8月26日(月)快晴
東京新聞に2回大きく掲載された記事を基に、チラシを作りました。鮫川村連絡会ニュースNo.5として今日新聞折り込みに依頼しました。(A3両面)
鮫川村では、汚染された牧草の代わりに米国産牧草を一括購入して畜産農家に無償配布してきました。その購入費を、自治体として唯一東電は賠償しています。
避難区域に留まることを余儀なくされた牧場主達と、汚染物の処理を押し付けられる非避難区域の住民。線量の違いはあっても国の棄民政策に蹂躙されるという点で同じです。その中で、国の方針に従うか否かで扱いが大きく変わってきます。
かたや汚染牧草すら底を尽き餓えにあえぐ牛、かたや輸入牧草をふんだんに与えられ肥える牛。人の場合も目に見えない「エサ」が動いているのは間違いないでしょう。
河北新報でも報道されました。
被ばく牛、命の危機 福島・旧警戒区域
河北新報 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130826t65013.htm
東京電力福島第1原発の事故で被ばくした牛を殺処分せず飼い続けている同原発 20キロ圏内の畜産農家が、餌不足に悩んでいる。放射性物質に汚染された牧草を、近くの福島県鮫川村が国の指示で19日に焼却処分を開始したからだ。最後 の望みを絶たれた牛たちの命は風前のともしびだ。
(略)
希望の牧場は、餌の量を減らして今回の事態に対応している。牛たちは日に日にやせていくばかりで、餌の時間は、残りわずかになった牧草に群がった。
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