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ワタミが最終赤字126億円に拡大

2015-05-13 | 経営・人財・起業

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ワタミが最終赤字126億円に拡大」です。


⇒その理由は……:

 ─法人とは何か。
  それは設立を発念した個人そのものです。

 ─個人は往々にして社長となります。
  その社長そのものが法人であるというわけです。

 ─このことはどんなに法人が大きくなっても変わりません。
  最初に発念した個人が大きくなったから法人も大きくなるのです。

 ─さらにいえば当該「個人」が不在になれば法人の魂は抜けます。
  司令塔が不在となるからです。

 ─無論、物理的に存在するやもしれませんが、もはや「もぬけの殻」なの
  です。社長である「個人」が最前線に復活しない限り立ち直れません。

ワタミが最終赤字を計上しました。
従来予想より大幅に拡大した126億円余であったと言います。

今回の財務処理は相当にハードランディングであったはずです。
これまで積み上げてきた利益の多くを費やしたと報じられています。

「もう1回」は全くないカードなのです。
その際に、同社が破綻するのは目に見えています。

それにつけても思い出すのがこのワタミの創業者と私の出会いです。
あの出会いの場で同人はこう問いかけました。

「安倍さんについてどう思うか。教育刷新会議に誘われている」
私は自省気味にすべくきことを淡々と申し上げました。

しかしその言葉は一切、その御方には届かなかったようです。
その後、政界へ転出され、大切な企業は放置されました。

その結果・・・株主に対する責任が完全に放棄されたのです。
今、なすべきことはただ一つでしょう。

うわべだけで「社会貢献」「政治」をしても無意味なのです。
餅は餅屋、誇りをもって行えば神々しくなる。

己の権力など全てを捨てて、今すぐあるべき道へ戻られよ。
───そうここに、はっきりと書いておきたいと思います。

あの、日本橋の、彼の造った店舗での会食を思い起こしながら。

 

(メールマガジン 2015年5月13日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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