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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

「その時」が来ているからこそ、金庫番が動いたということです

2014-08-03 | グローバル・マクロ

 □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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 ─金融資本主義の源流を辿ると大西洋を遥かに超え、欧州に辿りつきます。
  そして欧州の源流を辿るとカトリック教会に辿りつくことになります。

 ─その一例がいわゆる「官僚制」。
  現在の「官僚制」はカトリック教会の職階がそのまま世俗化したものです。
 
 ─そして考えなければならないのは、そうした歴史の重みを持つカトリック
  教会の総本山は今、何をしているのかです。ヴァチカンの動きです。

 ─そのヴァチカンが今、俄かに動き始めた感があります。
  「反体制派」との戦いに明け暮れるシリアへの特使派遣を公表したのです。

 ─マネーの世界で「常識」となっていることが一つあります。
  それはオイル・マネーはヴァチカンへと流れ込んだということです。
 
 ─いや、それ以上に中東マネーは総じてヴァチカンへと流れ込んだと評価
  する向きもいます。そこからロンドン・シティへと抜けたのです。

 ─したがって今回の特使派遣についてもその文脈でとらえなおすことが
  必要です。言い換えれば「特使派遣中止」もその意味があるはずなのです。

本来であれば他人のものを預かっていた人は、その人の臨終にあたって意思確認
をしに行くべきものです。ところがそれをあえて止めたのはなぜなのか。

より上位の意向によるものなのか。
それとも本当に物理的な意味で意思確認をするのが余りにも危険すぎるのか。

いずれにせよ一つだけ言えること。
それは「その時」が来ているからこそ、金庫番が動いたということです。

そうした世界史の真実を知らないのは……
恐らくは私たち日本人だけなのかもしれません。

 

(メールマガジン 2012年10月24日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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