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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

ジンバブエで通貨が廃止され、米ドルに一本化

2015-06-17 | グローバル・マクロ

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ジンバブエで通貨が廃止され、米ドルに一本化」です。


⇒その理由は……:

 ─国家には3つの大きな機能があります。
  「外交」「警察」「通貨」です。

 ─これら3つ以外は“つけたり”とでも言うべきものです。
  つまりそれ以外の要素は民間に任せるべき事項なのです。

 ─逆に言えばこういうことです。
  上記の3つの権能は国家として外せない、と。

 ─それらの内、1つでも無くなったらば国家ではないのです。
  そして国家でなくなった「先」で何であり得るのかがカギなのです。

ジンバブエが通貨高権を自ら放棄しました。
すさまじいインフレにより、米ドルとの交換レートが維持出来ないのです。

結果として自国通貨を放棄しました。
そして米ドルが今後は流通していくことになります。

国家としての3つの基本的機能のどれかでも失うということ。
それは「国家」としての自死を意味します。

つまり形はともかく、もはや国家ではないのです。
ゾンビ国家とでもいうべきでしょうか。

その意味でジンバブエは新しい時代の最先端なのです。
「ゾンビ国家の始まり」です。

これがよもや全世界に広がっていくとは誰も考えていません。
ところが「そのこと」が現実になる瞬間が程なく訪れます。

それが・・・「世界史の大転換」の時、なのです。

 

(メールマガジン 2015年6月15日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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