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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

私は・・・この我が国政府の起業振興策に心から反対します

2014-08-01 | 経営・人財・起業

皆様、おはようございます。原田武夫です。

やや旧聞に属しますが・・・
このニュース、どう思われますか??

自ら起業し、経営をしたことがない官僚に任せるからこんなことになるのです。これは壮大な税金の無駄遣いです。

なぜならば。
経営とは、お金のために行うものではないからです。
あくまでも人様に御役に立つことをしたいと徹底的に願い、考え、悩みぬいて動く。
その結果、「感謝のおしるし」としてお金を頂くに過ぎないわけです。

製造業であろうと、サーヴィス業であろうと全く同じです。
これが全然わかっていない人は・・・経営などおよそ出来ないのです。

経営の基本、経済の基本、ビジネスのベースは「返報性の論理」にあります。
人は他者に尽くすと、感謝の気持ちを返されるもの。
いや、他者は返したくなるのです。仮に本当に「人間=ヒト」であるならば。


ここが分かっていない方、体感出来ない方は起業などしない方が良い。
この部分について気付かない人は経営者ではなく・・・単なる技術者なのです。

どうもこの国はこうした「本当の議論」を理解出来ない人がリーダーの席に座りすぎているのです。
かつてこの国を導く政治家たちの多くは起業家たちだった。
ところがその2世、3世となってきたので全く分からないわけです。
何をすれば良いのか。

起業とは・・・塗炭の苦しみの連続です。
しかし、「それでも」とがんばると必ず誰かが見ていらっしゃる。
そして、次、さらにその次、とチャンスを下さる。
それを見抜く自分におごらず、昂ぶらず、虚心坦懐に「己の道」を探っていく。
これが起業なのです。

それが・・・サラリーマンとの違いです。同じ世界を見ているようでいて、全く違うのです。

私は・・・この我が国政府の起業振興策に心から反対します。
無意味なことをしている余裕は、我が国にはないのです。

こんなことをしている暇があれば・・・創発型人財の組織内での支援のための補助をすべきです。

http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20140729-OYT8T50189.html

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/711350168936207


 

起業後押し、650万の生活費2年支給へ…政府

2014年07月29日 15時20分 

 起業した当初に収入がほとんどなくなってしまう不安をなくし、大企業などに勤務する優秀な技術者や研究者の起業を後押しする。特に将来の市場拡大が見込まれるロボットなど製造業関連での起業を期待している。

 起業家が、経済産業省所管の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の関連会社の契約社員になる形をとり、NEDOが生活費を「給与」として支払う。8月18日まで募集し、15社(1社当たり最大3人)程度を選ぶ予定だ。

 NEDOは、試作品づくりや市場調査のための補助金(上限は年間1500万円)も支給する。

 ベンチャー企業支援の補助金は研究開発などに使い道を限り、起業家の生活費などに充てることは禁じている。このため、起業家が当面の生活費を稼ぐために、大企業が発注する研究・開発業務などを下請けして、自らの製品開発に十分な時間を充てられない――といった問題が指摘されていた。

 政府は生活費を支給することで、起業家が製品の開発に専念できるようにする。

 事業がうまく進んでいるかどうかを定期的にチェックし、将来性がないと判断すれば支給を打ち切る。お金を遊興費に充てないなど常識的な使い方も求める。

 新しい会社がどれだけ増えたかを示す「開業率」をみると、日本は4・6%で、フランス(15・3%)や英国(11・4%)に比べ低い。政府は生活費の支給などを通じて、開業率を欧米並みの10%台に高め、成長戦略を加速させたい考えだ。



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