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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

企業とは、助け合い、力を出し合ってこそ成り立つもの。

2015-05-29 | 経営・人財・起業

おはようございます。原田武夫です。
今朝は終日、某メガバンク様での研修のため、早起きさんです。

それにしても想うのは・・・
有効求人倍率が見かけ高くなっているため、どうも「働き手」のモラリティが欠けるようになっているのでは、ということ。
自分では決して気付いていないでしょうが、雇用の流動性が、元来この国にあった美徳を確実に壊している、ということを経営者の立場からは如実に見てとることが出来ます。

企業とは、助け合い、力を出し合ってこそ成り立つもの。
いかなる理由であれ、己の事情だけで出来上がっているものではないのです。それは経営者にとっても同じこと。それがどうもわかっていない、若い就労者が実に多いように思います。

B20で私が属しているSME&Entrepreneurshipタスクフォースでは、中小企業が飛躍する条件として、talented work forceが不可欠であると議論しています。
しかし実のところ大切なのはそうしたピンにあたる人財なのではなく、もっと平均値の就労者、しかも未来ある働き手のモラリティ、全体へのコミットメントに対する意識改革、これこそが必須なのではないかと思う次第です。

就労者にとって企業は選択可能なものですが、経営者、しかも創業経営者にとっては自分自身そのものが企業なのであって、そこが大きく違うのですよね。余りにも「選択可能」ということが強調され過ぎると、やがて企業活動そのものが停滞するようになり、国民経済は下向きになっていく。結果、就労者にとっても「選択不可能」な状況が出現してしまう。

2008年から2010年の厳しい時期を思い起こし、そう思います。だからこそ、働き手の、特に今はまだ「自分ならば選択肢は無限にある」などと適当に考えている方々には猛省を促したい。そう想う次第です。

さーてと!
仕事続けますか!(^_-)-☆

 

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