だけデータが一致しなかったが、他のデータは完全に一致した。10秒中2カ所のデータの違いは通常の人間であれば決して分かることのないレベルである。今回の録音データはオリジナルのWAVデータと全く一致しなかったことも付け加えておく。

実験をするには十分な系が出来たと思われるので、以下のことを追々、調べていきたい。

1) iTunesのバージョンによって光データは異なるのか?
2) オリジナルのWAVデータと光出力データは一致するのことがあるのか?
3) AMEの光出力とMacの光出力データは同じなのか?
4) 複数のスピーカー設定のデータは、通常の再生データと異なるのか?
5) RamDiskにiTunesと音楽ファイルを置いたとき光出力データは変わるのか?

「iTunesのバージョンの違いによる音の差(AMEアナログ出力)」、「複数のスピーカー設定の音の悪さ」、そして「RamDiskの音の良さ」やなど、いつも音の違いを感じていることが、デジタルデータの違いによるものかどうか分かればと思っている。もし、デジタルデータに違いがなければ、ジッターなど別の要因を考え始めよう。

Yoshii9で聴きたい音楽4

2008-05-16 13:21:32 | Yoshii9で聴きたい音楽


<バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全曲 ヘンリク・シェリング>
まぁ、ジャズは、詳しい方なのだが、クラシックのことはホントによく分からない。でも、クラシックも好きでよく聴いている。

クラシックは、何を買ったらいいか分からない。そんな私が見つけた方法は、1000円ぐらいの廉価盤の中からCDを探すことだ。ジャズCDの経験から、これらの廉価盤のほとんどは歴史的名盤と言われる物で、やはり名盤と言われるものは、良い物が多いのだ。

このCDもその方法で見つけた。この人の演奏はどっしりしているのだが、一方で女性的な柔軟さも感じて面白かった。録音も素晴らしく、装置が良くなれば良くなっただけ、新たな発見がありそうな、底なしの音だ。

Yoshii9で聴きたい音楽3

2008-05-14 12:09:20 | Yoshii9で聴きたい音楽
  

BEGINは、いか天出身のバンド。大学時代、土曜の夜と言えば、徹マンとイカ天だった。

一枚目はB.Y.Gでのライブ。これが一番好きなアルバム。「パイナップルムーン」や「時代遅れのバースディプレゼント」が好きだ。確か、アルバムの解説で、B.Y.Gのマスターが録音条件が良くないと書いていたと思うが、いえいえ、どうして、素直な良い音で音楽に浸れる。

二枚目は、「いか天レーベル」よりリリースされていた幻のアルバムらしい。デビュー当時の初々しいBEGIN。いか天で初めて聴いた「恋しくて」はこのアルバムの演奏が一番好きだ。こちらのアルバムも素直に録音されていて、ギターの音が延びて気持ちいい。