脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

田んぼアートの稲を、焼物の釉薬にしたら

2015-07-28 | 田んぼアート
7月17日の山形新聞



暑いですね~。

でも、お蚕姫の娘、まゆみは時折吹く風になびいて、涼しげに見えます。


だいぶ成長しました。
5月31日、6月8日の、つち団子ブログをご参照ください。
田んぼに下りて近くで見ると、こんな感じ。

色々な色の穂。






稲は、焼物の釉薬の原料になります。

他の植物に比べて、珪酸分がすごく多いです。

珪酸分とは.SiO2。
窓、ビンなどガラスの主成分です。

他には、竹、ススキ、トクサなどピン!としっかり立っている植物には多いハズ。

下の写真のトクサは、ザラザラしててサンドペーパーの代わりにもなる植物。
自分は、こういう変わったのが好きなんです。
師匠のご自宅の玄関に生えてて、知りました。砥草と書きます。





成分を調べてはいないですが、おそらく紅花も多いと思っております。

米の、もみ殻やワラを燃やした灰を、
釉薬にした糠白釉の器。
(ぬかじろゆう)
乳濁した白色になります。

これです。



田んぼアートの色の違うワラで、
それぞれ釉薬を作ってみると
色に違いが出るのだろうか?


試してみたい気がします。


あっ!それより、
紅花を燃やして灰を取らねばだわ。




陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

ブログ
blog.goo.ne.jp/noborigamaaruyo

TEL090-2955-1939
深山工房つち団子 金田利之

◯深山焼の特注承ります。お祝い結婚式などの引出物をオーダーメイドで制作いたします。打ち合わせて色形の決定後、焼き上がりまでは、3ヶ月ほど。

◯深山焼をもっと深く知るには
「仕事旅行」をご検索してみて下さい。
「里山で陶芸家になる旅」です。


◎伐採した木、お引き受けします。
・深山工房まで運搬願います。
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・広葉樹OK。杉はNG。
枝先や葉はいりません。直径5cm以上、腕の太さくらいまで。









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