脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

1年の半分、干支ウシづくり

2021-06-30 | 干支シリーズ/縁起物



 
厚い雲の、梅雨の空です。




オニヤンマは、サナギから抜け出て、
バッタは、葉っぱの上で擬態してるつもりか、じっとしたまま。
 







工房前にある梅の木。
私の師匠が昭和50年頃に植えたものだ。



カリカリ梅用は10日前くらいに、もいだ。
残した実は
もう少し熟すのを待って、
嫁さんと義姉の手で
酸っぱい梅干しになる。




そして、
窯小屋の前に積んだ丸太。

手伝いの学君と、一緒に運んできた
直径25cm長さ1mの赤松。

こんなの、1人では運べない。





「木の駅プロジェクト」を行っている
後輩から譲って貰った。
(後輩といっても理事長さま)
ありがたい。

割って登り窯の薪を作る。




工房では、
干支うし作りが、相変わらず続いてます。

芸術工科大の女子2人が作ったパーツを
修正しながら組み立てる。





うしの顔です。





そして、乾燥中のうし達。




深山焼干支シリーズ制作は、7月突入確定しました!

1年の半分が過ぎるのに、まだ干支作りをしているなんて、初めてだ。

昨年の師走からやってるんだから、とっくに半年以上ウシを作っている事になる。

いつもは、成人式の記念品のカップをロクロびきしている時期だが、
コロナの影響で、しなくても間に合いそう。

そこの埋め合わせになっている。




陶芸教室は、
昨日、3歳と5歳のカワイイ姉妹のいる家族連れがサクランボを作っていった。



そして今週末、小学校の親子行事の陶芸教室が2校同時に入っていて、
知人の陶芸家の、きみと君に応援を頼んでいる。 

助かる。

教室用つち団子


皆んなに、助けてもらって
自分はやっていけてる。

助けてもらえる事も、
その人の実力って言うらしい。
(自惚れてはいけない笑)

色々な事で、
焦ったり迷ったり悩んだりを繰り返す日々だが、
ジタバタしてもしょうがない。




干支うしに添付している説明書きの一節を
思い出した。

「十二支のなかで、牛歩と言うように、
1番歩きが遅いのが牛。2021年は、先を急がず一歩一歩着実に進む事が大事で、基礎を積み上げていく時期、黙々と目の前の事をこなすことが将来に繋がる」


そうか、まずは、
目の前のウシの、頭と胴体をくっ付けよう。



お待ち頂いてるお客様と
干支ウシ達に、感謝です。





………………………………

■陶芸体験教室 手びねり体験

陶芸の基本の手びねり技法。湯呑み、マグカップ、小皿などをつくります。作品は、1人2個までつくれます。

料金 [ 粘土500g使用 ] 1 1700円




釉掛け作業。



■陶芸体験教室 電動ロクロ体験 

ひとり3300円〜

 


深山焼 深山工房つち団子
090-2955-1939

深山工房つち団子公式ウェブサイト


深山工房つち団子 インスタグラム








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